メインフレームを扱うためにはOSのみならず、COBOLやFortranで書かれたプログラムを理解する必要があります。しかし、現在主流の言語は別の言語になっています。
COBOLやFortranを扱ってきた人たちはほとんどが退職などで企業内に残っていないようです。
特に銀行はメインフレームユーザーですが、システム刷新は100億円単位になりますから、ますます刷新は困難になると思います。みずほ銀行のようにシステムを刷新するまで多くに時間を要しますし、また、トラブルも起きがちです。
企業によってはメインフレームから脱却している企業もありますが、銀行ほどではないにせよ相当な費用がかかっていると思います。
一企業が単独でシステム更新を行うのは難しくなってきています。業種によって標準的なデータシステムが存在していれば、若干のカスタマイズで使用することも可能です。
これはDXを推進する政府にも考えて欲しいですね。肝心な部分を民間任せは?です。