風信子(ひやしんす)の☆本の紹介&エッセー☆俳句

濫読・雑読の風信子(ひやしんす)が気の向くままに、お気に入りの本を紹介いたします。

☆ ニール・パリスチャさんの語る、「Awesome (最高)」な物語について。

2011年06月01日 | ☆ひやしんすの☆今日の出来事♪

2009年に「世界最優秀ブログ賞」に選ばれたニール・パリスチャさん。

TED (カンファレンス)での講演がネットで評判をよんでいます。

 

                ※ TEDのビデオは ニールパスリチャ:"Awsome(最高)"の3つの要素”

 

 風信子の先の見えない不安な毎日。それで、何でこんな(原発の)事ブログで書くの。何のため。それは、今、私がそうしたいからなのです。 と思いつつ、自信なくすこともあります。(たわいない日常雑記ばかり書き綴るほうが楽しかったなあ。)

でも、のニール・パリスチャさんの語る「Awsome」な話をして 「Awsome」の3つの要素を共有して 最後に思考の糧を提示したいという講演会を見たり聞いたりして、気持ちに素直になって、このままでやっていこうと自信がでてきました。

 

         講演で語られた話の抜粋です。

 
 2008年と2009年は少し厳しい年でした。 僕だけでなく沢山の人達にとっても、・・・・僕にとって別の理由でも辛い年でした。 当時プライベートな問題を多く抱えていました。 夫婦の仲がうまくいっておらず どんどん関係が冷めてきていました。 ある日妻が仕事から帰ってきて 涙を流しながら思い切って 正直な気持ちを打ち明けてくれました。 「貴方のことをもう愛してないの」と 人生でこんな悲しいことを聞くのはほとんどなく 実際それまでの人生で一番心に刺さる言葉でした。 でも1ヶ月もしないうちに もっと悲痛なことを知らされましたです。

 
 僕の周りに暗雲が垂れ込む中 明るいことを考えるのが この上なくとても難しく思えました。 どうにかして前向きに物事を考える方法を 見つけなくては駄目だと自分に言い聞かせました。 そこである晩仕事から帰ってきて コンピューターを立ち上げて 小さなウェブサイトを作りました。1000awesomethings.comというサイトです。 普段話したりはしないけれど 誰もがうれしく思う シンプルで普遍的な 小さなことに目を向けようとしたのです。

 
 だんだん時と共に 気持ちが晴れていきました。 毎日5万のブログが 立ち上げられています。 つまり僕のブログは5万の中の1つでしかなかったのです。 読んでくれているのは僕の母だけでした。 と言ってもアクセス量は 母が父に転送した時点で ぐんと上がって倍になったのですが。 (笑い) それから10あまりのヒットがあり 僕は大喜びでした。 そしてそれが何十になり 何百になり 何千になり 何百万になり有頂天になりました。 どんどん大きくなっていったのです。 そしてある日電話があり 電話の向こうの人が 「世界最優秀ブログ賞に選ばれました」と言ったのです。

 
 そしてステージでべストブログ部門でウェビー賞を受け取りました その驚きと感動が 薄れたのは トロントに戻って メールを見た時でした ブログを本にしたいと言う申し出が 10人の出著作権エージェントからあったのです そして翌年になり 「The Book of Awesome」はこれで連続20週間 No.1ベストセラーとなっています

 
 でも今日は3つのことをしたいと思って来ました。 「Awsome」な話をして 「Awsome」の3つの要素を共有して 最後に思考の糧を提示したいと思います。 では3つの要素について話しましょう。 ここ数年の間 僕にはゆっくり 物事を考える時間がありませんでした 。でも最近落ち着いて 「ここ数年の間で ウェブサイトや僕自身を 成長させてくれたものはなんだろう?」 と考える機会がありました。 そして個人的にこれを 3つの要素としてまとめました 。「物事に対する姿勢 」「気付く心」 そして「自分に忠実であること」です 。1つずつ簡単に話したいと思います

 
 まず「物事に対する姿勢」 悪いニュースに突然見舞われたり 痛みがいっぱいに広がったとき 常に2つの選択支があるのだと 皆さんが思えることを願います。 1つは振り回されたまま どうしようもないと悲観することで もう1つは嘆いた後 冷静に戻った目を 未来に向けることです。 前向きな姿勢とは後者を選ぶことです。 どんなに困難でも どんなに苦しくても 気持ちを切り替え前進し 未来へと 少しずつ足を踏み出す選択をすることです。

 
 2つ目の要素は「気付く心」です。  3歳児・・・世界の受け止め方がとてもいい。 これは子供は世界を初めて 見ているからです。 感受性を持つのは 3歳児の自分を受け入れることです。 誰もが一度は3歳児であったわけです。 その3歳の男の子や女の子の心は まだ皆さんの中にあります 探せばあるはずです。 物事に気付くには 自分にも見るものすべてが 目新しかったことがあったのだと ただ思い出せばいいのです。

 
 最後の要素は「自分に忠実であること」です。 ・・・僕がいいなと思うのは ロージー・グリアが 本当に偽りのない人だということです。 自分に忠実であるというのはこのことです。 堂々とあるがままの自分でいることです。 自分に忠実になると 心に従うこととなり 自分が好きで楽しめる 場所や状況や会話などを 見つけることになるのだと思います。 会話するのが楽しい相手を見つけ 行きたいと思っていた場所に行くのです。 そして自分の気持ちに従うことで 充実感を味わうことになるのです。 これらが3つの要素です。

 
 最後に一番最初の 僕の両親がカナダに来た話に戻ります。  20代の中ごろに未知の国に来るのが どんなことなのかは僕には分かりません。 自分で経験したことがないからです。 でも意欲的な姿勢が必要だっただろうと思います。 自分の周りのことに敏感に反応し 新しい世界で目にし始める 小さな発見を楽しまなくてはならなかったでしょう 。そして直面する物事を乗り越える為 本当に偽りのない ありのままの自分でいる必要があったと思います。

 
 ・・・私たちには100年しか楽しむ時間がない 。あなたが愛する人全員 あなたを含めたこの会場の皆さん 100年後には皆死んでいるのです。 人生は素晴らしすぎて このような人生を甘美なものとする 一つ一つのささやかな瞬間を体験して 楽しむ時間がほんの少ししかありません。 その瞬間は今現在で どんどん失われています。 その瞬間はいつも常にあっという間に過ぎ去るのです。

 
 今現在よりも若くなることは決してありません。 だから人生を大いに前向きな 姿勢で生きて ダメージを受けても気持ちを切り替え 前に進む選択をしてください。 自分の周りの世界に意識を向け 3歳児の心を大切にしながら 人生を素晴らしくする小さな喜びを見つけてください。 そして自分に忠実でいることに 恐れないで心のままに 自分が満たされる経験をしてください。 そうすれば皆さんは豊かで 充実感のある人生を送れると思います。 本当に「Awsome」な人生を送れるはずです。 ありがとう。



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