まだ読んでない本であるが、心に響いた本であるので紹介したいと思います。
風をつかまえた少年 | |
ウィリアム・カムクワンバ,ブライアン・ミーラー | |
文藝春秋 |
この本のことは、朝日新聞の新紙面「GLOBE(グローブ)」で知りました。
朝日新聞朝刊に時折、真ん中に挟みこまれた、紙ざわりの違う白っぽい新紙面があるのには。以前から気がついていましたが、なかなか全部それを読むこともなかった。
今日は。古い新聞を片づけていて、ふっと読む気になったのだが・・・。(2011/1/10版)
きっと、見出しの“「私にもきっとつくれる」。風車の写真を見て思った” にひきつけられたのであろう。
記事の出だしは、「アフリカ南東部の国、マラウイで、14歳の少年が発電風車をつくった。・・・・」
です。内容は、本の紹介というよりは、著者とのインタービューの形を取っていて面白いです。
著者:ウィリアム・カムクワンバさんは、家計が苦しくなり中等学校を中退したのですが、いつか学校に戻りたかった。で、復学できるように自分で勉強することにした。選んだのは地元の図書室での勉強というか本を読むこと。
もともと10歳のころから、ラジオの中がどうなっているのか気になって分解して壊してしまうという好奇心の強い性格らしかったが、「物理学入門」・「エネルギーの利用」等の科学書を読んだことから風車を作ろうと思うようになったらしい。
(ラジオは壊れたが、修理ができるようになったというから分解することは無駄ではなかったのだ)
2002年に高さ約5メートルの風力発電を自宅の側に建てた。地元紙の報道やブログ等により世界中に知られて、その後はサクセス・ストーリを生きはじめ現在はアメリカのダートマス大学で学んでいるようである。
著者の窓辺⇒January 24 , 2011に新しい記事がUPされたました。リンクからどうぞお読みください。
上記の「GLOBE(グローブ)」の記事については、『著者の窓辺』から読めますが、現在はまだアップされていないようである。過去の記事がたくさん載っています。UPされているか、ときどき覗いてみてください。とても面白いです。
さて、風信子は読書好きで文系の脳みそであると思っていたが、よく考えると子供のころは目覚まし時計を分解して元通りにするのに難儀したりしていた。案外、理系の脳みそも持っているのかも・・・。()
ウィンドウズ98SEを買ったときにも、コントロールパネルのファイルを開けていって中身がどうなっているのか知りたかったりした。さらに、シスアド講座を聞いてハードウェアの言葉の知識を得ると、実際にパソコンの箱を開けて中身がどうなっているのかも知りたかった。そういう願望は今でもある。夢だが、いつか『パソコン整備士講座』などでハードを実際に触ってみたいものだ。(年だからとか考えるより行動しよう)
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