【勝つためのプランは】第16節 横浜FM戦【あったのか】

言いたいことは色々あるけど、全部ぶっちゃけると一致団結プロジェクトに賛同したことを後悔したくなるのである程度のところで抑えます。

 

 

最後の最後まで前からのチェイスを怠らなかったマリノスと、相手のチェイスにひたすら耐え続けたトリニータ。勝利の女神がほほ笑むとすれば、誰から見ても積極的なアクションを起こした方に決まってる。

天野のクロスも素晴らしいし、タイミングよく入った前田大然も素晴らしい。対峙した香川は不慣れな右サイドということで普段とはアングルも違うと思われるので、致し方ない部分もある。失点シーンに関してはマリノス相手であれば起こりえることで、むしろ1失点に抑えたことは十分褒めてやって良い結果である。

 

試合を通じて、マリノスに勝つためのプランは果たしてあったのか気になるところ。監督のコメントを聞く限りだとどう考えても1-0以外考えられないなと思ったけど、さすがにマリノスを甘く見すぎだよな。過去2年のホームゲームが参考になると思うけど、ブロックを固めるよりかはオープンな展開に持って行った方がよほど勝率が上がったはず。もちろん圧力を受ければ昨年アウェイみたいに4失点するかもしれないけど、それはそれでトリニータのサッカーを貫いたということで次に繋がることの評価はできる。

 

この手の内容になると決まって言ってることになるけど、相手の良さを消すサッカーで結果を残せなければ、次につながるものは何もない。残念ながら、マリノス戦で残ったものは何もなく、試合を消化しただけになる。

メンタルケアを行っただけで福岡に勝てるとは到底思わないけど、まずはこれまで積み上げてきたものを福岡戦で出してもらいたい。プロとして情けない言い訳になるけど、これまでの不甲斐なさの原因が胸に「一致団結」の文字が無いことであればそれでも俺は受け入れる。おそらく次は「一致団結」のロゴが入ると聞いているので、これで選手の心に何も変化が無ければさすがにサポーターが離れても仕方ないかなと思っている。

勝負の世界なので勝ち負けはあることだが、どんな結果になろうともその先にある「一致団結」を感じさせてほしい。状況だけ見ればまだまだ諦めるには早いので、勢いのある状態で2週間の準備期間に入ってもらいたい。

 

 

じゃこの辺で