<本日の一言>
本日新人王戦準決勝が行われ、関航太郎三段(18)が横塚力七段(25)に勝って決勝に進出しました。
最終盤のコウを頑張り抜いての半目勝ちという、凄い勝負でした
決勝三番勝負は、佐田篤史四段(24)との間で争われます。
皆様こんばんは。
昨日はお休みしました。
最近は休んでばかりですね。
さて、本日SGW杯予選が開幕しました。
1枠と4枠の本選進出者が決まっています。
今回は1枠の2回戦、黒滝正憲八段(45)-黒滝正樹六段(43)戦をご紹介します。
兄弟対決ですね。
なお、SGW杯の棋譜は全て日本棋院ネット対局幽玄の間で中継されています。
1図(実戦)
正憲八段の黒番です。
ここで正樹六段、白1と5線に肩衝き!
個人的には、正憲八段が中央重視で正樹六段が実利重視というイメージを持っていたのですが、AIの影響を受けていそうな打ち回しですね。
2図(実戦)
黒1、3と技を放ったのは正憲八段らしいですね。
正樹六段も気合で白4と反発しました。
見落としがあると大きく形勢が傾きますが、早碁とは言えこのような部分戦では案外間違えないものです。
3図(実戦)
白1~5とは、これまた気合の打ち回しでした。
白1でAと開けば無難ですが、早碁の勢いでしょうか。
4図(実戦)
戦いの結果、思わぬ振り替わりになりました。
黒が白×を取り、白が黒×を取っています。
これで細かい形勢とは面白いですね。
結果は黒が寄せ合いを制し、2目半勝ちとなりました。
正憲八段はその後の決勝にも勝ち、本戦進出を決めています。
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