HPS Japan -チャイルドフレンドリーな医療と環境の実現のため、奮闘している人たちのブログ-

本ブログは、HPS(ホスピタル・プレイ・スペシャリスト)に係る情報を発信しています。

HPSシンポジウム【ご質問と回答】

2012年02月24日 | 日記
さて、先日のHPSシンポジウムでは、
多くの皆様にご参加頂き、誠に有難うございました

午後の部では、「子どもにやさしい療養環境を実現するために」として、
3病院をパネリストに迎えたシンポジウムを開催しました。

その中でお受けしたご質問につきまして、
下記のとおりご回答をさせていただきます。


パネリストによる回答



当日は皆様より多くの御質問を頂き、大変感謝申し上げます。
ご参加頂いた皆様にとって、今回のシンポジウムが
少しでもお役に立てましたら幸いです


今後とも御支援、御指導の程、宜しくお願い致します。


HPSシンポジウム実行委員会


2月も終盤に差し掛かりました

2012年02月23日 | 日記
皆様、いかがお過ごしでしょうか?

HPS養成事業を始めてから毎年のことなのですが、2月は私にとって、
また事務局スタッフにとって、本当に目まぐるしい1カ月となります

大学内での講義、そしてシンポに加え、英国から優秀なHPSを招聘し、
他機関様へ講演にも行ってもらったり、とにかく2月は忙しかった

先週18日には、静岡県立大学地域経営研究センターの社会人学習講座の一環として、
ホスピタル・プレイに関する講義と演習を企画したところ、多くの参加者が
全国からまた集まって頂き、これもまたうれしいことでした

私が今年度の後期の授業を振り返って思うことは、
「講義を担当した修了生がものすごく成長したなあ、逞しくなっているな」ということです

それぞれの病院には様々な制約があるものの、それを掻い潜り、
ホスピタル・プレイを定着させている様子に本当に頭が下がる思いがしました

日総研のセミナーにも修了生を投入させていただいたのですが、
その結果、修了生はとても良いワークショップができるなと思いました

今考えられるワークショップは・・・
1. 子どもにやさしい医療環境づくりとプレパレーションのためのツールづくり
2. 子どもにやさしい採血方法と、効果的なデストラックションツールの選定
3. 治療や処置を受ける子どもの気持ちを知ろう!
    シナリオを使ったロールプレイを通して
4. 障害のある子どもたちと豊かな遊びの方法
の4つでしょうか?


最後に、毎年NYからゲストスピーカーとして治癒的な遊びを教えてくれる、デビーの様子を少し


デビーは遠くNYに住んでいますが、1年に1回、
HPS講義に参画することを本当に楽しみにしてくれています。

DebがアメリカのCLに送った報告メールも紹介させていただきます。
遊びはすべての垣根を超えますね!

チャイルドケアの専門家集団として、私たちもいつも
寛容でやさしくあらねばならないと、改めて考えた次第です


Dear Forum,


I really do love my job! And I feel so happy today, that I hope it's okay to share why.

Last night, I was a guest lecturer for the second time (last year it was two weeks before the earthquake) at the University of Shizuoka, in Shizuoka City, Japan. Through the marvelous use of Skype, I led a class of Hospital Play Specialist students in a hands-on therapeutic play activity, the making and exploding of volcanos.


During this activity, Professor Chika Matsudaira graciously translated while I lectured on how to reach angry or withdrawn children in the hospital environment through play. The students were highly interactive and responsive, and they shared that the activity caused them to feel "joyous", "empowered" and "in touch with their own emotions". They also shared that although in Japan, politeness and obedience are highly valued in children, that as a new generation, they also see the value of children expressing their true feelings through play.


I love how close and small the world felt as these students practiced an activity that I have enjoyed over the years with my American child life students. Even though it was nighttime in New York City, and the following morning in Japan, our combined passions and motivation to help children knew no time or geographic (or language!) boundaries.


I want to thank Chika and her students for welcoming me into their classroom and opening their learning selves to these activities. I could see that they had also worked on syringe painting, as there was a huge piece of artwork adorning the wall of the classroom that showed their work creation. Play truly is a universal language!


I strongly encourage these kinds of collaborative efforts among the international child life community. They are win win for all involved.


All the best,
Deb


まっちゃん

HPS養成講座 後期の様子

2012年02月21日 | 日記
先週2月17日(金)をもって、
HPS養成講座 後期講義が無事終了しました

受講生のみなさま、お疲れさまでした。


講義をご担当いただいた講師の先生方、
HPSのみなさま、ありがとうございました


今日は後期講義の様子を紹介します。

まずは1週目のキャロライン先生による講義です。


こちらは前期と後期の間に出た課題のプレゼンの様子です。
  


続いて2週目

各専門領域の先生方の講義
      

HPSのみなさまによる実践を踏まえた講義
                


HPSのみなさまの講義のなかには、
採血場面でのロールプレイ
   こんな採血だったら

子どもや家族、医療スタッフの立場になって、ディスカッション。


一方、HPSの支援があると。。。   

ロールプレイもディスカッションも
かなり熱が入っていました


これ、なぁ~んだ製作の様子です。
      


受講生のみなさまは、後期講義のなかでも、
振り返りや迷い、戸惑いがありながらも、
さらに学びを深められたのではないでしょうか。

今週からは、後期実習が始まりました
口頭試問も気になると思いますが、
実習を満喫してください。


HPS実習ご担当のみなさま、
あたたかく厳しいご指導、どうぞよろしくお願い致します



のぶちん






HPSシンポジウムの御礼

2012年02月13日 | 日記
2月11日(土)は、ホスピタル・プレイ・スペシャリスト
シンポジウムの開催日でした

当日は晴天にも恵まれ、朝早くから170名近くの
皆様に御参加をいただきました

なかには、北海道や九州など、遠方からお越しの方もおられ、
大変盛況のうちに幕を閉じることができました

当日御参加頂きました皆様に、この場をお借りして
関係者一同厚く御礼を申し上げます。

誠に有難うございました。

今後とも日本の小児医療における「遊び」支援を念頭に置き、
更なる活動に取り組んで参りたいと考えております。

引き続き、御支援と御指導を賜れますよう
何卒宜しくお願い申し上げます。

当日の様子は、追って御報告をさせて頂く予定です
本当にありがとうございました




HPS養成講座(後期)が始まりました。

2012年02月06日 | 日記
さて、HPS養成講座が本日より、スタートしました

今日から1週間は、英国HPSの
キャロライン先生による講義です。

キャロライン氏は、歯科医療のHPSとして、
豊富な経験と確かな知識に基づき英国で活躍されています

講義では、現地での事例を交えながら
HPSの本質をお話して下さいます

本日は、講義初日の模様を少しだけご紹介します


(まずは、先生の自己紹介です)


(HPS講義が始まりました)

講義の模様は随時、このブログでもご紹介させて頂く予定です

これから約1ヵ月、子どもと医療の関係を
「遊び」の視点から見つめ直していきます