百笑館・但熊・素晴らしき農業

農産物直売所 卵かけごはんの店

捕獲柵

2008-08-29 19:02:58 | 百笑館
  昨日のつづき

「明日も来なさいよ」と言われ次の日も警察へ
 でもさすが警察。昨日私の言ったことの裏はちゃんと調べてありました。
柵の材料は何処から仕入れ、ペンキや刷毛は何処で買ったか。
 
 その日から供述調書
今はどうか知りませんが、そのころは全て手書きで誤字があったり、ひらがなばかりだと他の人が見た時馬鹿にされると思われるのか、辞書を片手に書かれるし
間違ったら、そのページは書き直し   手間のかかる事

 「自分に不利になる事は黙秘権があるので、あえて言わなくてもよろしい」
喋った事は全部書いていくから手間がいるので、喋らないで置こうかと思うと
先に進みません。

 稲刈りの最中に3日警察です。10時と3時に近くの喫茶店から
コーヒーをとってくれました。

 狩猟法違反の容疑です。狩猟法は捜査一課の係りで
3日目はちょっと用事があるので、喫茶店で待っている様にと言われ
喫茶店に入りコーヒーを頼みました。
 他にお客さんはいません。 喫茶店のママさんがそれまでに4回コーヒーの
出前に来て、私が取調室に居たことを知っていて、
「お兄ちゃん、捜査一課にいたけど何をしたん?」

捜査一課は殺人や強盗・銃刀法・婦女暴行等がかかりだそうで、
喫茶店のママさんどう見ても殺人容疑や銃刀法ではなさそうなので
「お兄ちゃん、下着泥棒でもしたんか?」

 失礼な   自分の田圃や畑を荒らす猪を捕っただけなのになんでこんな目に
合わなければいけないのか?

 お巡りさんに言いました。「先に猪が農作物を荒らしたのだから、私は自己防衛です。私を取り調べる前に猪を逮捕して下さい」

 「日本は法治国家です。君が狩猟法に違反したら警察は取り調べをしなくては
ならない。猪や鹿については農林事務所の管轄なので・・・・。」

 3日間の取り調べで、狩猟法等を知らずにやった事なので
無罪放免になりました。「しかし、今後は狩猟免許を取って、法律の許される
範囲で猪もとりなさいよ。」


  これは、嘘の様な「ホントの話」 


コメント (6)
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