不定期に更新している「あの時やった○○は成長につながったのか」シリーズ。今回はこの時期に気を付けなければいけない熱中症について語っていきたいと思います。
今からちょうど10年前ですが、熱中症になりかける一歩手前の経験をしました。
地元で仕事をやっていた時に、宇島駅の近くにある工場で現場作業をやっていました。建屋の中での作業でしたがほぼ無風に近い状態で、かなり熱がこもっている状態でした。
現場作業ということもあって、長袖・手袋・ヘルメット着用は必須で、さらにダクトやスクリューの中に入ったりしたので休憩をとることも水分補給をとることも難しい環境でした。
今のようにWBGT(暑さ指標)が言われる時代ではなく、そして設備が止まっている時間も決まっていたため、とにかく先方も弊社も休憩よりも作業を優先させるように動いていました。若手の立場ということもあって、なかなか休憩をとりたいとは言いづらかったですね。ちなみに上司も同じ環境で作業をしていましたが、トイレ休憩に行くついでに水道水をがぶ飲みしてうまいこと対応していたようでした。
当時はまだ若かったので体力的にいけるかなと思いましたが、最終的には天板に頭(ヘルメット着用)をガツンとぶつけるくらいには朦朧としていました。それを見た上司は心配するどころか「何やってんだ」と呆れかえっていました。やっぱうちの会社ってブラックだなと感じていたけど、中小企業ってどこもそんな感じじゃないのかな、と中堅の立場になってから思うようになった。
倒れる寸前で作業を終えることができて、作業後に飲んだアクエリアス(500ml缶)が最高に美味しく感じました。ゴクゴクっとではなくスーッと喉に通る感じでしたね。
今はWBGTをちゃんと測るようになっていると思うので、こまめに休憩をとる方針にはなっているかなと思います。
それでも熱中症になりかけたという報告は現会社でも毎年のように目にしているので、まず必要なことは三食の食事をしっかりととること、そして少しでも違和感があったらすぐに申し出ること。目先の評価や利益よりも自分の身体を大事にしていただきたい。そして俺の部下には絶対に無理だけはさせないような気配りを徹底したい。
Twitter上で宇島をネタにしているトリニータサポーターは多くいるが(実を言うとなぜネタにしているのか全く不明、、、)、宇島と聞くたびにあの地獄の作業を思い出すので、水分補給はちゃんとしようという気になれる。幸いにもあの時を超えるくらいのしんどさは経験してないので、これからもフォロワーの方はほぼいないけど宇島ネタをタイムラインで流していただきたい。
じゃこの辺で
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