馬場 政孝/中央大学商学部教授のオピニオン「東電福島原発事故に思う」をネットで読んで納得できる面がありました。
先だってからの、管総理や東電側の「言ってない。」「言った。」発言等にはぐったり疲れる思いでした。
素人にも分かる、「今、そんな事いっている場合ではないだろう」
どうして、子供の喧嘩のようなことをやりあって日々を過ごせるのだろうか。大人のやり方ではないと考えると肩の力が抜ける思いでした。
これを見ていると、今後のエネルギー問題も政府主導でやるよりも小規模なところから開発をしていったほうがよいのだろう。
孫社長や地方自治体の長が太陽光発電や風力発電などの自然エネルギー普及を促進する「自然エネルギー協議会」を7月上旬に設立するとのこと。
日本の各地で風力、太陽光と小さなシステムを育てることから始めたほうが良いのではないだろうか。
「自然エネルギー普及へ協議会」についての報道はhttp://jp.wsj.com/Japan/Companies/node_241357
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大きなシステムは得意ではない |
この事故に対し、政府や東電サイドはこの間的確な対応をしたであろうか。その検証は今後の大きな課題になるものであるが、SPEEDIによる放射能拡散データの発表を抑えたり、放射能許容基準値を引き上げたり、メルトダウンの事実確認が遅れて対策が後手に回るなど、政府の危機管理能力が厳しく問われている。また、東電は事故後、社員の事故現場からの退去を官邸に打診したと報じられている(3月18日 毎日新聞)ところを見ると、その無責任ぶりに驚くばかりである。 この福島原発事故から見えてきたものの1つは、日本は大きなシステムをコントロールすることは不得手なのではないか、ということである。不得手を理解しないままでいることは、実は破滅的事態をもたらす危険なことなのである。大きなシステムとして思い浮かぶのは、太平洋戦争時の兵站(ロジスティックス)の問題がある。食料、武器弾薬、燃料等の物資輸送、および兵員輸送の問題である。「近代戦で勝敗を決めるのは兵站である」といわれるが、日本の兵員死亡者の多くは餓死、病死であったという事実が示す通り、広大な戦線をカバーするには兵站はあまりにお粗末なものであった。兵員も戦争後期には駆逐艦などの護衛がないまま輸送船で送られ、アメリカの潜水艦の餌食となった。個々の軍事技術では優れたものがあった。日本のゼロ戦は旋回性能とパイロットの熟練度が高く初期の段階では圧倒的に優勢で、アメリカ軍当局は1対1でのゼロ戦とのドッグファイトは避けるよう通達を出したほどであり、チャーチルはその『回顧録』の中で「日本刀とゼロ戦を作り出した日本人は恐ろしい」と述べている。小さな領域では優れた技術を持ちながらも、兵站という大きなシステムについては軽視、もしくは無能であった。無責任に戦線を拡大して日本を破滅に導いたことと、「絶対安全」と称して地震が多く狭隘な国土の日本の至る所に原発を造り続けたこととは相通ずるものといえよう。 |
先だってからの、管総理や東電側の「言ってない。」「言った。」発言等にはぐったり疲れる思いでした。
素人にも分かる、「今、そんな事いっている場合ではないだろう」
どうして、子供の喧嘩のようなことをやりあって日々を過ごせるのだろうか。大人のやり方ではないと考えると肩の力が抜ける思いでした。
これを見ていると、今後のエネルギー問題も政府主導でやるよりも小規模なところから開発をしていったほうがよいのだろう。
孫社長や地方自治体の長が太陽光発電や風力発電などの自然エネルギー普及を促進する「自然エネルギー協議会」を7月上旬に設立するとのこと。
日本の各地で風力、太陽光と小さなシステムを育てることから始めたほうが良いのではないだろうか。
「自然エネルギー普及へ協議会」についての報道はhttp://jp.wsj.com/Japan/Companies/node_241357
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