以前美容室で読んだ本がとてもよかったので、ずっとこちらでもご紹介させていただけたらいいなあと思っていました。
「ベストオブ ニッポンの調味料」という本で、タイトルや表紙を見てわ~とときめきました。
愛着のある商品もたくさんでわくわくして読みすすめました。
なかでもとっても興味深かったのが、
の若旦那さんの対談です!
…個人的にですが、白扇さんの三年熟成本みりんも、花見蔵(料理酒)も十年くらい愛用させてもらっています。
よい料理酒はいろいろありますが、やっぱりわたしは花美蔵が一番好きです。みりんはほとんど白扇本みりんですが、社長さんがとてもよい方でお仕事熱心でみえて、地元でもあるので三河みりんも時々使わせてもらっています。名古屋生活クラブやあぐりん村でも取り扱われているのでとても手に入りやすくて助かっています。
富士酢は、千鳥酢と並んでよく使わせてもらっています。
醤油に関しては足立醸造さんのお醤油が好きで好きで浮気せず使わせてもらっているので残念ながら三ツ星醤油さんは口にしたことがありませんでした~
さて、先日つばたひでこさんのお宅にお邪魔させていただいたとき、やっぱりオススメの調味料で二つ出してきてくださいましたが、我が家でも愛用しているみりんと料理酒で、とてもうれしくなりました。(この写真もみっちょんが送ってくれて、うれしくてとても気に入ってます。)
たくさんのよい食材を知っていらっしゃるひでこさん。
たくさんのことを何気ないお話の中で伝えてくださいますよね。
「食べるものと身なりをちゃんとしていたら、自然と品格が出てくるものよね」と言われたひでこさん。
調味料ももちろんひとつひとつセレクトされていて、本の中でもたくさん紹介されていました。我が家と同じ調味料を見つけると「わ~」っとなるし、知らない調味料などを見つけると、今度使ってみたいな~と思って見ています。
わたしも母となり年齢も重ねて、食べるものや身なりについてまた考えていけるといいなあ~と思いました。
・・・食費ですが、やっぱり調味料などをちゃんとセレクトしていくとどんどん食費がアップしていくというのはあると思います。
でも、みりん風調味料と本みりんの値段だけを比較するのは・・・難しいですよね。
まず味わいが全然違う…
わたしはそんなに凝ったお料理やおかずを作りませんが、簡単つくったお惣菜でも酒、みりん、しょうゆ、酢がしっかりしていたら本当に美味しくしあがってくれます。
まるで、お料理上手になった気分です。
なんでこんなに美味しいのかなと調べていくと、やっぱり素材や製法、製品に対するつくり手の心意気が全然違うことに気が付くことも多々あります。
そういうことを知っていくうちに、すっかりファンに…!
このような本物の調味料はそれ相当のお値段はかかりますが、やっぱり素材や作り方を見ると当然かなと思います。
こういう調味料を使っていると「食の安全」にこだわっている・・・という側面で見られるかもしれませんが、そういうことは、本当にごく一部のことで、本筋はそんな小さな細部のことではないのかなと思います。
このような製法を守って、お客様によいものをというようなお客さんに対する敬意のようなものを感じるつくり手さんも少なくありません。
よい素材を使った調味料を使うことで、農薬などに頼らず真面目に一生懸命農作物をつくる生産者さんにも、少しでも潤っていただけたらうれしいなあと思います。
また。子どもたちにもこういう美味しい本物の味を小さいうちに味わわせるということもとても意味のあることだと思うし、その他でもいろいろな側面で「そうだよね、確かに。」って思えることが多く、調味料にかかる出費さえも、なにか確かなことのように思えます。
なかなかうまく調味料のことお伝えできないのだけど、お味噌や醤油、みりん、酢、はたまたお漬物など、「時間をかける」=「場所がいつまでも埋まっていて生産性が悪い、コストがかかる」ということで市販のものは発酵はしていないことが多いと聞きます。
たくさんの添加物(アミノ酸で旨みをつけ、着色料と香料で色や香りをつけて)であっという間につくってしまうものが多いようですが、これって偽ブランドバッグなどというものとあまり違わないような気がするのってわたしだけですか・・・?
ネットで市販の味噌などのことを調べるといろいろ出てくると思いますので、もし調味料変えていきたいなあと思われている方がみえましたら検索されてみてください。
・・・今まで10年くらいの投資・・・わたしは個人的にですけどやってきて本当によかったなあと思っているんです。
麹や醤油が本物の発酵食品だと、塩麹や三升漬け、その他の発酵食品がものすごくうまくいくしとてもとても美味しいんです!
それと、うちの子どもたちはそんなに取り柄がないんだけど、とりあえず元気いっぱいでいつもご飯をよく食べてくれます。
考え方はいろいろですが、我が家にとってはこのような調味料や発酵食品を選んでいくということは、とても確かで大切なことだったかなと思います。
この本の対談はこちらで見ることができると思うので、ぜひご覧になられてください!
こんな若い旦那さんが頑張ってくれていること知らなかったのでへええ!!と思いました。こうやって意味のある仕事がつながれていくってすてきです。