HPS Japan -チャイルドフレンドリーな医療と環境の実現のため、奮闘している人たちのブログ-

本ブログは、HPS(ホスピタル・プレイ・スペシャリスト)に係る情報を発信しています。

新刊のお知らせ

2012年01月30日 | 日記
寒い日が続いています。

インフルエンザも流行していますが、
みなさまいかがお過ごしですか


今日は、新刊のお知らせです。

こちらの【実践 ホスピタル・プレイ】が2月11日(土)発売されます




発売日の2月11日(土)はHPSシンポジウムの開催日でもあります


シンポジウム会場では、発売記念として当日に限り
定価2100円(本体2000円+税)を
なんとなんと1900円(税込み)で発売します。

ぜひこの機会にご購入くださいませ


のぶちん


日総研セミナーにおいて、ご質問を頂きました

2012年01月24日 | 日記
御無沙汰しております。
更新が遅れてしまい、大変失礼いたしました.

さて、先日のセミナーでお寄せ頂いたご質問につき、
HPSがご回答をさせていただきます。

<頂いたご質問のご紹介(下記)>
質 問(1):
看護学校の教員です。学生にプレパレーションやディストラクションについて説明したいのでセミナーを受講しました。内容の奥深さに、また教える内容に悩みます。実際、プレパレーションを行っているという病院へ実習に行きますが、本当のプレパレーションとは言えないと感じました。学生もプレパレーションは行えるのでしょうか。

質 問(2):
脳性麻痺で緊張の強い子ども、付随運動が強い子どもにはどのように採血したらよいのでしょうか。危険なのでどうしても抑制してしまうことが多いのですが。

質 問(3):
人形やおもちゃの感染予防対策について、どうしたらよいか教えて下さい。

質 問(4):
針を刺す時、合図してあげるのは何歳くらいからですか。0歳児でも可能ですか?

質 問(5):
ゲロゲロ遊びの効果とは、何ですか。

質 問(6):
HPSになるためには、静岡県立大学短期大学部の他に、どこがあるのですか。

質 問(7):
泣き続ける、暴れてしまう子どもにはどのようにプレパレーションしたら良いのか。

質 問(8):
頑張ると言ってくれても実施になると嫌がってしまうという行為を繰り返してしまうと、どのくらいまで時間をみて待てばよいか分からなくなる。

質 問(9):
内服を嫌がる子が多く、親も内服を止めてしまう場合、看護師がどのように親に協力を得て内服を進めていけばよいか分からなくなる。

HPSによる回答は、下記のPDFファイルにてご覧いただけます。
問答集

上記質問7及び質問8、質問9につきましては、
現場のHPSより下記に追加の回答がございます。

問答集(追加)

少しでも皆様のお役に立てるようでしたら幸いです。
ぜひ、上記2つを合わせて、御参照願います。

先日の日総研セミナーにお越し頂いた皆様、
誠に有難うございました。


HPS


日総研セミナー報告

2012年01月18日 | 日記
今月13日14日の両日、仙台、そして札幌に
セミナーの講師をするために行ってきました


仙台も札幌も、とても空気が凛として冷たく、
逆に寒さが気持ち良いなと思いました

今回も、子どもにやさしい医療を実現するために
多くの方々にお越しいただき、心から感謝申し上げます


仙台会場においては、たくさんのご質問をいただきました。
お返事は、このブログでと考えておりますが、各ご質問に
しっかり答えられるHPSに回答をもらいたいと思います。

あと数日いただけると幸いです
よろしくお願いいたします


まっちゃん

謹んでご冥福をお祈り申し上げます

2012年01月05日 | 日記

英国HPSの歴史に、多大な貢献を果たした
ペグ・ベルソン氏が91歳でお亡くなりになりました。

彼女はAction For Sick Children創設者の一人であり、
彼女の存在無くして、英国における病気の子どもたちの
ウエルビーイングの改善はなかったであろうと思われます。

英国中のHPSが、彼女の急な死に悲しみを表しています。


ペグは、私の良き相談相手でした。
ロンドンに訪問した際は、必ず彼女の自宅を尋ね、
多い時で10時間以上、昼食と夕食をはさんで、
HPSの歴史について教えていただき、
日本における現状について意見をもらいました。

彼女の書斎には、病院と子どもに関する資料がたくさんありました。
彼女と話していると、ジェームズ・ロバートソンや、
ヒュー・ジョリーなど、HPSの確立に尽力を注いだ人物の姿が
生き生きと浮かんできました。

ペグも含めた彼らの地道な働きが現在につながっていると思うと、
日本における苦難も今は必要なことと肯定的に捉えることができました。


いつも、ペグは私を励ましてくれました。
ペグからは、英国のチャリティ団体の底力を学びました。
そして、我々の目指すべき方向も知ることができました。

日本のHPSも間接的であるかもしれませんが、ペグに支えられてきました。

ペグの書いた病気の子どもの歴史をまとめた小論がありますので、
下記のとおりご紹介をさせて頂きます。

ペグ氏紹介原稿

ペグが亡くなったことは本当に残念で悲しいです。

まっちゃん