百笑館・但熊・素晴らしき農業

農産物直売所 卵かけごはんの店

有害獣捕獲柵

2008-08-28 18:43:06 | 百笑館
20数年前に私が角パイプを切断したり溶接をして作った有害獣捕獲柵です。

40年位前に竹で作った捕獲柵が山裾にあり、中にサツマイモを作って猪を

捕獲する柵を頭に描いて作りました。

 「猪の様な嗅覚の鋭い獣を鉄で作ってペンキを塗った柵で捕れるものか」と

作っている最中から馬鹿にされながら制作しました。

 その年の夏の終わり頃捕れました。   猪が4頭

やったやったとあちこちで話していました。

 それが、狩猟免許を持った猟師さんに聞こえたらしく、警察に通報されました。

養鶏場の上の牧草畑にパトカーが来ました。

何か事件でもあったのかよせばいいのに、わざわざ見に行きました。

 お巡りさんが「この檻は誰のですか?」

 「私のものです」

 「この檻で猪がとれましたか?」

 私は猪を捕まえることが悪いとは思ってもみなかったので「はい、捕れました」

お巡りさんいわく「今は狩猟期間ではないので猪を捕ると違反になります」

「明日出石警察に来て下さい」

あくる日行きました。警察で取り調べを受けるなんて事ははじめて。

まず「あの檻の持ち主はだれですか?」

 「私です。」

 「素人があんな檻を持っているはずがありません。誰かをかばっていますね。」

 「いいえ、私のです。」

 「ほんとの事を言わないと帰れませんよ。誰のですか?」

 「私のです」

 「君もかなりひつこいね。あの檻の持ち主は誰ですか?」

 「私はだれもかばっていません。私が作った私の檻です。」


 1日目はこんなことの繰り返しで取り調べが先に進みません。

  このつづきは明日のブログで。
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