出雲大社に行った後は、石見銀山のほうに行ってきました。僕自身、世界遺産を目的として行くのは姫路城以来で、今回の旅行の中ですごく楽しみにしていた場所でした。
アクセスは決して良いとは言えませんが、今回の旅行ではレンタカーを借りるプランでしたので、迷うことなく石見銀山のプランを組むことができました。唯一の懸念は雪による影響がないかどうかでしたが、なんとか影響を受けずに運転できました。
まず向かったのは石見銀山世界遺産センター。石見銀山周辺の駐車場情報を細かく調べきれていなかったので、ここに車を停めて動くことにしました。
まずは建物のほうに入り、見学を行いました。撮影禁止エリアもいくつかあったので、特に注意書きの無いところのみ撮影しました。
実際に触って銀を肌で確かめました。決して自慢ではないですが、僕は今まで金メダルしか貰ったことが無いです。もっとも、金メダルは小学校の時の水泳大会にもらったもので、これが最初で最後となります。
銀の比重は10.49。ステンレスが7.93、アルミが2.7なのでその感覚で見ればこの密度くらい簡単に持ち上がるだろうと思うだろうが、めっちゃ重く感じましたね。
VRでも石見銀山を散策する気分を味わえました。この後にリアルの現場に向かうわけですが、ぶっちゃけ歩くのが面倒な方はこれだけで良い気がします(笑)
施設見学後は、実際の街並みを散策することにしました。
いかにも獣に襲われそうな道をひたすら歩いていきました。観光客もそんなにいなかったので、ただただ怖い思いをしながら歩いていきました。
散策はレンタサイクルで行くことにしました。行って気づいたのですが、利用者は駐車場無料であることを知っていたら初めからここまで車で来たのにと後悔しました。ここまで来るのに片道20分かかったので、また戻るのも面倒でありました。(一応、センター行きのバスはそれなりの本数で運行されていました)
レンタサイクルは電動式でした。メインの観光スポットである坑道まで坂道が続くとのことで、電動式でも普段から乗ってないとケツが痛くなる感覚になりました。自転車に乗れない方は、ぎんざんカートと呼ばれるもので観光することができます。
駐輪場に停めてからは坑道まで歩きで向かう。周りの何もなさが当時の風景を思い出させる気がします。
ここまで頑丈な自販機も珍しい気がする。これも当時を再現?
まさに当時そのまま再現といった感じですね。程よく観光客が密集してなくて、悪意なく景観を乱さないところが世界遺産たる所以かなと思います。誉め言葉です。
それでは坑道にイン
ヘルメットをかぶったら現場作業員のような気分になれるかもしれない。安全対策を施しつつも、当時とさほど変わらないんだなと感じさせる。
そんなわけないけど、この柱が崩れると一巻の終わりなんだなと感じさせる。
見学すべきポイントはそこまで多くなかったですが、おそらく当時の様子がそのまま残っているところが世界遺産なんだなと感じさせました。このフレーズを何回も使いたくなるくらい、写真では言い表せないくらいの感動を味わいました。
冒頭でも申し上げた通り、世界遺産でありながら決してアクセスは良くないです。基本的に車かバスの二択でしかなく、なんなら広島から行く方が都合がいいと言えるくらい島根観光の工程に入れづらいですが、逆にそのアクセスの悪さが程よく景観を守ることに繋がって、世界遺産へと認定されたのかなと思っています。
それにしてもこの日は休日にも関わらず観光客が少なすぎたように感じました。ちょうどその日に大田市に藤井聡太が来ていたらしいので、みんなそっちに行ってたのかな?笑
そんな冗談はさておき、これからも世界遺産として島根のシンボルになって行ければと思います。できればこの良さをもっと多くの人に知ってもらいたいので、もうちょっとだけアクセスのところを改善してくれれば嬉しいかな。
じゃこの辺で
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