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姫たちの行脚日誌。~(元)こつぶ姫とおおつぶ姫~

2011年生まれの「ゆん」と2015年生まれの「アン」。
2人の姫たちとその近辺の行動記録です。

出産体験ログ ~出産~

2012-02-29 23:50:29 | 出産体験ログ

続きです。








必死でママがいきみを逃していると、何やら足元でバタバタ・・・。

「分娩室行くよ!」と声をかけられ、ベッドから起こされました。



スリッパ履くのも一苦労。
数メートル先の分娩室に行くのも一苦労。


陣痛って面白いくらいリズムがあって
さっきまで死にそうな痛みがあったのに、さっと痛みが引くんですよね。


その瞬間をねらって、分娩台まで猛ダッシュ






なんとか台に上り、足にカバーも付けてもらって

「さぁ、産むぞ!」と思ったのですが・・・





なんと、まだいきんじゃダメと。

あまりにお産の進みが早いので、先に分娩台に上がってもらったと。






「先に言ってよ~~~!!」と心の中で叫びつつ、最後のいきみ逃しへ。

パパにお尻を全力で押してもらい、何とか回避しました







ようやく準備も整って、「いきんで良いですよ」と声がかかりました。

目を開けると・・・・あれ?誰もいない


ママの横では助産師さんが着替え中。








赤ちゃんがスポーンって出たらどうするの?
(出ません
誰が受け止めるの??

呼吸法とか、色々教えてくれたりしないの??

でももう我慢できない!!
どうしよう!!!





一瞬考えて、ママは叫びました。





「いっきまーす!
「うみまーーーす!!
(恥)



産むのを予告した産婦さんは初めてだと、後にコメントされました













何度かいきんだ後

「赤ちゃんの頭が出てきたから、いきまないで!」と言われ

ええ?もう出てきたの?とママはビックリ。




もっと・・・重量感があると言うか
ぐわ~っと産まれてくる感触があるかと思ったのに


意外と負担なく出てきてくれました。

スポンと。




でも切られちゃったけどね。エイン










分娩室に入って30時間

陣痛室に入って30分

パパの出勤(立会タイムリミット)まで20分







5月13日 13時38分

ゆんが産まれました。




カンガルーケア中



ぶっとい巨大なへその緒でした。


助産師さん達に
「ママとぴったりくっついていたかったのね~
と言われてちょっと嬉しかったママ。








産院の意向で、出産中のビデオは撮れなかったのですが・・・。





産後のビデオには
感動して号泣したパパが鼻水をすする音とか

助産師さんの邪魔にならないように
でもゆんを撮りたくて
ウロウロ意味無く移動する様子とか

バッチリ残っているのです

出産体験ログ ~急ピッチ~

2012-02-29 23:24:14 | 出産体験ログ

続きです。






朝を迎え、先生のご厚意でシャワーを浴びることに
(破水していても、医師の許可があればシャワーはOKだそう)

体が温まって、陣痛もジクジク強くなります・・・。






新人助産師さんのご挨拶を頂き、陣痛促進剤(点滴)を開始しました。



その針が。。。輸血も出来る立派な太さで

針金さされるような激痛で



それを。。。。新人さんに失敗されたのですよ。

慌てた新人さんは「先生!!大変です!!針が入りません!!」
と先輩助産師さんに助けを求め

ママは心の中で「大変ですって何だよ!!」と毒づいてしまったのでした



・・・その新人さんは娘を取り上げてくれた助産師さんとして
母子手帳に名前がしっかり残ることになりました。










その後、先生の内診。


テクニシャンと言われる女医さんの卵膜剥離 × 2回。

お産が進むように、刺激をグイっとして頂いたのですが。。。



これが痛くって痛くって。

ママは股が裂けるかと思いました。(笑)




「もう一回行くよ?良いかな~??

と言われても、拒否も出来ず、うんとも言えず、黙っていると・・・



グリッ




ぎゃーーー
(心の叫び)












シャワーのおかげか、促進剤のおかげか、先生のおかげかは不明ですが

その後、急ピッチでお産が進みました。







通常、10~15時間かかって子宮口が開くのですが


朝9時の時点で2センチだったにも関わらず

13時には全開(10センチ)。







あまりの痛さにベッドの柵を握りしめ、低音でひたすら唸るママ。
(と言うか、叫んで痛いのをごまかすしかなかった)

必死に腰をさするパパ。


(後で見たらパジャマがすごく毛玉になってた・・・。パパありがとうね










そのうち、腰のあたりでバキッと音がして

ゴスッとベビーの頭が下りてきました。



あまりに分かりやすく、骨盤の中に入ってきたので
ちょっと面白くなってパパに報告。


「あのね・・・イテテ・・・赤ちゃんのね・・・頭が骨盤に入ってきたよ・・・」


「!!!!」




ナースコールぅぅぅ!!

とパパが助産師さんを呼んでくれ




「お母さん、凄い凄い~

「早いよ~。これは痛いわ~。アハハハ

と助産師さんが笑っているのは聞こえていましたが




・・・もうツッコむ余裕もなく、ママは全力でいきみを逃していました

出産体験ログ ~陣痛室1日目~

2012-02-29 22:53:48 | 出産体験ログ

続きです。






5月12日の早朝、破水に気付いたママはパパを起こしに寝室へ。






そーっとドアを開けて、小声で

「ねぇ・・・破水しちゃったんだけど・・・

と言った瞬間、パパはぴょーんと飛び起きてくれました。(笑)





「病院か? 病院だな?? 電話するのか??? したのか????

ウロウロするパパを放置して、ママはせっせと入院準備。







荷物を準備し、パパの運転で産院へ向かいました

道中、ママはママ友ちゃん&両家のばぁばにメールで報告




産院の駐車場にて。
最後のマタニティ写真を撮影。(余裕・・・

今思えばあまりお腹大きくなかったなぁ。








朝7時。



陣痛室に通されたものの、肝心の陣痛は全くなし。

破水しているのでお風呂も入れないし
(体を温めるとお産が進みます)
散歩も出来ないし
(体を動かしてもお産が進みます)
ただベッドに寝ているだけのママは暇で仕方なかったのです・・・







お腹の中には元気にモゾモゾ動くベビーちゃん

まだ産まれる気がない様子だね










付き添ってくれているパパに

「今日ランチ行けなくてごめんね~
「まだ産まれないから、一回帰って寝てきたら?
「お仕事行ってきて良いよ

とマイペースに暴言を吐き





駆け付けたばぁば達に

「もう来たの?
「産まれそうになってから来てよ

と帰宅を促し




会社の上司や友人たちに

「破水しちゃった~ん

と軽いメールを散布。










陣痛促進剤を飲んでいても、痛みはたいして来ないし。


総合病院のご飯はとってもヘルシーで泣けてくるし。
(青菜炒めが青菜の味ってありえない









それでも、夜になる頃には「うう・・・」と声が出る程度の陣痛が。

パパは仕事の都合を付けて付き添ってくれました。




しかし、眠れない程度の痛みっていうのも精神的に辛かったです。

痛みが10分間隔で来るから、寝る暇もないのですよ。


おしるしも来たけれど、産まれそうな気配は無し。







そのまま一晩。

ほとんど眠れないまま朝を迎えました・・・。

出産体験ログ ~破水の日~

2012-02-29 21:28:17 | 出産体験ログ

そろそろ出産体験ネタを。













ゆんの出産予定日は5月30日。

パパママの結婚記念日です




同じ日になったら運命的だよね
と言っていたパパママでしたが・・・

転院先の産院で「予定日が違う」と指摘されました(笑)




普通、出産予定日は妊娠2ヶ月の頃
赤ちゃんの身長から計算するのですが

最初の産院で修正されることもなく
「小さめちゃん」のまま妊娠5ヶ月に突入。

今さら修正するわけにもいかず、先生からは
「予定日は6月10日くらいを目安にしましょう」とのこと。





5月に入って、ようやくつわりが治まったママは
調子に乗って毎日のようにパパとランチにお出かけ


さらに、ママ側のばぁばは子ども3人とも予定日超過&促進剤で産んでいるので
ママも出産は遅いだろうな~と思っていました。


まだ1ヶ月先だけど
そろそろ入院用のバッグもしっかり準備しなくちゃ
と言っていた、矢先。





はい、油断していました。







5月12日。早朝5時。

じわじわと濡れる感触で、ママは目覚めました。




トイレに行って、しばらく様子見。

ポタ・・・ポタ・・・と水が落ちます。





あ。 破水だ。

病院行かなくちゃ。(ママ、意外と冷静)





今日のランチは点心を食べに行くはずだったのに
・・・パパ怒るかなぁ


そんなことを考えながら
二階でスヤスヤ寝ているパパの元へ向かいました。