百笑館・但熊・素晴らしき農業

農産物直売所 卵かけごはんの店

但熊店内1

2007-07-13 18:56:06 | 百笑館
夕方6時に閉店して、掃除が済んだ店内です。
のれんも中です。

昨年3月21日オープン以来大勢のお客様に来て頂きました。
昨年の但熊にご来店のお客様が、約25.300人余り
今年は来週前半に30.000人を超えるだろうと思います。

今年はまだ190日余りですから、平均で1日150人余りの
お客さんに来ていただいた勘定です。

椅子が15脚しかない小さなお店に、本当に大勢のお客さんに来ていただいたと
私自身びっくりしています。

     何がお客様に受けたのでしょう?
◎たまご・お米を作っている農家直営 だから
                                     
◎こだわりの食材を使用し美味しさを追求している から

◎スタッフが気さくで入りやすい店 だから

◎350円で卵はいくつでも だから

◎ごはんとたまごと醤油だけのシンプル だから

◎たまごかけごはん専門店 だから

    私なりに考えてみました。結論として

  たかが卵かけごはんだけれど美味しかった
  家で食べる卵かけごはんより美味しかった
  350円で満足した

 そんなお客さんが多かったんだろうと思います。
 皆さんにご満足頂けるようこれからも頑張ります。

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水量

2007-07-11 18:40:52 | 百笑館
今年の冬は本当に雪が少なくて、山に積もる雪さえ少なくて夏には水不足に
なるのではと、多くの人が心配してました。

写真は改良工事の出来上がった出石川の水管橋の上から撮りました。
今朝の雨が降っていたのですが、それにしても普段の5倍以上の水量です。

稲に一番水が必要なのは、出穂前から出穂後2週間位
カレンダーで7月下旬から8月中下旬ですので、現在の雨の量や川の水量
からすると、水不足にはまずならないでしょう。

逆に台風4号が日曜日あたりに、直撃するかも知れません。
先日来九州では、大雨の被害が出ています。
人間は天気を予測したり、治山治水などで自然界の恐怖からかなり防御
出来る様にはなりましたが、自然の力にはまだまだかないません。

災害時には出来るだけ出歩かないように・・・・・。
命あってのものだねです。
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山霧

2007-07-10 20:37:55 | 百笑館
霧にも色々あるんですね~。
これは早朝の風景で山霧がゆっくりですが上昇してます。
山霧は湿った空気が上昇して冷える時発生するので、天気は下り坂だそうです。

逆に上空の霧が山を下って来るときは、天気は回復傾向で晴れるそうです。
これは、高気圧の冷たい空気が山を下りてくる時見られる現象で、この様な
色々な自然現象を観察して、天気を予測するのを「観天望気」と言って
天気予報の基本なのだそうです。

「亀の甲より歳の甲」年寄りは何でも知っていて、若者に質問されれば
的確は答えが出来るよう、訓練・訓練  
(キーワードはさりげなく、手短に)

これがかなり難しい。
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道路改修1

2007-07-09 21:27:49 | 百笑館
台風の復旧工事はほぼ終了しました。(橋の架け替え工事は工事中が4本・未着工
の橋が3本残っていますが。)

写真は栗尾の日足神社の森です。ケヤキのでっかいのが2本、他に杉や銀杏
なんじゃもんじゃの木等があります。
写真の右側の小さい方の森がもうすぐ無くなると思います。

道路改修でカーブを緩くするのに取られます。
現在百笑館の福知山よりの所で3カ所、出石よりの所で1カ所 片側交互通行
にして工事が行われています。

台風の河川改良と共に道路改修の用地確保が出来たため、計画よりかなり
早く国道の改修工事が行われていますが、山を削って広くしたり、国道の下を
横切る川が少なくとも6カ所あります。

この工事が終わるのはあと3年位かかるでしょう。

♪むかし むかし浦島は助けた亀に・・・・・・。昔話の様なはなし
百笑館に色々なお客さんが来られます。
先日、80才位のおばあちゃんが来られて、「私は栗尾で生まれて育ったのですが
60数年ぶりに栗尾に来ましたが、殆ど面影がなくて想い描いていたふるさとが
ありません」としばらくお話をして帰られましたが、お宮さんの周辺の道路は
変わっているかもしれませんが、本殿や拝殿は殆ど変わっていないでしょうし、
横の堂も屋根を葺き替えた程度です。

しかし、60数年前の話をされてもなかなかわかりませんよ。
辛うじて話の途中・途中が判るくらいでした。
国道改修が出来るともっと判らなくなるでしょう。
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やくっさん

2007-07-08 18:32:03 | 百笑館
昨日は夕方5時頃から、薬師祭(7月8日)の餅つきに行ってました。
子供の頃から「やくっさんのもちまき」と楽しみにしていました。
餅米は集落の各戸がお供えします。それをついて餅にします。

総勢23人ふるさと委員が中心であとは有志
17臼搗きました。2つの羽釜と2つ臼で交代しながら搗きますが
結構大変です。だいたい2時間位で終わり後は懇親会
毎年同じ様なメンバーで気心も分かっているので気楽に歓談

これも「やくっさん」のお陰です。

むか~しむかしやくっさんは、堂本の薬師堂に安置されていたそうです。
それが、我が家の真ん前100m位の所で現在は公民館が建っています。
明治13年に維持管理も難しいので、松禅寺で管理していただいています。

これから先は何処までがホントで何処からが作り話かは定かでありません。

 むか~しむかしのそのむかし、とても貧乏で田畑の少ない村がありました。
そこに飢饉があり、村人は大変困っていました。
「やくっさん」はそれを見かねて、堂本の横に湯口と言う字(あざ)が
ありますが、そこに出ていた温泉を今の城崎へ持って行かれたそうです。

それ以来城崎は温泉場として栄、城崎温泉とし有名になりました。
そして、湯口に湯は出なくなりました。
湯口・堂本・湯町などの小字は繋がっています。
昔の人が話していたという話ですが、ロマンがあります。

今日はその薬師祭で松禅寺の本堂でコンサートがあったり、もちまきが
あったのですが、私は行けませんでした。


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たまご

2007-07-06 22:07:39 | 百笑館
卵の直売をしていてよく質問されること
①一日何個鶏は卵をうみますか?
②何日位生でたべられますか?
③白い卵と赤い卵はどう違うのですか?

 他にも色々聞かれますが①から順に答えます。
①の答え 
 大体100羽の鶏が1日に80個位産みます。どの鶏も毎日1個は産みません。

②の答え
 暑いとき、寒いとき、時期や保管状況により違いますが、1週間から2週間
 位です。
 卵がよく食中毒の原因として言われますが、殻を割った生卵が原因では
 ありません。 卵の調理品です。それも調理後の問題です。
 卵はご存じの様に栄養価満点の食品です。それを例えば厚焼き卵を作って
 冷めるまでまな板の上に置いて、その後冷蔵庫に保管したとします。
 厚焼き卵は冷める途中まな板の上で色々な雑菌が凄い勢いで増えます。
 それを冷蔵保管して増殖するのは止まるとして、常温に戻すと一気に
 増えて食中毒の原因になることが多いのです。

 殻付きの生卵は卵白に含まれる炭酸ガスをゆっくりゆっくり殻の小さな穴
 から放出する事により卵のなかに雑菌が入るのを防いでいます。

③の答え
 所詮どちらも鶏の卵なのでそんなに大きくは違いません。
 卵殻の色の違いは、鶏の種類により違います。
 例えば犬の色  白い犬もいれば茶色や黒もいます。
 違うとすれば赤い卵の殻の方が緻密な構造で丈夫だと思います。
 卵の中身は鶏の飼育環境や餌によって左右されることが多いですので、
 いちがいには言えません。

 卵は国際価格の中でも高くはありません。
だから、外国から卵の輸入は殆どありませんが、乾燥した粉卵は少しは
あるようです。

 このブログを読まれて質問があれば又、お答えします。
コメント (5)
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初生ヒナ 鶏の話 2-3

2007-07-05 22:01:36 | 農産物
孵化場から、生まれたてのヒヨコが来ます。

まず種鶏農場から孵化場に種卵がはいります。孵化場では種卵を
孵卵機に入れます。孵卵機の温度37℃で湿度70%
孵卵機の中で転卵をしながら(卵を少しずつ回します)

親鳥は必ず昼夜やってます。これは卵の中でガラザが黄味を中心に来るよう
ひっぱてますが、暖めていると比重のおもい卵黄が沈み卵の下にくっつく様に
なり、卵黄つまり受精した卵子に雑菌が入りやすくなるので、常に卵黄が
中心にあるように、転卵するのです。

1週間目・2週間目と光を透して検卵します。
成長してない卵、或いは途中で生育が止まった卵を取り除きます。

孵卵機の中で21日間かけて、卵の中でヒヨコになり自分で殻を割って
孵化します。殻に含まれるカルシュウムも骨に取り込んで殻は薄くなります。

そして3日分の弁当をお腹の中に持って孵化するので、岐阜から但東の来るまで
何も食べたり飲んだりしなくても平気なのです。
初生雛  凄いでしょう。

動物の赤ちゃんは象の様に100kgもある赤ちゃんや1gのカンガルーの赤ちゃんまで色々あって、尚かつ草食動物は産まれると数時間で親の後を歩けます。
しかし、肉食の動物は目も未だ見えない、歩けない状態です。

鳥も同じ様なもので、鶏やキジ等又カルガモなどは産まれて間もなく親について
歩いたり泳いだりしますが、カラスや雀など高い所に巣を作る鳥のヒナは弱々しい
です。

鶏のヒナは親鶏を見たことはありません。(養鶏場のヒヨコ)
でも、自分で餌を食べて水を飲んで育ちます。
人間はそれの手助けを少しする程度です。

  明日へ続く

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鶏の話 2-2

2007-07-03 22:00:23 | 百笑館
○ 卵の値段
  物価はドンドン上がったのに、卵の値段はそんなに高くなっていません。
  それは昨日のブログに書きましたが、昭和28年の卵の値段は今年の
  卵の相場より高いです。(53年前ですよ)

○ 今までに卵の相場の高かったのは昭和48年頃から51年頃だと思います。
  今の卵相場の約3倍位になったことがあります。
  スーパーなどに並ぶ卵はそんなに高くなったり安くなったりしません。
  卵は毎日の生活の中で欠かせない食材になっています。しかし
  需要と供給のバランスで卵価は上下します。
  それも全体の量からすると±4~5%で

○ これから高くなります。(そんなにびっくりするほどではないと思います)
  以前のブログでも書きましたが、トウモロコシからガソリンの代替え
  エネルギーのエタノールをとるのが今一番効率がいいので、トウモロコシが
  エタノールになっています。

○ しかし、そうして餌はドンドン値上がりしていますが、鶏の数が日本全体で
  沢山(需給バランスから見て)いるので、卵は高くなっていません。
  やがて鶏の数が減ってくるので、卵価は上がります。

○ 今は農業の分野もグローバルになったので、例えば花を作っている農家も
  ユーロの動きが気になると思いますが、養鶏家は20年 もっと前から
  シカゴのトウモロコシの相場や円の高・安を毎日気にかけていました。

   明日に続く

                         ま
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鶏の話 2-1

2007-07-02 19:05:41 | 百笑館
我が家で鶏を飼育し始めて、50年になりました。
(ブログに投稿するのに計算したら判明しました。)

私が始めて37年になります。その間ヒヨコは岐阜に本社のある
(株)後藤孵卵場様よりずーっとお世話になってきました。
よその孵化場から入ったことは一度もありません。

以前は、岐阜の本社にも度々お邪魔しましたし、今は関西営業所になって
いますが姫路の関西支社にも何度となく寄せていただきました。
私がお付き合いをさせて頂いてからでも、社長さんは3人目で親父がお付き合い
頂いてた社長からすると4人目です。

長いお付き合いです。それというのも以前は友の会組織があり、研修会や
研究会が毎年行われ、鶏の飼養技術や卵の販売等の研鑽も勉強して参りました。

今の百笑館や但熊の基礎になる部分の、鶏の飼育や鶏卵直売等も勉強させていただいたことが底辺にあります。

現在飼育している鶏  「ゴトウのもみじ」と名前がついています。

どんな鶏かと聞かれると、赤玉鶏  褐色の卵を産む鶏です。
もっと詳しく説明すると、雄系にロードアイランドレッド
            雌系に白色プリマスロック
 を交配した品種間雑種です。

長い間の育種改良の結果です。

たまごは物価の優等生と言われて30年も40年もなりますが、
その原因は

1.育種改良により鶏の能力向上
2.餌の輸入と円の変動相場(以前は1ドル360円の固定相場)
3.養鶏家のスケールメリット等によるコストダウン

順序は別としておおきくこの三点があげられます。

面白いかどうかは分かりませんが、鶏の話が続きます。
          



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広島のしゃもじ

2007-07-01 19:06:30 | 百笑館
宮島の杓子は有名ですが、そのいわれは?と聞かれると分からない。

厳島神社の帰り道、みんなが土産物屋さんに立ち寄り帰ってきません。
途中のでっかい杓子がありました。(写真)

長さ    7.7メートル
最大幅   2.7メートル
重さ    2.5トン
材質    ケヤキ  (広い所は3枚が継いでありました)
制作    昭和55年5月から2年10ヶ月  延べ300人

    宮島杓子の由来
江戸時代の寛政年間に宮島の「時寺」におられた僧がある夜 弁財天の夢を
見てその手にされた琵琶の形の美しさを杓子にうつし、それを島の人に作り
教えたのが始まりで、その後技法の巧妙さ、形の優雅さ、使いやすさで
全国に広まり、現在では幸運 福運 勝運をすくいとると祈願杓子としても
喜ばれています。

こんな事メモしてくるのは大変だけど、デジカメならお手の物
一緒に行った7人の侍 こんな事は知ってません。

宮島には鹿が沢山いました。観光客に慣れていて触っても逃げません。
普段農作物を食い荒らす鹿のことが、みんな頭にありますが、蹴飛ばしたり
せず、我慢して横目でにらんできました。


                         よ

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