Who's The Man? - He is "Daichi Miura".

三浦大知とファンの日常

大知くんのマイクの話

2017-08-21 22:57:47 | 日記
テレビ番組等で指定がない場合、大知くんはいつもSHUREのマイクを使っています。



今回型番を押さえました。

検証に使ったのは、この写真。



ヘッドの輪っかの部分が水色なのが特徴。
よく見ると、持ち手が一部スリムになってる(薬指あたりが若干)。




MW2/BETA 58A-MJBX




定価だと27万円だそうです。
http://www.hibino-intersound.co.jp/shure_wlmic/3742.html





ちょうどこの間楽器屋さんに行った時に、このBETA 58Aの解説が載った冊子があったのです。



【サウンドスタジオノア三軒茶屋店 石橋さんより】


意外と知らないSM58とBETA58Aの違いとは


BETA58A
・男性ヴォーカル向き(良い感じに高音が出る)
→やはりね

・指向性が狭いので(正面からの音を拾うのに優れている)、マイクスタンドで歌うのに適している

・ウィスパーボイスにも最適
→大知くんよくやる
まとめ動画を見つけました(こちらからどうぞ)

・ハンドリングノイズ(外部から伝わる振動などの音)も静か
→ダンスの音や上がった息の音も聞こえにくい




ちなみに、SM58の方は
・女性やシャウト系のヴォーカルにオススメ

・低音の主張が激しくないので、コーラスなど脇役にも最適

・そこまで正面を意識する必要はなし、ハンドマイクで歌う時に安定する

・スネアにもオススメ





大知くんは、ハンドマイクかつ踊りながら歌う意味では、SM58もいいんだろうけど、そこは技術でカバーしているんだろうな。



大知くんは、マイクの使い方も上手い。

いつ何時も、どんな体勢でも、マイクがきちんと音を拾っている。
そして呼吸やダンスの振動など余計な音は拾わせない。

伊達に20年やってない。





マイクの種類で、最適なシチュエーションや楽器があって、考えて使われていることを知りました。




同じ記事の番外編では、
ドラム録りする時のマイクの使い分けが!
・スネアの表と裏(SM58)
・バスドラ(BETA58A)
・タム類(BETA58A)
・シンバル類(SM58)





あまり詳しくない私でも楽しめて勉強になりました。

スタジオのスタッフの方は、ここまで把握しているんですね、恐れ入りました。




今日も読んでくださりありがとうございます。