Takekida's log

千里の道も一歩から

運動と記憶力

2021-05-05 21:25:19 | Training
 運動は記憶力向上に効果があるというのは色々なところで指摘されていますがメカイズムを解明したのがこの論文。運動によって活性化する脳内麻薬であるエンドカンナビノイドと呼ばれる化学物質の作用により、記憶の際に使う「脳の海馬」におけるニューロン間の信号伝達能力やその形が、刺激の量に応じて変化・適応する仕組みというのが明らかにされてます。記憶自体は激しい運動の後が効果的とも指摘されていますが肉体的な疲労で集中力落ちる可能性もあるので適度にやるのが正解なのでしょう。 エンドカンナビノイドはランナーズハイとかをもたらす物質とのこと。
 狩猟時代まで遡って考えれば狩りをする際には運動している状態だったわけで人間の社会は時間軸で見ると線形でなく20世紀以降非常に急激に変化してきていることから人間自体がまだそこに追いつけていないのかなあと思います。
Comment    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 常滑やきもの散歩道 | TOP | 遺伝子スイッチをON »
最新の画像もっと見る

post a comment

Recent Entries | Training