福岡占いの館「宝琉館(ホウリュウ館)」による開運ブログ

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大寒到来 京都御所の鬼門・猿ヶ辻と庚申講のサル 2016年開運方位

2016年01月21日 21時24分24秒 | 2016年の運勢を読み解く

福岡占いの館・宝琉館スタッフのブログです。

1月19日(火)~22日(土)の期間は占いの館・宝琉館六本松本館で深川宝琉先生による新年直接鑑定会を行なっています。2016年の運勢はどうなるのか、関心のある方、気になる方はご来館下さい。貴重な直接開運アドバイスを受けることができるでしょう。以下は深川宝琉先生の最新情報です。

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きょう(1月21日)は1年で最も寒い日とされる二十四節気の大寒(だいかん)です。

西洋占星術では、大寒を宝瓶宮(みずがめ座)の始まりとします。

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小寒から立春までの30日間を寒の内といい、大寒はその真ん中にあたります。 寒稽古など、耐寒のためのいろいろな行事 が行われ、寒気を利用した食べ物(凍り豆腐、寒天、酒、味噌など)を仕込む時期ですね。

申年(さるどし)の到来ですし、大寒から立春へ向け、本格的な申年を迎えるにあたり、申(さる)、庚申講(こうしんこう)に関する話題を一つ。

織田信長に「サル」と呼ばれた豊臣秀吉。その幼名は日吉丸です。

その名は滋賀県大津市坂本に鎮座する日吉大社の神使が猿だったことから来ています。

日吉=日枝=比叡山に坐(ましま)す山王(山の神)の大山咋(おほやまぐひ)神の眷属(けんぞく)神が猿だったことに由来します。

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幼少時から木下藤吉郎はよほど猿に似ていたのでしょう。

太閤秀吉に命じられて、徳川家康が武蔵国の江戸(豊島郡)に入府したのが天正18(1590)年です。

この時、東海道はまだ整備されておらず、家康は相模国の平塚(神奈川県)から中原街道を通って江戸へ入りました。

多摩川を挟んだ中原街道には神奈川側の橘樹(たちばな)郡(川崎市)・都筑郡(横浜市)や、東京側の荏原(えばら)郡(大田区・品川区)の地域に庚申塔(こうしんとう)が数多く点在しています。

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特に、神奈川県川崎市中原区の、江戸初期、幕府の陣屋があった小杉陣屋からJR武蔵中原駅にかけて、中原街道の角(かど)ごとに庚申様を祀った祠があります。

これは江戸時代、庶民の間で流行った庚申講に基づく民間信仰の名残です。

「広辞苑」によると、60日ごとにやってくる庚申(かのえさる)の夜、仏教では帝釈天(たいしゃくてん)や、阿弥陀三尊、あるいは青面(しょうめん)金剛を、神道では猿田彦(さるたひこ)を祀って、寝ないで夜を徹する習俗です。 

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2年ほど前、映画「男はつらいよ」シリーズで有名な帝釈天近くの団子屋さんに行った時、いまだに庚申講のポスターが貼ってあり、懐かしいでもあり、この辺の民間習俗の名残を感じました。

水木しげるの『ゲゲゲの鬼太郎』にも登場しましたが、その晩に眠ってしまうと、身中にいる三尸(さんし)という虫がその人の罪を天帝(上帝)に告げて、命を縮めると怖れられたものです。

庚申はカウシン(コウシン)という音(おん)から幸神を、その幸からサチ→サヘ(サエ)→塞(障)の神→道祖神が想起されて、記紀神話の猿田彦命と習合しました。

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三尸・天帝という言葉にもある通り、青面金剛は本来、道教系の猿形の神。それが山王日枝の眷属神の猿とも結びつき、申と猿との関係から猿田彦・青面金剛・山王神から三匹の猿が登場し、やがて「見ざる・聞かざる・言わざる」の三猿にもなりました。

庚申塔の多くは石の四角柱に「庚申塔」と彫られたもの。路傍で車にぶつけられたり、雨風によって文字や図像が見えなくなっています。

京都・平安京の中心は歴代の天皇が生活を重ねた京都御所です。

昨春、昨秋は京都御所の周辺をじっくり散策しました。

日本の気学風水は、北東を鬼門、南西を裏鬼門ととらえる独自の発展を遂げました。

日本の家相学では、鬼門、裏鬼門の線上を神様の通り道として、常に浄める意識を持つことを推奨します。

中国風水には、このような鬼門、裏鬼門の考え方はありません。

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平安京は、もちろん、風水に基づいて造られた都です。

京都御所の北東の角に位置する場所が「猿ヶ辻(さるがつじ)」で御所の鬼門。

鬼門の方位除けのため、この場所に工夫が凝らされています。

北東にある猿ヶ辻の部分だけが内側に凹んでいて堀の屋根瓦の下には烏帽子をかぶって御幣を担いだ猿の彫刻が刻まれています。

これは鬼門を守護するために置かれたもので、猿の彫刻は金網でカバーされて異彩を放っています。

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烏帽子をかぶり、御幣をかついだこの猿は御所の鬼門を守る日吉山王(ひえさんのう)神社の使者ですが、夜になると付近をうろつき、いたづらをしたため、金網を張って閉じ込められたといわれています。

ただ、基本は申(さる)の方位が鬼門であるから、猿ヶ辻の猿を鬼門に封印するという考え方なのです。

開国派と勤王佐幕派がせめぎ合う幕末の最中の1863年(文久3年)5月、公家で攘夷派の急先鋒の一人だった姉公路公知(あねがこうじきんとも)がこの付近で襲撃され、その傷が元で死亡した「猿ヶ辻の変」は猿ヶ辻が「魔所」と呼ばれる言い伝えの一因です。

ここだけ塀が凹んだ構造をしています。

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よく見ると警報装置と警備用カメラが設置されていてこの装置より内側に入ろうとすると、警報装置が作動し、警備員か皇宮警察が出動するので注意が必要です。

この凹みこそ、日本の家相風水で考案された「鬼門除け」です。

建物の鬼門を凹ませることで「鬼門はない」とするのです。

「鬼門除け」の手法は京都御所のような古い建物だけでなく、現代に造られた施設や建物などでも行われています。

八方位を八卦(はっか)で表した易は、それぞれの卦に意味づけをしています。

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それは太陽が東から出て、中天に上り、西に没していく運行から方位の意味を示しているだけです。

易経の説卦伝(せっかでん)第5章に「帝は震(シン)に出で、巽(ソン)に整い、離(リ)に相い見、坤(コン)に致役し、兌(ダ)に説元(えつげん)し、乾(ケン)に戦い、坎(カン)に労し、艮(ゴン)に成言す」とあるのは天帝が8つの方位で何をなしていくかを示していますが、それも方位の意味づけですね。

季節と方位も表裏一体です。

八卦の意味と季節は次のようになります。

1.震(春分=東) 朝を象徴し、偉大な生命の種が生まれる万物の生命が根ざす場所

2.巽(立夏=南東) 神前にささげものをして豊作を祈る場所

3.離(夏至=南) 作物がきれいに並ぶ(鹿2頭が並んだイメージ)

4.坤(立秋=南西) 作物がどんどん伸びる

5.兌(秋分=西) 収穫を説(よろこ)ぶ(悦び笑うイメージ) 

6.乾(立冬=北西) 空気が乾燥する

7.坎(冬至=北) 夕日がつるべ落としに陥る(坎は穴で、谷や川などの神を祭るために掘った穴のこと)

8.艮(立春=北東) 一年の終わりの節分の翌日(艮は呪術的な目的で聖所などに掲げる邪眼で、とまる、かぎるなどの意味がある)

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これが八方位の本来の意味です。  

風水は、この八卦の本来の意味づけから発展していますので、吉方取りを行うためには、この基礎的な部分は必要不可欠です。

方位に八卦を当てはめる場合、先天定位盤と後天定位盤の二種類がありますので、その両方をよく理解しながら方位の意味を知っていく必要がありますね。

この基本構造をしっかり把握するために、占いスクール「宝琉館」でマンツーマン講義を受ける方々が増えています。

1月に入り、そろそろ、卒業や入学、就職に伴う引っ越し、事務所の 移転、旅行など、さまざまなケースで風水が重視されます。

吉方位旅行に関しては、大いに有効活用できる内容です。

この点は、「天地人の運勢鑑定」にある開運聖地のパワースポット推挙は、とても役に立つオリジナルの開運鑑定方法ですね。

引っ越しや吉方位旅行の参考にしたいと思う方や気になる方は、公式ホームページ「天地人の運勢鑑定」九星気学風水開運聖地のパワースポット選びをご覧下さい。

 

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2016年を迎えるにあたり、進学、就職、転職、引っ越し、移転などの季節となってきました。

占星術は多種多様にありますが、四柱推命や紫微斗推命、西洋占星術を通して自分の社会的能力、つまり仕事運をじっくり見つめ直す機会とすることは大変有効なことだと思います。

易占は、自分の進路を見る上でそのものズバリを示します。

ネットで鑑定を受けたい方は公式ホームページ「天地人の運勢鑑定」をご覧下さい。

直接鑑定を受けたい方は宝琉館へご連絡下さい。

【運命学スクール 宝琉館】

運命学スクール「宝琉館」 館長 深川宝琉

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《住所》 福岡市中央区福岡市中央区六本松4-9-35第二吉川興産ビル403

※地下鉄七隈線の六本松駅から徒歩3分。コインパーキングが隣接しています。西鉄「六本松」バス停徒歩1分。

鑑定予約 ℡090-3416-6230

宝琉館 ℡&FAX:092-771-8867(携帯電話での予約が確実です)

全国各地から直接鑑定を受けに来られています。

■直接鑑定は予約者優先です。電話で日時を予約調整後、ご来館下さい。

 

【占い開運館ホウリュウ(宝琉館)のルートマップ】

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開運館ホウリュウ(宝琉館)は地下鉄七隈線六本松(ろっぽんまつ)駅から徒歩2分の便利な場所にあります。

福岡市内はもちろん、九州各県や関西、関東、沖縄、東北、北海道からもご来館されていますので、福岡空港や博多駅、西鉄天神駅からのルートをご紹介し、分かりやすくご来館されるようにしています。

博多駅⇒天神駅⇒徒歩で南天神駅⇒六本松駅

六本松駅は地下鉄七隈(ななくま)線で始発駅の南天神駅から6番目の駅です。

福岡市内であれば地下鉄以外にも西鉄バスで六本松行きで下車。地下鉄六本松駅を目印に徒歩2分で宝琉館に到着できます。

場所がわからない方のために電話で説明することもありましたが、このルートマップを使えば、間違うことはありません。  

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