ブギーナイツの館 - 青春の蹉跌から超暇人への道までを記すブログ

のんきな人です。とにかくどうでも良いブログ。

80年代 その15

2014-11-15 01:17:53 | 80年代
本願寺月光蟲です。

入手できたら人生が変わると思ってた、というモノはあるだろうか?
私の場合に限った話ではないだろうけど、ビデオデッキ、ウォークマン の二つは劇的に変わった気がする。
もっと昔の人なら冷蔵庫とかエアコンとかテレビだったんだろう。

ビデオデッキもウォークマンも80年代のうちに親に買って貰ったりしていた。
そしてパソコンもゲームしたさに買ったがそれは80年代中期であった。

そして・・・映画の中でしょっちゅう見ていたタイプライターが凄まじく欲しくなった。
だが時代はタイプライターですら過去のものになっていた。
そう、ワープロだ。
ワープロはとにかく欲しかった。
だが、19万だのなんだののCMばかりで・・・親にねだったが買ってくれるわけもなく。
パソコン、この当時の家庭用はプリンターなんかついてるわけもなく。そういう時代で。

ワープロは妙に惹かれるモノだったが子供だし「仕事用」という大人たちの思い込みがそりゃあ凄かった。
子供が持つものではないとほとんどの大人が思ってたのではないだろうか?
その反面パソコンは「きたるべきデジタル社会」を予想し買ってもらえたりして・・・なんか変だよな。

この当時のワープロは物凄くインパクト大な上に大人たちにはすぐ浸透してたように思う。



パソコンショップでワープロを見るたびに心躍ったわけです。
「これを買えば作家になれるんではないだろうか?」みたいな・・・バカな子供にもそう思える破壊力。
親が買ってきたのが91年位だった。
だがほとんどいじらせてもらえなかった。
その当時フロッピーディスクの時代とはいえ「大事なデータ」を破損されたりするのが嫌だったのかもしれないが、でも結局のとこ「仕事以外で使うものではない」みたいな意識が大人にやはりあったように思える。

親の目を盗んでいじるとそりゃあ物凄いバカだ。
とにかく変換が大変。
漢字一個打つたびに変換という有様で2014年のPCに比べたら犬以下の変換状況。

その後パソコンが普及するまでワープロ全盛期だったんだけども・・・・ワープロって爆発的に売れたのにパソコンまでの繋ぎ期間がかなり短かった気がする。
気が付いたらパソコンの時代になっていた。
そうだよなあ、ワープロがいくら普及しても年賀状は手書きだったし。
文字しか書けないってのはある種不便だったのね。

私がワープロを買ったのはウィンドウズが出る直前。
6万円のを買った。
1人暮らしになって少ししてからでかなり奮発した覚えがあります。
その月、1万円で暮らした。
そのワープロ、まあワープロ末期だったけどやはり変換がアホ。
だけど凄まじく使った。
でもすぐ処分、そう、パソコンの時代がやってきたからだ。


今でもワープロ検定とかあるよなあ。

ワープロ・・・・懐かしいですね。


'82-88 家電CM集vol.16 ワープロ

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80年代 その14

2014-11-13 02:18:30 | 80年代
本願寺月光蟲です。

80年代のお笑いって初頭は欽ちゃんとかひょうきん族。そしてドリフ。
ひょうきん族全盛期の頃ドリフは敗れカトケン。
カトケンの時代になるとたけしが1人勝ち。
そしてとんねるずの時代に。
私はたけしととんねるずの世代でお笑いはこの二組しか影響を受けてない。
ドリフは洗脳なので話はまた別。

とんねるずはこのブログでたまに書いてたりもしますが・・・。

小学生から高校卒業位まで「とんねるず部屋」というのを作ってた。
部屋ではなく押入れの中なんだけど、上は布団、下はとんねるず。
そこにはレコード、cd、雑誌、オールナイトニッポンのカセット、みなさんのおかげですの録画ビデオやねるとんやこらーとんねるずやトライアングルブルーなど録画したもの。
中三位になるとそこがもうパンパンで屋根裏にもブツを置くように。
屋根裏はエロ本エリアだったんだけど結局とんねるず関連で埋まってた。

とんねるずと言えば歌だ。
いまだにとんねるずの歌は全曲口ずさめる。

社会人になって一時期テレビ観る時間がなくなって毎日に追われつつもみなさんだけは観てたりしたた。
なんだか時間が経ってしまって。
そしたら野猿。
野猿の企画の時は少し寂しかったのを覚えている。
「え?なんで2人で歌わないの?」と・・・・。
野猿の前ってとんねるずの人気って微妙だったんだよね。
古いファンだし大人だったので「事情はわかるけど・・・」と。
いまだに2人で歌う活動を再始動してないのは寂しい。
田舎にいた頃にツアーを一年に一回してくれて毎年毎年行ってた。

歌、歌手じゃなくてもずっと心に残る歌はあるもんですね。
とんねるずの遺伝子って確実にあるよなあ。
そこらへんのバンドなんかよりはるかにロックだったなあ。

野猿でも聴くかなあ。
でもやっぱ二人でやって欲しかったりする;;

大人になるな


迷惑でしょうが・・・ シングル盤


迷惑でしょうが・・・ キャニオン初バージョン


シカト


僕は鳥になりたい


ドラマのエンディングみたいに


星降る夜にセレナーデ


がじゃいも



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80年代 その13

2014-11-08 16:47:47 | 80年代
本願寺月光蟲です。

80年代に小学生から高校あたり。
親の財布からたまに現金を盗んだりしたわけですが・・・・。

エロ本の自動販売機、昔は結構みたものだ。
しかもだな・・・・昼間は誰一人として買ってる奴は見えない。
深夜に自転車を走らせ、警官の職質におびえ、裏道から爆走。

私が記憶してるのはさらに昔は「おつりが出ない自販機」だったと記憶している。
私が中学三年くらいになるとお釣りが出るエロ本自動販売機になったような。



小学校5年生の私は深夜しょっちゅう自転車を走らせて買ってた。
はじめて買ったときの事をよく覚えている。
深夜の大冒険がたかがエロ本なわけだが、この当時小学生は夜に出歩くなんてどこの家でも許してなく。
深夜2時に自転車で行ったんだがさすがに恐い。
田舎だったし、人通りない道を選ばないと警察に補導される恐れがあったんだ。
細かい道をひたすら自転車で走る走る。

自動販売機についたらその周りを何周もする。
人が歩いたりしてないかを周到に確認。この時点で自分が凄まじく怪しい奴になってる事に気が付かないわけだが・・・・。
ちなみにこの間どのエロ本を買うか何度も表紙チェックと値段をチェックする。
しかもね、この当時のエロ本て、「最新のエロ本」「新刊だけど本屋が余らせてたエロ本」があって。
数か月前のエロ本が定価より安かったのだ。
手元には千円。
安いエロ本は300円。
「よし・・・三冊買えるぞ」と思い千円札を入れる。
1冊目のボタンを押した瞬間・・・・・


ゴトゴトッ
ゴトゴトガッツン

と凄まじい音が・・・・深夜だし臆病だし小学生だしびびりまくった。
誰かくるんではないかと思い一回自転車をまたいだりした。

どうも1冊無事に買えたようだ。
もってきたカバンに入れ「むひひ」と。
よし二冊目。
つり銭ボタンを・・・・ってないよ。
つり銭レバーもボタンもないんだよ!

ようくみたら「お釣りは出ません」と・・・・・・・・・・・・。
この時の失望感・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
親の財布から盗んでばれたら叩かれるのを覚悟し、深夜に出発のため21時には「寝る」とか言って仮眠して自転車で警官にあわないように汗だくで爆走したのにもかかわらず・・・。
一冊だけで帰るはめに。
その次から小銭だけを持っていくように。
後にお釣りがでる自販機に変わったが。

中学後半になるとエロビデオが出てくるようになりエロ本は卒業・・・・と言いたいとこだがエロビデオは妄想が働かないのでエロ本ばかりに頼ってたり。
高校になるとコンビニも増えた上にレジに女がいても全然関係なく買えるようになったのだ。
「おれ、えろいし」とかひらきなおってたなあ。

このエロ本自販機、今はビデオってかDVDになってるらしいけど昔なんかよりも全然少ないみたい。
アマゾンもあるし何よりエロビデオも風俗もまともな男は皆行かなくなってる時代だし需要はうだつのあがらない男で高齢者だけなのかもしれないね。





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今日の1冊 日本懐かし自販機大全 魚谷 祐介 (著)

2014-10-17 12:01:09 | 80年代
本願寺月光蟲です。

久々に気軽に読めてニヤニヤできる本を紹介。
この本かなり面白いです。

自動販売機の本なのですが。
今の時代、自動販売機でご飯食べなくなったよね。
まあ昔も一握りの人しか食べてなかったと思うが・・・・(笑)

年齢によって自動販売機のごはんはイメージが変わるかもしれない。
私?たまに食べてたよ。



↑この表紙だけで面白いのは確定であります。

そうなんだよ。今の30歳以下はこんなん食べないだろう(笑)
いやね、昔世の中にいっぱいあったんだよ、食い物の自動販売機・・。
こういう自動販売機があった時代、何歳だったかによってイメージ変わるんですよね。
こういう自動販売機が置いてあるところの特徴なんだけど、

●基本はドライブイン
●でもゲームセンターも兼ねている
●バッティングセンターも兼ねている
●24時間
●風営法により深夜12時を超えるとゲームの電源が切られたりするが風営法の範囲外なので大型ゲームは24時間できる
●客層はブルーカラー・不良・オタク・トラックやタクシーの運転手
●基本無人・・・
●美人はたまに店内にいるけどどんなにビッチでも自動販売機のごはんは食べない
●まともなサラリーマンも食べない

なんだかキナ臭いでしょ?
こういうごはんの自動販売機が置いてある店って当時客層があんま良くなかったんだよね。

しかもこの本、ほんと面白くて「あったあった」「これは結構美味しかった」とか記憶の彼方で確実に覚えていた。















ね??
女の人はドン引きというか・・・・。
いや、当時のサラリーマンも食べてるのを観た事がないぞ・・・。

だれが食べてたか?

ヤンキー
ブルーカラー
運転手
そして・・・・
ゲームやりに来たガキだ!

私はそのガキだったわけで。
夏休みとか冬休みになると帰宅部だしね、ゲームやりにいくわけ。
しかも夏休みとか冬休みとかは長時間いるからお腹すくんだよ。
家に帰って食べてからまた来いよと思うかもだが・・・帰るのもだるいんだよね。
で、こういう怪しい自動販売機が登場だ!

最初はすげえ抵抗あったんだよ。
今の私を知る人にしてみたら「あんたこういうの食べる人じゃないじゃん」とか言われそうだけど。
いやね、当時も同じで「なんか不衛生っぽいな」というのが先にあったんだけど、ほら・・・
お腹すくでしょ?
そうすると仲間の金持ちの奴が食べてるわけだよ。
そうすると美味しそうに見えるんだよね。

しかもね、当時としても高くないんだよ。

うどん、ラーメンから食べはじめたりして。
しかもね、凄いんだよな、麺ものの自動販売機。
うどんとかの生麺を想像してもらえるとわかると思うけどスーパーとかで売ってる生のうどんあるでしょ?
四角いでしょ?

自動販売機で、皿がまずガンって落ちてくるんだよ。
そのあとうどんが四角いままその皿の上に落ちてくる!
その後天ぷらがガンっと音を立ててさらに上から振ってくるんだよ。
そのあと、熱湯らしき透明の液体とめんつゆの原液みたいな二本のおしっこみたいなのが上から降ってきて・・・。
ピーって音がなると完成なんだけど、麺が四角いままで自分でかき混ぜるんだよな。あれは衝撃的だったな。

同じパターンでラーメンも蕎麦もあるんだよ・・・・。
しかも200円から300円とかで食べれたな。
見るからにまずそうなんだけど・・・ネットで見つけた写真を拝借して貼っておく(笑)









こういうのを食べてたわけです。
あとねハンバーガーも良く食べたよ。
チーズトーストも良く食べた。
自販機の中であったまってから出てくるんだけど、凄まじく熱いんだよ。
「世の中こんな熱いものがあるのか?」というほど熱い。
熱すぎるからパンがシワシワになってるんです。

あとね、、、手作り弁当の自販機もあってさあ・・。
生姜焼き、とりのからあげ、焼きそばとか・・・・。
紙のお弁当箱が自販機に入っててあったまって出てくるんだけどこれも凄まじく熱いんだよ。

でもゲーム少年にしてみると安かったので感覚が麻痺してって「今日はコレにしよう」とか・・・しかもテーブルがブルーカラーばっかいるのとヤンキーばっか。
ゲームのとこで食べるとかね、行儀が凄く良くない。

かき氷の自動販売機もあってね、すごいんだよ。
サラサラしてないわけ。
氷のカタマリにシロップがかかって出てくるんだよ・・・。
ストローで刺さらないからしばらく溶かしてからジュースみたいに吸う、みたいな。

保健所とかどうなってたんだ、あの時代・・・。まあ別に問題はなかったんだろうな、お腹痛くなった事一回もなかったしなあ。
ただ、、、こういう自動販売機の店って無人だしなおかつ掘っ建て小屋とかコンクリート打ち抜きとかの店ばかりだしネズミとかゴキブリとか、、、どうなってたか想像すると恐いな・・・。

きらびやかな自動販売機のごはんだったけど衰退した理由もこの本にきちんと書いてあります。
しかし、こういうのもマニアがいるってのはなんか嬉しいですね。

でも別に今食べたくないなあ(笑)



今日の1冊 日本懐かし自販機大全 魚谷 祐介 (著) 感想






■■■■■■
最近サブカルもオタクもつまんなくなりましたね。

自称する連中ばかりが多くてゲンナリしてます。
面白い文化って自分で見つけないといけないね。
メジャーもマイナーも関係ないっす。

読んだ本の感想です。(批評ではなくただの感想)

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昔と今のスペック

2014-10-04 14:07:42 | 80年代
本願寺月光蟲です。

先日アプリストアでウロウロしてたら小学生、多分10歳くらいの時に遊んだゲームがアプリで出てるのを見つけた。

私が小学生の時、パソコンはマイコンと呼ばれてて、富士通なら富士通、NECならNECのソフトでしか遊べない時代で、しかも値段が安くて20万くらいの時代で皆ファミコンに熱中してて。

クラスで2人とパソコンあるウチはいなくて、学年で5人程度。

うちの父はかなり厳しかったけど何故か「これからはデジタルの時代だから」という先見の明だけで買ってくれた。

パソコン雑誌を読んで私はシャープのx1という機種を買ってもらった。

だが、パソコン黎明期だし学年でパソコンある家は5人とかで。
しかも先述したように「同じメーカーのソフトじゃないと貸借りしても意味がない」わけです。

学年が違っても「⚫︎年⚫︎組の⚫︎⚫︎って奴のウチでパソコン買うらしいぞ」とか聞くとパソコン持ってる奴が休み時間にそいつを探して、
「おうおう?パソコン買うなら富士通にしろよ?」とか、
「頼むからシャープのマシンを買ってくれ」とか言うわけで。

当時ぶっちぎりで強かったのはNEC、富士通。
その次が私が持ってたシャープ。

黎明期のパソコンは今からみるととんでもなくスペックが低いし高いからそうそう買ってもらえないし、当たり前だがネットもない。

当時のヲタクは誰もパソコンに興味を示してなく皆ファミコン。
そうなんだよ、当時のマイコンって未来を見据えるカルチャーであり、大人の匂い、ファミコンへのカウンターカルチャーだったんだよ。

いかんせん高いのが問題で、しかも小学生が買ってもらったとこで、やる事は限られてて、雑誌に載ってるプログラムで音楽流したり。
で、結局飽きてゲームばかりに。

だから、誰かがパソコン買うと聞くと即効でそいつのとこに行って「どれを買うんだ?」と詰め寄る。
しかもパソコンには、

当時からエロゲーがあった!

とは言っても小学生だし金ないからな、1人でも多く同じメーカーのパソコンを買う奴がいないとソフトが増えない。
この当時やっとフロッピーディスクができた時代だが、カセットがまだ主流で。
だからダビングできるんだよね。
必死でダビングするわけ。

で、結局時代はフロッピーの時代になりダビングも不可能に。

祖母から貰ったお年玉でパソコンのゲームを買いに行くのが3.4年続いたわけ。
あとはやはり貸借りして5年でマシンは寿命というかソフトが出なくなり、、、。
新しいのを買ってもらえず、結局新しいマシンを買ったのはネット寸前の時に買った。
何年あいたんだ、、。

で、当時、いわゆるアドベンチャーゲームばかりやってて。
アドベンチャーって、電脳紙芝居ゲームというか。
元々本が好きだったので探偵ゲームにはまったんだよね。
パソコンは大人の匂いがするゲームが多く。
ハードボイルドな探偵モノが当時よく出てて。

容疑者50人をしらみつぶしに当たって犯人を探すわけ。
小学生だし、親がうるさくてものすごい時間かけてクリアしました。
一年とかかけたんだよ。

そのゲームのアプリが出ててつい買ってしまった。しかも500円、、。
当時7800円、、。

懐かしいし話忘れてるからやろうかな、と。



↑すげえな、当時の画面とは比較にならないほど綺麗になってんだよ。







コマンド総当たりで容疑者を追い込むハード小ボイルドな設定なんだけど・・・。

いやね、、、深夜ちょっとやったら3時間でクリアしてしまった;;
考えて見たら小学生の時代って・・・・今に比べるとファミコンと同程度だったわけだし大作なんか作れないわけだよな・・・・。
でも当時は間違いなく大作だったんだよねえ。

当時はこの画面だ・・・。





いやあ、、、あっという間にクリアしてしまったのは自分でも笑ってしまいました・・・。
昔のアドベンチャーゲーム、そりゃそんなに長いのは作れないよな・・・・。



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