トリニータの20周年を記念して創刊されました。
全部で224ページあり、読み応えはかなりありました。1月下旬に届き、合間で読み続けていましたが、結果全部読み終わるのに1ヶ月近くかかりました。
トリニータの1年ごとの歩みは山あり谷ありの連続だったと改めて感じました。
最短でJFL昇格した1995年。
最終節のロスタイムで昇格を逃した1999年。
通算100勝を達成してJ2卒業をした2002年。
シャムスカ・マジックで延命した2005年。
県民で掴みとったナビスコカップ優勝の2008年。
経営難が深刻化し降格した2009年。
サポーターの支援が生んだJ1への切符を掴んだ2012年。
全てが弱かった2013年。
20年とクラブの歴史からしたらまだまだ浅いかもしれないが、その中で3度の歓喜の瞬間(J1昇格2度、ナビスコ優勝)に巡り会えたことを誇りに思いたい。
その他歴代監督、ベストイレブン、歴代キャプテン、ユース出身選手のインタビューも掲載。どの選手も懐かしく、しかも他のチームであるが第一線で頑張っている選手ばかりで、まさにトリニータの誇りといえよう。
ユース特集はかなりページを割いて紹介していたが、クラブ創成期から育成のビジョンがあり、それが順調に開花していることが読んでいて感じた。かなり読み応えがあった。
ユース出身の誰もが口ずさむ、村田監督の恐怖。現在はセレッソのコーチで、その魂が受け継がれることでしょう。
経営難があったが、そこから育成が落ちることなく、むしろ経営が厳しいからこそアカデミーの強化に特化し、生え抜きからチーム力を高める姿勢へと向かっていけた。
今年も佐藤、姫野、坂井が昇格して、2種で岩田、吉平が登録された。下のカテゴリーでも代表に招集されたりと有望株は徐々に生まれている。田坂監督の言う、トップチームの7、8割がアカデミー出身というのも夢の話ではないのかもしれない。
こういった全試合の記録もあるのが嬉しい。しかも県リーグ時代から。出場選手、得点者、試合会場、九州リーグ以降は入場者数まで全て網羅している。
歴代選手の選手名鑑まで完全搭載。田代、赤星など特別指定選手や、2種でしか登録がない岩武も含む、トリニータに関わる全選手が掲載されていて、まさに今まで待ち望んでいたものが手に入った瞬間であった。
20周年の名にふさわしい、永久保存版とも言える1枚になるであろう。
まだ買ってない、あるいは保存用として追加で欲しいという方は、いまなら追加販売されているそうです。
http://www.oita-trinita.co.jp/news/detail/index_5_3239.php
3月31日までとのことなので、お早めに。
じゃこの辺で
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