ポルトガルのワインは飲んだことがないなと思って買ってみました。
ボトルからの香りは、少しかび臭いような土埃のような香りです。色はくすんだガーネット色で香り・色とも個人的に好ましいもので、期待感が高まります。
ひと口目:ん?んん?んんん??特筆すべきものがない・・。線が細い感じがして、飲み込んだあとの余韻が楽しめません。
ふた口目:果実味が増します。少しアルコール臭が立ちすぎるのが残念。
以降、あまり展開がなく、スペインの隣と言えどもポルトガルは発展途上なのかしらと思って、冷蔵庫に保存。しばらく放っておいたのですが、10日後くらいに飲んでみると、あら不思議。結構いいワインになっているではありませんか。もちろん開栓時のフレッシュさは消えていますし香りもありませんが、樽の味わいが感じられて楽しいです。一人「ふふふ」と小さく笑って、もしかしてこのワインはもっと冷やして飲めば最初からもう少し違った印象だったかもと気づきました。ごめんね。
少し調べたら2006年のインターナショナルワインチャレンジというコンクールで銅賞受賞だそうです。でも、ワインの味わいに関する記事はありません。いい意味での「発展途上」。これから頑張ってほしいですね。