つばたしゅいちさんとひでこさんご夫妻。
このご夫婦をご存知の方はたくさんみえると思います。
わたしは、しゅういちさんが亡くなられて1年も経つ、つい先日亡くなってからですがやっと、ついにしゅういちさんと出会うことができました。
あまりにも有名な方なのですが、ウィキ張らせていただきます 津端修一 wikipedia
昨年2月、あかね珈琲店のきこちゃん、cafe bitoのbitoさんとはじめて会うことができました。
実はこの同じ日に、食事してからの帰路で、きこちゃんと親交のあった津端修一さんと英子さんのご自宅を拝見してから帰宅したのです。
…春日井の高蔵寺ニュータウンにの住宅街に木々に囲まれた慎ましい暮らしを絵にかいたような一軒のお宅と菜園がありました。
わたしはその光景を見て、ずっと前にテレビで見たことがあるご夫婦だ!と気が付きました。自家栽培した麦を炒って、たしか麦茶をつくっていた映像が流れてその香ばしさが伝わってくるような、静かな優しい暮らしが映し出されていました。
でも、なんていうんでしょう…!
あまりにも突然の出会いに、気持ちをあたためつつも未消化のままで何度もつばたさんのことはこちらでも書かせてもらえたらと思いつつも1年半の月日が経ってしまいました。
冒頭の写真は、はじめてきこちゃんに会ったときにプレゼントでいただいたつばたさんの本です。そこに書いてある暮らしぶりはなんともつつましく美しく、優しさに満ちていた世界でした。
漠然とこうありたいというそのままの姿だったのかもしれません。
一緒にいたみっちょんも、ついご近所なのに全然こんな場所があること知らなかったとふたりで呆然と車の窓からつばたさんのお宅を拝見していたのをはっきりと覚えています。
そして時折本を読みつつも、時ばかりが経っていきました。
さて先日、一宮のmicoちゃんのお友だちのなおちゃんが、ぜひbitoさんのお店に食事に行きたいとのことで、納品も兼ねさせてうかがわせていただきました。
ホントはmicoちゃんと3人で都合合わせていたけれどなかなか合わず、ひとまず6月の納品時に…とふたりでランチに行くことに。
忙しいみっちょんも予定を変えて駆けつけてくれて、10時あかね珈琲のきこちゃんとこで集合、bitoさん、アトリエつみき屋さん…という高蔵寺のスッペシャルなコースでめぐることに…!
こちらがあかね珈琲きこちゃんのキッチンガーデンです!お店があんなに忙しいのにがんばって畑づくりされています。
そして、きこちゃんの畑のところどころに点在する、こちらの黄色いプレートを発見したなおちゃん。なおちゃんとは一度もつばたさんのことを話したことがなかったのだけど、つばたさんをよく知っていたそうで、この黄色いプレートだけでつばたさんの気配に気づいたなおちゃんなのでした…!これはもしかして津端修一さん…?という風に。。
実は、きこちゃんはつばたさんと親交が深く、きこちゃんの畑は、元々はお店の隣の空き地であり、ご生前につばたさんがきっと素敵なキッチンガーデンになることを予言してくれていて、現在の姿のようになり本当に実現した畑なのです。
この大きなボードは、生前に修一さんがきこちゃんに贈られた手づくりのボードです。
タイトルにある言葉、
「願いごとをひとつ、そのまま叶えてくれる妖精が、誰にでも存在しています(ベンヤミン)」
というメッセージとともに。
これを見てあまりの偶然に思わずなきだしてしまったなおちゃん…
わたしとみっちょんもこの日、また新たに、もう一度、修一さんと出会うことができた…そんな気がしました。
修一さんの本当に言いたかったことや、願いがなんとなくわたしたちに舞い降りて来たみたいなそんな不思議な不思議な出会いをしたんです。
とてもじゃないけれど、しゅういちさんやひでこさんのように生きられないけれど、わたしたちなんにんか集まれば1000分の1でもしゅういちさんの願いをひきつげるような気がしてきました。おこがましいのは百も承知ですが…
bitoさんにも教えていもらって最新作、「ひでこさんのたからもの」は、その日のうちに注文して今自宅に飾っています。
みっちょんが3冊全部飾っているのを見てなんだかほっこりしてわたしも家に飾りました。なんとなくしゅういちさんの気配を感じるようなそんな気になります!
わたしまだこれもってない!そのうち注文します。
そしてきこちゃんのお店で冷たいアイスコーヒーを淹れていただいて美味しくいただきました。きこちゃんのお店のアイスコーヒーは、水出し用にブレンドや焙煎をマスターが研究されて生み出された極上アイス珈琲ぜひお店に行かれた方は、飲まれてみてください!
わたしは今回、ショコラピーベリーをセレクトさせていただきました。これすっごくわたしは好きです。重たいブラジル系の珈琲お好きな方はぜひ!
お土産にこんな素敵なものもいただいちゃいました~いつもありがとう、うちなんかに恐縮でーす!
しゅろのやさしいたわし、1年半前にきこちゃんにもらったもの、まだ現役です。
しゅろのたわし、野菜の泥などをしっかり落としつつも野菜に傷がつかないし、鉄のフライパンなどもごしごし洗ってもヘタレないし、ホントに優れたお道具ですっかりファンです~!
そして、もう新しいの使ってて使わなくなったからよかったら使ってね~とお菓子の袋を密封する機械を持ってきてくれました。
か、か、か、、、可愛い~!
青磁色したレトロで重たいお道具。。。もちろんまだまだ使えるもので、これまたうちなんかにいいのかな~!?ととっても申し訳なかったのだけど、いただいて帰ってしまいました…
…つばたさんのご自宅を拝見した1年半前は生きてみえたしゅういちさん。
でも、昨年の6月お亡くなりになりました。
今月のbitoさんのマーケットの後、みっちょんがお友だちとしゅういちさんとひでこさんのお宅を通り、お家を撮影してきてくれました。
みっちょんの真似して本を部屋に飾るようにして、なんだかちょっとした時間にめくってます。
一話完結みたいな感じなので、ひとつひとつ沁み入る感じです。
みんなとの出会いがなければこうして出会うことができなかったしゅういちさん。人って亡くなった後でも出会うことができることを初めて知りました。
…こないだ、春日井に向かう車中で、道路の看板に高蔵寺の地名がならんで書かれていました。高森台、石尾台、押沢台、岩成台…
これらは大好きなひとたちの住む場所やお店がある場所で、みんな並んでる~ってテンションあがりました。
また、訪れます。しゅういちさんがやりたかったことがどういうことだったのかなと考えていけるといいなと思います。
漠然とした記事なんだけど、まだホントに漠然としているんです。書き記しておきたく…!
思わず涙腺がゆるみ、すみませんm(_ _)m
きこさんが送られたハガキ写真をパネルにまとめつつ畑が拡がることがわかっていたようなお便りに感動するとともに、パネルに添えられた言葉が、今私が秘かに抱えている試練に対して、神様から励ましの言葉をいただいたように思えてしまって…。
本当に奇跡のような1日。すてきなご縁をありがとうございました〜☆私も本飾ってます^ ^
高蔵寺めぐり最高だったね~こちらこそおつきあいありがとうございました!
納品もできたしランチも楽しめたし、会いたい人にたくさん会えてリア充すぎる一日でした~
また、高蔵寺遊びに行きがてら、bitoさんのお店やマーケットにもぜひ遊びに行ってみてくださいね~