今シーズンのベストゲーム、ベストゴール等を発表していきます。
例年よりも多い38試合行われましたが、今年は特に悩んだような気がします・・・。
<ベストゲーム>
第3位 第22節 浦和戦
惨敗した清水戦の次となった本試合。幸先よく先制でき、守備も全員が体を張ってシャットアウトし勝利を収めることができた。
それにしても、ホーム浦和戦は2005年から負けてないし、ホームでの対西川周作にもこれまで負けていない。毎年のようにメンバーが入れ替わり、もはやジンクスなんてあってないようなものであるが何とも不思議なもんだ。
第2位 第38節 柏戦
リーグ最終戦にして今シーズンベストともいえる内容で勝利を収めた。3得点とも個の技術、連係が光る素晴らしい内容だった。
独特な雰囲気があるスタジアムで、これまでその圧に苦しんできたが、それを克服するかのように3得点を奪い切ったことも評価するポイント。
試合後にサポーターとともに全員で喜び合う姿を見て、今シーズンも応援出来てよかったと感じることができた。
第1位 第17節 福岡戦
「一致団結」と「TKP」のロゴが入ったユニお披露目となった試合。一致団結プロジェクトの感謝の気持ちを込めて戦ったと思わせるくらい立ち上がりから積極的な姿勢を見せてくれた。先制点、ダメ押し点とともに良い時間帯で、エンリケのガッツポーズがこの試合の全てを物語ってくれた。
唯一残念だったことは、せっかくの九州ダービーだったのに緊急事態宣言の影響で福岡サポーターが入場できなかったこと。バトルオブ九州にふさわしい雰囲気の中で勝利を決めたらもっと感動できる試合になったかもしれない。
<ワーストゲーム>
第3位 第34節 福岡戦
福岡のほうが順位は上であるが、置かれている状況を考えると結果を残したかった。多くのサポーターが訪れてくれている中で、前にボールを運ぶことすらできず意地を見せられなかった。
表には出してないだけで、この試合で降格を覚悟した人がほとんどじゃないかな。
第2位 第13節 湘南戦
悔しさという点では、現地観戦したこの試合が挙げられる。全体的に体が重く感じ、手も足も出ず敗戦となった。
得点のイメージが沸かない試合はいくつかあったが、この試合ほど感じたことは記憶に無い。トリニータと湘南との違いはアグレッシブさくらいでそれ以外は大差ないと思うが、そのアグレッシブさだけで絶望感を味わうこととなった。
第1位 第3節 G大阪戦
延期となりオリンピック期間中に開催された試合。G大阪はこの期間中に中3日での日程消化を強いられることとなった。トリニータからすれば休養も対策を練る時間も十分にあった。どんなに実力差があろうとも、残留を目指すためには絶対に負けるわけにはいかなかった。
内容自体もよくなく、エンリケが先制点を挙げた時点では結果さえ出せばそれでもよいかという気持ちだったが、そこからラインが下がってしまい最後はG大阪の圧に屈する形となった。長沢や呉屋が決定機をモノにできなかったことも苦しむ要因となり、この試合を反撃のきっかけとしたかったが痛すぎる敗戦となってしまった。
<ベストゴール>
第3位 第2節 横浜FC戦 三竿雄斗
こういった最終ラインやボランチの位置からするすると攻撃参加して、相手のマークをずらしての得点パターンが個人的にお気に入り。あの位置に下田が抜け出し、あの位置に三竿が待ち受けている。まさに狙い通りの得点パターンで、してやったりの形。
第2位 第38節 柏戦 下田北斗
渡邉がもらった良い位置でのフリーキックを、完璧な位置に沈め込んだ。ここまで美しいフリーキックはベッカムシュートの吉田孝行と、強烈な弾道な鈴木慎吾を思い出させる。
こうして直接決められる選手がいることは昨年からの上積みであったが、直接FKのチャンスがそれほど多くなかったのが悔やまれる。
第1位 第38節 柏戦 増山朝陽
またしても柏戦からの選出となった。この試合でゴールが生まれてなければかなり悩んだ選考となっていたので、俺にとってかなり救われた試合となった。
ハイライトには映ってないが下田のロングボールから始まり、そこから揺さぶりをかけて最後はワンタッチで仕留めた。記録上は増山の得点となったが、それまでに絡んだ選手(町田、野嶽、小林、三竿、呉屋)いずれかが欠けるとゴールは生まれなかったし、みんな素晴らしいパフォーマンスだった。
良い時の片野坂サッカーが最終節になってようやく見られた。もう少し早いタイミングで見たかったが、それだけ残留争いのプレッシャーが大きかったということが伺える。
<被ベストゴール>
第3位 第25節 札幌戦 小柏剛
トップスピードでスペースに走り、シュートの場面では落ち着いてキーパーの動きを見てタイミングをずらしてのゴールとなった。追いつかれて引き分けとなったが、シュートが素晴らしかったからか勝てる試合を落としたという感覚はそれほどなかった。
第2位 第6節 広島戦 川辺駿
川辺のシュートというより、奪って迷うことなく攻めあがった今津のプレーで勝負あり。トリニータに足りない推進力の部分をこれでもかと見せつけられ、敵ながらあっぱれを送りたくなった。
リスクは伴うが、こうでもしないと得点を奪うのは難しい。そう感じさせた得点シーンだった。
第1位 第24節 横浜FM戦 前田大然
バケモノのようなスプリント数を誇り、この試合ではスプリント数64回と今シーズン最多を記録。にも拘わらず意表を突くようなループシュートも兼ね備えており、あれは止めることが不可能だし高木をはじめとした守備陣を責められない。もはや敗戦濃厚の得点差ということもあって、決まった瞬間は笑いしか出なかった。
得点数こそ少なかったですが、今シーズンも数多くのドラマが見れたような気がします。来シーズンはJ2での舞台となるが、同じ気持ちでベストゲームやベストゴールの選考を楽しみたいと思います。
じゃこの辺で
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