ブギーナイツの館 - 青春の蹉跌から超暇人への道までを記すブログ

のんきな人です。とにかくどうでも良いブログ。

今日の1冊 新宿駅最後の小さなお店ベルク 個人店が生き残るには?井野朋也(ベルク店長) (著)

2012-08-11 02:53:05 | 今日の1冊
最近サブカルもオタクもつまんなくなりましたね。

自称する連中ばかりが多くてゲンナリしてます。
面白い文化って自分で見つけないといけないね。


読んだ本の感想です。(批評ではなくただの感想)
読んだ事がない人向けに書いてるつもり。

■■■

新宿駅最後の小さなお店ベルク 個人店が生き残るには? 感想。


新宿駅最後の小さなお店ベルク 個人店が生き残るには?
井野朋也(ベルク店長) (著)


新宿駅中央東口改札すぐ横。
しょっちゅう行ってます。
タバコも吸えるし。
ココは生ビール美味しいです、新宿の生ビール美味しいお店はチェックしてるんですが本当に少ない;;
嫌になるほど生ビールの美味しい店がない新宿。
私はコーヒー党ではないのだがココは実はコーヒーと生ビールのお店。
ソーセージも無添加。

で、よく行くんだけどもココは店が発行する新聞を出しているのよね。
だから退屈しません。
その新聞に頻繁に登場するのは「たえずJRから出て行けといわれている」というもの。
JRの態度、家賃交渉、全部その新聞にばれます。

どうひいき目にみてもJRが分が悪い。

て、事店長が本を出してたので読んだわけです。

生ビールとコーヒーの味にこだわりつつも、家賃問題、経費問題、喫煙問題、様々な問題が語られている。
大事なのはココが物凄い一等地なのに個人店だという事。

凄いと思う。大手にも負けずテナントの大家からも追い出されるたびに勝ってきているその姿勢。
個人店で営業していくのは今の世の中凄く大変であるわけですよ。

25歳にもなると「将来お店やりたい」なんて夢はほぼ不可能だと理解できるわけです。
だが、現実にこうやって一等地を守り圧力にも負けずに続けていける秘訣があるわけです。

個人店だからこその面白さがこの本には詰まっています。

コーヒー、生ビールを主軸にしてる商売は腐るほどあるわけですが、何故ここまで生き残れたのか細かく書いてあります。

私が思ったのは「ようは・・・・長いものに撒かれず反権力」というのがでかいと思いました。

以外にも圧力に屈しないほうが良い見本みたいな・・・。


お店やってる人にはお勧めの本です。


この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 今日の1冊 日本のセックス ... | トップ | 今日の1冊 ルポ十四歳 井田... »
最新の画像もっと見る