先日、本学にアテネオリンピックの金メダリスト(体操)が
学生に講演するために来てくださいました
静岡出身の選手なのですが、とても親しみやすく、また学生にも
分かりやすくチームで働くこと、チームに貢献すること、そして
自分の思いを形にすることの大切さをお話ししてくれました
講演の中で、イメージトレーニングの効果について
お話があったのですが、これを聞きながら
HPSが子どものリラクゼーションのために行う、
ガイドイメージ法について考えていました
英国のHPSが用いるガイドイメージ法を
積極的に実践している日本のHPSはまだ少ないと思うのですが、
子どもの豊かな想像性を利用したこの援助方法はとても有効なので、
ぜひチャレンジしてほしいなと思っています
また後期に教えますが、物語法もとても効果的な方法ですよね。
隔離室にいる子どもでも、多くの友人と遊んでいるイメージを
もってもらったり、絶食中の子どもでもピクニックに行って
お母さんのお弁当をたくさん食べるイメージの中で楽しんだり。
ガイド―イメージ法と物語法は違う技術ですが、
イメージを使いながら子どものストレス緩和に役立つ方法です
金メダリストの話を聞いてHPSの講義内容について考えた私ですが、
同じく、私自身もイメージトレーニングを受けてみたいなと思いました
理想を描きながら、その理想に向かっていく自分を
しっかりイメージできるようになると
迷いや、いらいらが解消されるでしょう
まっちゃん