窓から、通学時間なのにしょんぼり木ののベンチに腰かけている男の子が見える。
登校二日目であるのに、、、
元気出して、妻が小さな声で言う。
私も70年も前、4歳の時、幼稚園にいけずによくサボった切ない思い出がある。
あの頃は、家の裏にある駅に行っていた。只多くの人が電車に乗ったり降りたりした人たちをボーっとしてみていた。
あの子もなじめないのか?
「普通に学校を楽しく思える人がうらやましい」のか、、、
など、できることなら普通に楽しく学校に通いたいというきもちもあるだろう。
ただ、
「楽しい学校に憧れるけど、実際の学校は楽しめる気がしない」
「学校に行きたい気持ちはあるけど行けない」
「行けたとしてもぼっちになるだけ」
など、憧れの気持ちだけ抱いたままという人も多くいる。
昔に比べれば、色んな子供がいるのがわかる。
ホントに只元気できゃあきゃあさわいでるのもいる。何喰っているのだと感じる。
もう一度、元気出してと叫びたい。