E36にヒッチメンバー |
失ってみて、ゴルフって楽ちんでいろいろ便利に使えてよく走って、よくできた万能選手なクルマだなあとしみじみ思います(ゴルフ4GTIは燃費は悪いですがw)。15年も前の、しかもヤフオクで激安購入した(決して程度が良いとは言えない)この個体でもこの感想です。真面目にクルマを選ぼうとすると、結局ゴルフになってしまいそうな予感がします。またいつか乗ることになるかもしれません。
さて、ゴルフがなくなってからは当然常時318is出動ということになるのですが、実は私の日常においては、318isが1台あれば困るシーンはほとんどありません。
ゴルフと方向性は少々違う感じもしますが、こちらはこちらで、結構万能なクルマなのです(←異論は認めますw)
ただ、トレーラーだけは引けません。
ということで前置きが長くなりましたが、318isにヒッチメンバーを取り付けます。
E36用 Curt社製ヒッチメンバー | 取り付けマニュアル |
用意したキットは米国Curt社の11177というモデル。というか、このモデルくらいしか見つかりませんでした。例によってeBayで個人輸入して、送料込みで2万円ちょっとだったと思います。
普通この手のヒッチメンバーというと、もともとクルマにある牽引フックを利用したり、車両左右にあるメンバー部分にボルト止めしたりするような構造になっているんですが、このキット、なんだか異様に幅が小さいです。取り付け方法を見てみると、トランクフロアやバックパネル(?)に穴を開けてボルト止めするだけという
心配になるくらい簡単な取り付け方法。
フロアのパネルなんて、結構薄い鋼板です。BMWのフロアやバックパネルが特別強いとは思えないけど…
しかも、なんの目印もなく、なんとなく真ん中に位置を合わせて穴開けしろ、ということのようです。まあこの辺がアメリカンクオリティというかなんというか。
取り付け方法に若干不安はありますが、まずはやってみます。
この辺りに… | こんなボルト |
じつは、バンパーを外すのも初めてです。E36のリヤバンパーは、車両左右の取っ手のような部分(エネルギーアブソーバ)に、太いトルクスボルトで止まっています。バンパー下方の黒い部分を取り外すと、このボルトにアクセスできます。タイヤハウスのファスナーを外してからボルトを抜き取ると、バンパーをごそっと後ろに引き出すことができます。
バンパーを後ろに引き抜くと… | この姿になります |
先述の通り、このヒッチの取り付けは理屈的に難しいことは一切ありません。穴を開けてボルト止めするだけ。というわけで、下からジャッキで支えながら位置決め⇒ポンチ⇒小さい穴⇒Φ10mmの穴を開けます。電動ドリルだとセンタドリルは使いにくいので、最初は4㎜くらいのドリルが使いやすいと思います。
バックパネル穴あけ | フロアも穴あけ |
まあこのような古い車ですし、リセールがどうのというような車でもありませんからガンガン穴あけしちゃってますが、こういう作業を新車にやる人は緊張するでしょうね^^;
ボルト止め(外から) | ボルト止め(中から) |
ヒッチがついたら、あとはバンパーを戻すだけ。なんですけど、
思ったより… | 低い位置についてしまい、目立ちます… |
すごく…目立ちます(-_-;)
何となくそのまま収まる位置に合わせると、結構低い位置についてしまいます。最初はそんなことはつゆ知らずCurtのクオリティを信じて、キットが合う位置に取り付けてしまったのですが、どうにも気に入らないので後日位置を調整したのが下の画像です。フック用のループ部分もカット(他の位置にフックを掛ける部分を作っています)したり、口の形状をちょっと手直ししたり、結構骨が折れましたが、最終的にはなんとか良い位置に持ってこれたかな?と思います。
最終的にこんな感じ | 小さいカプラを中継用に使っています |
それにしても、今回はいつにも増して需要のなさそうな記事になりましたね^^;
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