今日のマコなり社長のインサイドストーリーズから
【2つの良い質問】
1.話した相手を喜ばせる質問、共感を示す質問
・「あなた、よく分かってるじゃん!」というように、話した側が嬉しくなるような質問をする。
「つまり、あなたが言いたいのはこのようなことですよね?」と要約して返してくれたときのような、確認の質問をする。
2.相手の意見や考えをよりブラッシュアップする質問
・自分がマイクを握って多くの人が聞いている場所で質問するときは、そこにいる全ての人にとってプラスになるような質問を目指そう。
・まずは、1つ目の共感を示す質問を極めることが重要である。
・相手の話をきちんと聞いて、自分の言葉で説明できるようになることが土台である。
・再現性のある自分の知識に変えるには、自分の言葉で説明できるようにならなければならない。
・自分の言葉で説明するというのは、ひとつのメッセージを複数の具体例を挙げて説明できるということであり、抽象を複数の具体に落とし込むことができることが非常に重要である。
・具体的な話を抽象化し、抽象化したものを別の具体に変えて言い返してくれると、話している側は気持ちが良くなる。
・自分の言葉で説明できる概念は、いくつもの具体で表現することができる。すぐにできないとしたら、紙に書き出したり人に話したりすることを通じてトレーニングしてほしい。これは自分の頭の中にあるイメージを作るということであり、イメージ記憶は圧倒的に覚えやすい。
・なにか比喩表現を出したり、相手に「つまり、このようなことですよね」という良い質問を返したりできる人は、論理で理解しているからではなく、パッと浮かんだ頭の中のイメージを言葉にしているからである。
・質問がなかなか浮かばない人は、具体的な自分のイメージを持ってくることができていないからである。
・日々やるべきアクションプランとしては、人が話していることを別の言葉で言い直すこと。
・良い質問をするためには、批判的な態度で話を聞くこと、論破しようとして聞くことが大切である。
★本音としては「それは言っていることがおかしいんじゃないの?」と思っていたとしても、優しく伝えるべきであり、「あなたは間違っています」という批判的な伝え方をしてはいけない。さらに「自分が間違ってるかもしれない」という可能性を捨ててはいけない。
・すごく共感力の高い人や相手の言ったことを素直に受け止め過ぎてしまう人、すなわち相手の言うことを疑わない人は良い質問をすることが難しい。
・良い質問をするには「相手の話を自分の言葉で言い換えること」「相手の意見を鵜呑みせずに、健全に腹黒く批判的に聞くこと」がポイントである。