風信子(ひやしんす)の☆本の紹介&エッセー☆俳句

濫読・雑読の風信子(ひやしんす)が気の向くままに、お気に入りの本を紹介いたします。

☆ やはり、「地下式原子力発電所政策推進議員連盟」が31日発足とのことです。

2011年05月31日 | ☆ひやしんすの☆今日の出来事♪
地下だから安全なんてあり得るのかと危惧していましたが、そうではないという意見を見つけました。

2011年05月21日に書いた、「☆ まだ懲りないのですか? 「地下式原子力発電所政策推進議員連盟」が31日に発足!」では、利点として事故の際に容易に地下に封じ込められると口説でしたが、果たして本当にそうでしょうか。

資料:

地下式原発の概念図

北村陽慈郎さんのオフィシャルブログ:「地下式原子力発電所政策推進議員連盟5月29日」





 この概念図を見て頂くとお分かり頂けると思いますが、原発は莫大な熱を放出するので、その熱を海や川に捨てないと発電することができません。
 また、排水口だけでなく、排気口も必要なので、地下式とは言っても一度事故が起きてしまえば、放射性物質は排水口と取水口と排気口から、ダダ漏れになってしまいます。
 福島第一原発のように、空気中にむき出しの原発でさえ手が付けられず、廃炉するのに四十年から百年は必要だと見積もられているというのに、地下で事故が起きてしまえば、さらに作業が難しくなるだけです。
 しかも、穴を掘る余計な費用が発生するので、工事費用も跳ね上がってしまい、バックグラウンド費用を加えると発電コストが一番割高になる原発の発電コストを、さらに押し上げます。
 バンカーバスターという地下施設攻撃用爆弾(地中貫通爆弾)による攻撃にも強いと、マヌケな主張をする人もいますが、実際には見ての通り、排気筒からの攻撃が簡単であり、旧来の原発よりも何倍も厄介なのが、この地下式原発なのです。地下と言う言葉のアヤに騙されてはいけません。
 そもそも、高レベル放射性廃棄物が三十メーター程度の深さの場所に廃棄して安全なものなら、誰も高レベル放射性廃棄物の処理問題で頭を悩ましたりはしません。


それで、モンゴルに核のゴミ捨て場を造る案が経産省にでていたのか。自分のゴミは自分で始末するが江戸の美風だったそうですが・・・。



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