ichiito-ori

織の記録

シャツ作り

2023-10-11 13:20:07 | 手紡ぎ糸

自家製綿で手紡ぎした糸を使ってシャツを作りたい!

機織りをしている大方の人が、一度は経験したいと話します。

そういう私もそのひとり

”シャツ作り”は、綿栽培を始めた目的の一つでした。

それでも、たて糸よこ糸両方に手紡ぎ糸を使うにはまだまだ技量が足りず、

とにかく織りたい一心で、たて糸には紡績糸を使い、

目的は日常着、染色も洗濯に強いように化学染料を使いました。

たて糸:紡績綿糸19/2

よこ糸:手紡ぎ綿

筬:5/㎝(引き込み2本)

綜絖:4枚(平織)

機:ジャッキ機

当時は、巾60㎝のジャッキ機でしたから、

織り上がった布の地直しを終えると巾54㎝になりました。

長さは4.5mあったので、十分シャツを縫うことはできました。

型紙をMサイズで作ったのだけれど、LLサイズで作った方が良かったかも…

かれこれ10年着ていますが、洗濯を繰り返すうちにかなり縮んでしまいました。

しかたないか…

機械があれば再挑戦したいです。

 

 

 

 

 

 

 


シルクカシミヤのマフラー

2023-10-09 15:04:56 | ストール、マフラー、ひざ掛け

本格的に織りに取り組み始めて間もないころ

ブランケットを織りたくて整経しました。

当時持っていた一番大きい機は、60㎝幅のジャッキ機、

巾を目いっぱい使っても、縮絨するとかなり小さくなるはずなので無理かな?と思いましたが、どうしても織りたくて挑戦しました。

(思い返せばずいぶん無謀でした)

たて糸、よこ糸:シルクカシミヤ(毛80% カシミヤ10% 絹10%)7.5m/g

筬:6/㎝(引き込み1本)

綜絖:4枚

機:ジャッキ機

織り:平織

縮絨後巾:47㎝

縮絨後長さ:145㎝(房なし)

重さ:140g

いやいや、これではブランケットどころかひざ掛けにもちょっと小さめです。

そこで、三つ折りにして首に巻いてみると 軽くて暖かい 

ちょっと短めだけれど、カーディガンやセーターの上に巻くと良いです。


手紡ぎウールのひざ掛け

2023-10-08 15:10:18 | ストール、マフラー、ひざ掛け

朝晩すっかり冷えてきました。

こんな時に重宝するのがひざ掛けです。

手紡ぎしたウールで織ったひざ掛けの暖かさは格別 

冬場のドライブに欠かせないアイティムです。

品種はコリデール、スライバーにしたものなのでそのままで紡げます。

初心者さんにお勧めです。

紡ぎ終えたら枠にとって、蒸気の上がった蒸し器で15分ほど蒸して撚り止めをします。

枠のまま冷やしてから玉巻します。

たて糸、よこ糸:手紡ぎウール

筬:4/㎝(引き込み1本)

綜絖:8枚

踏み木:6本

縮絨:固形モノゲン

縮絨後巾:50㎝

縮絨後丈:160㎝

仕上がりは初めの計画より一回り小さくなってしまいましたが 

暖かいのでこれで ”よし”  です。


たて刺し子の敷物

2023-10-07 12:50:18 | 敷物

先の浮き織りがたての形になります。

たて糸:紡績綿糸8.5m/g 

よこ糸:紡績綿糸8.5m/g

筬:8/㎝ 平織引き込み1本 刺し子部分引き込み2本

綜絖:4枚

踏み木:6本

機:ジャキ機

仕上がり巾:16.5㎝

仕上がり丈:26㎝(房1.5㎝×2込)

アメリカ在住の友人のプレゼントにしたいからと頼まれて織ったものです。

あまり派手でなく日本的なもの、封筒に入るくらい‥などの注文がありましたが、

気に入って頂けたようです。藍染の方が良かったかしら…などと後から思ったりして

思い出に一枚多く織って自宅で使っています。

参考資料

グラフ社 手織り工房 彦根 愛著

 


浮き織りのティーマット

2023-10-06 14:02:33 | 敷物

ティーマットとしても使えますが、花瓶敷などこの大きさのマットの使用範囲はお好みです。

たて糸:綿麻

よこ糸:綿麻、混紡綿(浮き織り部分)

 *糸はずっと以前に手芸店で購入していたものです。

  浮き織りの糸はたて糸の1.5倍くらいの太さがあると浮がきれいに出ます。

筬:5/㎝(引き込み1本)

綜絖:4枚

踏み木:5本

機:ジャッキ機

たて糸と同系色の浮糸を入れても綺麗です。