山の辺(べ)の 落葉だまりに すみれ生(お)ふ
薄(うす)き紫 片隅(かたすみ)の春
ー夢蔡ー
ここは、小高い丘のよく整備された 【散歩道】 である。
上り口から、2000歩程で、頂上となる。
2往復もすれば、それなりの運動になるだろう・・か?。
しかし、ゆっくり歩いて・・。
消費カロリー 150 - !! 程度だって 。
「つぶあんぱん」は、320カロリーとか。
食べられませんーーーーー。
アッ! その木の根元に、スミレが咲いていますよ~
余分なこと考えず、足元に注意してください。
【アオイスミレ】 山地に多く、開花がはやいスミレ
山路来て 何やらゆかし すみれ草 芭蕉
松尾芭蕉 ~ 野ざらし紀行 ~
江戸をたって、故郷の伊賀上野を訪ねる旅である。
全部歩くのだから、それなりにきつい。
途中、不破の関、大垣至る頃には、
しにもせぬ 旅路の果てよ 秋の暮
野の道、山道を、何十里も踏破するのは、きついだろう。
疲れるであろう。
「しにもせぬ~ 旅路の果て~」とか、気分も晴れぬ。
そんな折に、大津に至る道、山路を越える時に
「すみれ草」~小さく頑張っている自然に出会う。
ホッとしただろう。心安らいだのであろう。
( 以上は、筆者の憶測でありますがーー)
感受性を豊かに持って、自然を楽しみ、散歩しましょう。
--------<付録 >------
我が 庭の青桐の根元に 咲いた タチツボスミレ
毎年、よく咲きます。
直径で50センチほどのスミレ叢(むら)になっております。
------<了>-----