まさに波乱なく順当な試合運びをさせられてしまった。監督の試合前のコメントからして、対川崎への準備が不十分ということが伺えたし、試合後のコメントに関してももはやお手上げ状態のように感じ取れた。
これがメンバーが十分に揃い、なおかつ1週間の準備期間があれば昨年と同じような試合運びはできていたと思う。それでも負けていたと思うけど、川崎を本気にさせることはできたのかなと思っている。
今日も関東は蒸し暑くてコンディション的に厳しかったかもしれない。それは相手も同じ条件だと言いたいところだけど、川崎くらい個々の技術があればサポートに行かなくてもボールを動かすだけでチャンスを演出できてしまう。
プレスをかけるタイミングもスピードもチームで統一できていて、トリニータのミスを何度も誘発していた。まさに2失点目のように、トリニータが同じ強度でプレーしようとするとミスに繋がってしまう。
決してトリニータも昨年からまるで成長していないわけではないと思っていて、ビルドアップの強度やフィニッシュまでのスピードについてはキャンプの時から課題として取り組んでいたはず。結果は残せなかったもののルヴァン湘南戦や開幕セレッソ戦では成長の証を見せられていた。それがコロナ関連の中断でリセットされて、さらにメンバーも固定できない状態なので色々とズレが生じるのは仕方ないといえるかもしれない。
これまで個の力に頼らず、コンビネーションを高めていき勝ちを積み重ねてきた片野坂トリニータ。決して今季加入した選手が悪いとは思ってなく、メンバーが固定できない状態では試合ごとの積み上げってもはや不可能かなと思っている。
それでも試合はすぐにやってきて、考えさせる暇を与えてくれない。まだまだ試練は続くかもしれないが、なんとか耐え抜いてほしい。
忘れてはならないのは、「次」を迎えられることの有難さについて。徐々に選手やスタッフにも陽性者が出始めていて、それで試合が中止になるというケースもいくつか存在している。大宮-福岡みたいに、試合直前になって中止になったというケースもある。
サポーターにとっての「日常」を迎えられるのは、選手・スタッフをはじめ、トリニータの運営に関わる全ての方が普段から感染症対策してくれているおかげである。練習中だけでなく、練習前や練習後のプライベートの時間も含めて。目の前にある「試合」のために、仲の良い選手との交流や外食、さらに趣味まで制限していると思うと、試合を迎えるごとに感謝せざるを得ない。
もちろんトリニータだけが気を付けても成り立たないことで、今日の川崎戦を迎えられたのは川崎フロンターレ側もしっかりと準備してきたおかげである。試合の内容や結果以前のところで、無事試合が開催できたことに対する感謝の気持ちは毎試合終了後に持ち続けたい。ほんとは直接拍手を送りたいけど、まだまだ我慢が必要。
たとえ今後の試合全敗したとしても、無事34試合消化できればそれだけでトリニータに関わる全ての方々に感謝送りたいと思っている。そのうえで試合内容の注文は行うつもりである。
ただどんなに気を付けていても感染するときはあると思っていて、陽性出たからといって不必要に叩くことはやめましょう。試合や練習をやっている以上、一般人よりも感染リスクのある状態で日常を送っていることを念頭に置きたい。
試合をやる以上、上記のことは頭から外しておこうと思っていたが、どうも選手やスタッフが色々とストレスを感じながら試合に臨んでいるように感じたので、例年とは違うんだぞと再確認させるためにこのタイミングで綴らせていただきました。
感染者が依然として増え続けている中で、こうしてブログを投稿できることがいかに恵まれていることを心に命じておきたい。次のルヴァン杯は契約してないのでレポートは見送りますが、またマリノス戦で試合チェックしてブログに書けることを楽しみにしておきたい。
ちなみに、盆期間は帰省見送りました。なのでマリノス戦の現地観戦は諦めました。(もともと、帰省したとしても現地観戦は自粛する予定でしたが)
※ついでですが、昨日31回目の誕生日を迎えました。例年であれば誕生日記念のブログ投稿しておりましたが、特に何も語ることなさそうなのでここで報告するのみとさせていただきます。
じゃこの辺で
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます