ブギーナイツの館 - 青春の蹉跌から超暇人への道までを記すブログ

のんきな人です。とにかくどうでも良いブログ。

お通しの話

2014-05-23 20:18:34 | グルメ

本願寺月光蟲です。

とりあえず酒がまあ大好きだ。
で、気になるのがお通しだ。
はっきり言っていらねえ・・・・。

ネットが普及してお通しの問題が一部で話題になるわけだがこういうのは「慣例」というやつだ。

お通し拒否問題の場合、面白いのは、


年齢
どのくらいの頻度で居酒屋に行くか?
収入

これらによってまあ解釈が違う。
居酒屋が好きな人程お通しには反対する人が多く、20代あたりの若い奴は大抵「お通し代くらい払えよ」と思っている。
そして、金を持ってて酒が好きな奴ほどお通しはいらないし金を出したくないと言う。

まあ「どこのデータ?」と言われたら「私の人生経験」としか言いようがないが・・・(笑)



お通しは私も疑問が出てきたのは30代になってからだ。

若い頃に居酒屋で働いた時に学生のコンパが来たんだけど、お通しを出し忘れるという失態を犯した時がある。
「あの、お通しきてないんですけど」と言われまずい枝豆を急いで出した覚えがあります。
最後レジでいきなりその学生が「このお通し400円って何ですか?」って聞かれた。
若い奴はお通しが金を取ってるとわかってない場合もあるんだな、と。

だけどよく考えてみるとおかしい。
いらないものを勝手に出してくるわけで。
で、法律的にはこうなる。

(売買の一方の予約)第556条 売買の一方の予約は、相手方が売買を完結する意思を表示した時から、売買の効力を生ずる。

ようは食べたら金を払わないといけない。


ずるいのは居酒屋ではメニューの一番見えないとこに値段の表記があるということだ。
しかも美味しい店ってあんまないんだよな。

ネットで少し検索してみたらこんなんが出てきた。



客「お通しいらないです」←は???(別に読まなくてもいいです)。

これ、ようはこんな感じです。


客「生一つ、お通しいらないです。」
俺「え、、申し訳ございませんが、お店のシステムとして席料、お通し代はいただく事になっています。」
客「だからお通しいらないって。」
俺「お通しをお持ちしない事は可能ですが、お通し代金は発生してしまいますがよろしいですか?」
客「いやお通し拒否って言ってるでしょ、お通し拒否出来るの法律で調べたから、いらない。」
俺「アルバイトの私にお通し拒否の決定権はないので申し訳ないですが(イライラ)」
客「あっそ、店長呼んで。」

二度と居酒屋くんなカス、お通し拒否なんて今まで一人もいないわ



これ、スレッド立てた奴は若い気がする。
居酒屋でお通しを拒否するヤツがいるなんて信じられない、という事なんだろう。
ようはナンも考えてないというか「社会常識」的な感覚なのかもしれない。
というか、この人の働く店はあんま良い店じゃない気がする。

お通しは強引なのも嫌だし、「慣例」というのは不動産屋の「礼金」みたいな感じで納得がいかない。
だが、私も日本人なわけで「お通しいりません」「拒否できません」とか言われたら何となく納得してしまう。
ケチとか思う人ってあんま居酒屋いかないんだろうな。イベントで行くわけじゃないんだよな、こっちは。

で、私も拒否することがたまにある。
安い居酒屋ほど拒否するようにはしている。
チェーンの場合はよく断る。
デートだの誰かと一緒の場合は・・・・正直見栄とかでなく、店員とのお通し拒否のやり取りがだるいのと、それこそケチだと思われたくないのでしょうがなくお通しにはナンも触れない。
1人だととりあえずは拒否してみる。

その時の店員の態度で一番嫌なのが「いや、拒否できません」とか「無理です」とか真顔で言ってくるやつがいる。
大抵ガキのバイトだ。
もう思考回路が「考える」とかがないのかもしれない。
ものには言い方って言うよりも、「何故拒否する客がいるのか?」という事を考えてないのかもしれない。
システムは拒否はできないが法律的には拒否できると思うが・・・・。

ようは、「好きじゃないものは食べたくない」というのとだからこそ金だしたくねえな、というかんじ。

なんでこれがおかしい感覚なのかがわからないんだが・・・。



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80年代 その8

2014-05-23 19:37:35 | 80年代
80年代評論家の本願寺月光蟲です^-^

そういや最近、中華料理屋と言ってるけどただの定食屋、みたいな店がほんとない。
というか、定食屋というのはもう死語に近くなってきた。
一時期新興チェーンの大戸屋が流行ったけど美味しいは美味しいけど高いイメージがある。

定食屋って考えてみたら手間ばかりかかるのに値段が安いというイメージが浸透している。
品数が多いからこそ行きたくなるんだが。
そして小鉢売りというか「あともう一品」で儲けるシステムのような。
なんだかんだで昔から調子に乗ると千円以上かかるというのがあるね。
大戸屋だとこの小鉢システムがない。

そして問題はオシャレじゃないとこだ。
品数が多く手作りだから店の掃除が行きわたらないとかあったのかもしれん。



寂しい感じもするけど時代の流れなのかもしれないね。
そもそも上の写真の「さんま定食」、これ家で作ると調理は簡単だけども手間がかかるんだよな、現代人には。
さんま焼く、米を研いで炊く、味噌汁を作る、納豆にネギを切っていれる、冷奴にかつをぶしとネギをまぶす、大根おろしを作る。
ねえ・・・・手間だよなあ。
昔は主婦(金持ち)がいて時間もあっただろうからできたんだろうね。

そもそも80年代あたりまで定食屋ってみすぼらしくてさ「独身男性のたまり場」みたいなさ、薄暗い空間だった気がする。
あれ、なんでそんな空気だったんだろうね。
バブル時代なんかに定食屋に行く独身男性ってのは確かにいけてなかった空気があったのかもしれない。
クリスマスに全国の高級ホテルは1年も前から予約しないといけないとかだったしね、そんな時代だしな。



でもここ最近は定食屋を逆に必要としてる人間が出て来てる気がする。
和食って今手軽に食べれないものね。

で、当時というか80年代と言えばドラえもんをはじめとした藤子漫画が流行った時期でもあるんだけど、藤子先生の漫画にはよく「中華料理屋っぽいけど実はただの場末のラーメン屋」みたいな店が多く登場する。
藤子漫画の場末の定食屋(ラーメン屋)は大抵汚い。
生活ギャグ漫画だから、この描写は正しいというか、そういう店が多かった事実でもある。
そして藤子先生の漫画に登場するこの手の店の特徴にゴキブリというものがある。

こんな感じだ。



↑藤子先生の漫画は本当にこの手の定食屋(ラーメン屋)とゴキブリがセットで登場する。




上記のは80年代の藤子漫画からだけど、こういう店というかラーメン屋や定食屋はこんなイメージだったとほんと思う。
家族でラーメン屋とか家族で定食屋っていうのはありえなかった。
ファミレスが出てくるわけだけど80年代のファミレスはハンバーグとステーキがメインで和食や中華なんかなかったし。
そして独身女性は1人でご飯が食べれるお店は少なすぎてたような気がする。

今現在、洋食屋も含めて言えるがなんだか「職の総合店」みたいなお店はなくなっていき、専門店みたいなものが増えた。
ファミレスも種類を増やし値段を下げてるし。
ラーメン屋にチャーハンがいつの頃からかなくなった。

ラーメン屋は餃子とチャーハンとラーメンの三個は必ずあったけどなあ。
定食屋は大抵小鉢を選んでご飯とみそ汁のセット、みたいなさ。
今はもうほんとそういう店なくなった。
そもそも中華料理と名のついた場末のラーメン屋が消えてる。
場末のラーメン屋にはカツ丼や酷い店はパスタまであったし・・・。
洋食屋と名のついた場末レストランは刺し盛りまであったしな・・・・。

こういうお店、考えてみたら90年代に入ってからあっという間に消えた気がする。
今の日本は皆自炊しなくなっている。
バランス良く食べるにはこういう店が必要な気がする。
復活を求めます・・・・。


ゴキブリは勘弁ね!!!


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