今年初の試みです。これまでシーズン終了後にトリニータの活動について振り返ってきましたが、シーズンを折り返すタイミングで軽く振り返る機会を設けました。
昨年からデータ集計している走行距離およびスプリント数について振り返っていきます。(走行距離およびスプリント数に関しては第24節のFC東京戦を含んだデータとなります)
まずは走行距離。節ごとにいちばん走った選手のランキングは以下の通りとなります。
1位 長谷川雄志(8回)
2位 香川勇気(5回)
3位 島川俊郎(3回)
4位 佐藤和弘(1回)
前田凌佑(1回)
昨年からデータとして表れていたが、戦術的に最終ラインに入ったり攻撃参加したりとピッチを幅広く動き回る関係上、ボランチのほうが数字が高い傾向にある。
その中で注目してほしいのが香川の選出数。香川が選ばれているからといって決してボランチがさぼっているわけではなく、普通に11kmオーバー走れている。それを上回るのが香川の走行距離で、5回のうち3回は勝利へと結びついている。
続いてスプリント数。
1位 田中達也(6回)
2位 香川勇気(3回)
岩田智輝(3回)
4位 知念慶(2回)
伊佐耕平(2回)
6位 三竿雄斗(1回)
松本怜(1回)
もはや田中達也のためにあるようなスタッツといっていい。フル出場すれば高山もランクインするかもしれないけど。
昨年からの傾向で、数字が出やすいのは1トップに入る選手。前線からの守備はもちろんのことだが、テレビ中継には映らないかもしれないけど裏のスペースへの駆け引きを常にやっていることも数字として表れているのではないだろうか。
あとはサイドプレーヤーとなるが、走行距離に続いてスプリント数にも名を連ねる香川勇気。結果はついてこなかったが第6節名古屋戦と第14節FC東京戦ではチームトップの走行距離とスプリント数を叩き出している。素晴らしいの一言です。
続いて、各媒体が選出しているベストイレブンの選出数について。
前半戦の集計結果は以下からご確認ください。(第17節終了時点)
今年は8項目から集計しています。そのうち3項目だけ公開していますが、那須さんもワッキーさんもリーグの過密日程の影響を受けて選出取りやめになってしまいました。那須さんのyoutubeで語っていましたが、短期間で睡眠もできない状態にも関わらず、再生数が思いのほか伸びないので限界が来てしまったとのことです。俺は数少ないうちの再生数にしっかりと貢献していたんですがね・・・。
ワッキーさんも持病の兼ね合いもあったりで無理はできない状態なので、おそらく今シーズンはここから数字が伸びることはなさそうかな。残念だけど、それだけ今年は特殊なシーズンだということを再確認させられた。
残り5項目は昨年からの継続、そして新規に追加したものもあります。こちらは継続して発表しているので、詳細はシーズン終了までのお楽しみということにしておきます。
肝心のベストイレブン結果についてですが、上記の通り田中達也の選出数が多かったです。あとはワッキーさんがご贔屓に選出してくれるおかげで鈴木義宜の選出数も多かったです。
上記の結果に基づいて前半戦のベストイレブンはこちら。
データを考慮せず俺が選んでもこの組み合わせにしていたかな。
前半戦のMVPはデータ上は田中達也で、これ自体は異論はない。ただ俺が選ぶとすれば、前半戦のMVPは香川にするかな。数字以外の貢献度が大きく、左サイドのところが蓋になるという昨年からの課題を見事に香川が解決してくれた。三竿とのコンビネーションも良く、シャドーを使った幅広い攻撃もできているので、チームを活性化させているキーマンであるのは間違いない。神戸戦で負傷した時はヒヤリとしたが、そこから1試合の欠場だけで済んだことも大きなポイント。黒のヘッドバンドも似合っていたし文句なしのイケメンだが、素顔見せず着ぐるみ着て反復横跳びするといった一面もあるところが面白い。
こんな感じで後半戦も楽しめていけたらと思います。早くも明後日には第18節がスタートとなる。前半戦ほどハードな日程にはならないと思われるが、感染者の状況次第ではイレギュラーの事態は避けられないことになる。無事に34節消化できるように、感染症対策をしっかりとしたうえで楽しんでいきましょう。
優勝はほぼ決まったかもしれないが、反則ポイントがいちばん少ないので名誉ある高円宮杯を受賞できるチャンスが十分にある以上、消化試合なんて1試合も無い。むしろ勝ち負けよりも警告数を気にする後半戦になりそう。
じゃこの辺で
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