2日制七番勝負
持ち時間:8時間
第一局(立会人:佐藤康光九段)
2023年10月6日〜7日
東京都「セルリアンタワー能楽堂」
藤井聡太王位の勝ち
第二局(立会人:谷川浩司十七世名人)
2023年10月17日〜18日
京都府「総本山仁和寺」
藤井聡太竜王の勝ち
第三局(立会人:森内俊之九段)
2023年10月25日〜26日
福岡県「旧安川邸」
藤井聡太竜王の勝ち
第四局(立会人:渡辺明九段)
2023年11月10日〜11日
北海道「銀鱗荘」
藤井聡太竜王の勝ち 藤井聡太竜王の防衛
【感想】
今回の七番勝負は「同学年対決」と言われていましたが、藤井聡太竜王が4連勝で久々のストレートでの防衛を決めました。渡辺明王将から王将位を奪取して以来ですね。
伊藤匠七段は「藤井聡太」を泣かせた男とネット上では言われていました。小学生の頃の対局で伊藤匠が勝ち、藤井聡太が泣いたと言う、古い話なんです。
今回の七番勝負では藤井聡太竜王が棋力の差を伊藤匠七段に見せつけた感じです。藤井聡太竜王は防衛を決めた第四局の終盤で37手詰めを見つけ、それを実際に指していくと言う離れ技を見せました。詰将棋と同じように持ち駒を余さずにです。まるで詰将棋のようです。ABEMA解説の深浦康市九段も対局中には発見できなかったとのことです。