続きです。
必死でママがいきみを逃していると、何やら足元でバタバタ・・・。
「分娩室行くよ!」と声をかけられ、ベッドから起こされました。
スリッパ履くのも一苦労。
数メートル先の分娩室に行くのも一苦労。
陣痛って面白いくらいリズムがあって
さっきまで死にそうな痛みがあったのに、さっと痛みが引くんですよね。
その瞬間をねらって、分娩台まで猛ダッシュ

なんとか台に上り、足にカバーも付けてもらって
「さぁ、産むぞ!

なんと、まだいきんじゃダメと。
あまりにお産の進みが早いので、先に分娩台に上がってもらったと。
「先に言ってよ~~~!!」と心の中で叫びつつ、最後のいきみ逃しへ。
パパにお尻を全力で押してもらい、何とか回避しました

ようやく準備も整って、「いきんで良いですよ」と声がかかりました。
目を開けると・・・・あれ?誰もいない

ママの横では助産師さんが着替え中。

赤ちゃんがスポーンって出たらどうするの?
(出ません

誰が受け止めるの??
呼吸法とか、色々教えてくれたりしないの??
でももう我慢できない!!
どうしよう!!!
一瞬考えて、ママは叫びました。
「いっきまーす!

「うみまーーーす!!


産むのを予告した産婦さんは初めてだと、後にコメントされました

何度かいきんだ後
「赤ちゃんの頭が出てきたから、いきまないで!」と言われ
ええ?もう出てきたの?

もっと・・・重量感があると言うか
ぐわ~っと産まれてくる感触があるかと思ったのに
意外と負担なく出てきてくれました。
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でも切られちゃったけどね。エイン

分娩室に入って30時間
陣痛室に入って30分
パパの出勤(立会タイムリミット)まで20分
5月13日 13時38分
ゆんが産まれました。
カンガルーケア中


ぶっとい巨大なへその緒でした。
助産師さん達に
「ママとぴったりくっついていたかったのね~

と言われてちょっと嬉しかったママ。
産院の意向で、出産中のビデオは撮れなかったのですが・・・。
産後のビデオには
感動して号泣したパパが鼻水をすする音とか
助産師さんの邪魔にならないように
でもゆんを撮りたくて
ウロウロ意味無く移動する様子とか
バッチリ残っているのです
