本日は、自身がスキーで使用しているストック(ポール)とグローブの特徴をご紹介させていただきます。自身の場合、ストックは117cm(身長170cm)と長めで、グローブはロイシュのサイズ7で小さめを使用しています。その理由・メリットを記載いたしました。参考になりましたら幸いです。
1.ストック(ポール)が長めの理由
ストックの長さはサイト等に「ストックを逆さにして雪面に刺さる部分を除いた所を持ち、肘の角度が90度になる長さ」とか「身長の65%~67%」等と書かれています。自身の身長は170cmなので後者の場合、適切なストックの長さは110cm~115cmとなります。
その中、自身は117cmのストックを使用しています。1度115cmのストックで滑りましたが、短い分、ストックを突く(ストックが雪面に届く)タイミングが遅れ、今一つ上手く滑れませんでした。ストックを突いてターンのきっかけをとっているので、ターン開始の意志より実際のターン始動が遅れ、タイミングが合わなかったと思料します。よって、ターンの際の曲がりたい意志と実際の始動のタイミングが合う長めストックを使用しています。
ストックの長さは、スキー技術のレベル、整地・不整地、小回り・大回りといった条件により異なります。ただ、ターン始動のタイミングをストックを突くことによりとっている方は、始動のタイミングが早めになる少し長めのストックを一度、レンタルでよいので、試してみてはいかがでしょうか。
2.グローブが小さめの理由
ロイシュのグローブ・サイズチャートではサイズ7は女性用のサイズとなり、男性にあてはめるとXS相当になります。
ただ、小さめのきつく、指先が余らないグローブはストックをきちっと握ることができ、指先の動きがきちんとストックに伝わります。これによりストックを意志通りに突くことができ、ターン始動のタイミングと合うため、小さめを使用しています。その意味で少しきつめのグローブを試してみてはいかがでしょうか。
先般7月15日付掲載記事「スキーは板よりもブーツ派です!」と同様に様々なご意見があろうかと思いますが、少しでも参考になりましたら幸いです。
確かに、ストックを長くしたら、始動のタイミングを早く出来たのを、昔、実感しました。正直に言いますと、「スキーは板より、ストック派です」(笑)。
転ばぬ先のストックといえるように、ストックをうまく使いこなしたいものです。