多勢に無勢と言われるものですが逆に少数精鋭で小回りが利くからこそ多勢に勝利するというような例は時折見られます。そういった形成大逆転勝利がどのような条件で起こるのかをゲームそしてアリでの戦争再現を以って研究した論文です。 端的に言ってしまえばここでいう環境=地形が複雑な場合は少数が多数に勝つ確率が増えるという結果になっています。 これは多勢無勢対決では名高い桶狭間でも分散した陣地になってしまった地形が有利に働いたことが指摘されていますし、日露戦争の海戦でも消耗した相手を迎え撃つというような地合いを生かした勝利であったことが指摘されていて納得いくものかと思います。企業戦略でも小さい会社はニッチな環境を狙うことで簡単にはつぶされない強みを持たせることが1つの戦略ということも考えると普遍性のある知見が得られていると言えそうです。
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