私の母校の小学校で学校公開があったので行ってきた
昨年まで学校公開だったが、今年はオープンスクールという呼び名になった
なぜ変えたのか校長に聞かなかったが、50年近く前の大学時代の設計の演習で使った「開かれた学校」に出ていた懐かしい名前でなんとなくうれしかった
この学校で数年前から地域協働学校委員をしているが、ここでは従来の先生から生徒たちへ一方的に教えるスタイルから、生徒の自主性を育み自分たちで学習する手助けをするスタイルへと意識を変える取り組みを始めている
カリキュラムのこともあり、全ての授業がそうできているわけではないが、今日のオープンスクールでは、子どもたちがそれぞれの知りたいテーマを自由に調べて発表するという形式で行われていた
この学校では以前にも取り上げた通り、OECDが目標とするキーコンピテンシーを会得させることを重視している
キーコンピテンシーは3つのカテゴリーがあり、
社会、文化的、技術的ツールを相互作用的に活用する能力
多様なグループにおける人間関係形成能力
自律的に行動する能力
の習得を目標にしている
自動車の仕組みについて発表した3年生の子どもに作った資料はどのように調べたの?と聞くとインターネットと図書館で図鑑などを使ったということだった
そこから写真やイラスト、文章を取り出してパワーポイントでまとめて発表していた
目標に近い成果が出てきていると感じている
ほかに個人的に音楽やスポーツの発表する子どももいて、多くの保護者が自分たちの時代の教育スタイルと違うことに感慨を覚えたのではないだろうか
いつかこの子どもたちが社会に出て活躍し、この地域のコミュニティの一員として参加してほしいと思い、そしてするであろうと確信している
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