＜本日の一言＞
相変わらず暑い日が続きますね。
浜松では41.1℃を記録したとか
マスクを付けていたら体感温度50℃ぐらいになりそうですね
皆様こんばんは。
本日はSGW杯予選3枠と16枠が行われました。
今回は秋山次郎九段(42)－中小野田智巳九段(50)戦をご紹介します。
ところでどうでも良い話ですが、日本棋院ネット対局幽玄の間の中継対局一覧を見ていたところ・・・。
ちょっと笑いました。
さて、それでは対局を振り返っていきましょう。
1図(実戦)
秋山九段の黒番です。
黒1の当てに対して、白A、黒Bと決めないのはプロの感覚ですね。
白Bと切る余地を残しておいた方が捌きやすいとみています。
この後、黒Aのコウ取りに対して白Cとコウ立てして、難しい戦いに入っていきました。
2図(実戦)
そして、ついに白△の切りを決行！
Aの所のコウ争いになりました。
双方の命がかかっている大きなコウです。
3図(実戦)
コウ替わりに白1、3と連打しました。
黒は白×を、白は黒×を取る振り替わりです。
そして右辺に戦場が移ります。
白9に対しては、黒Aと右上を広げながら攻めるのが普通の感覚だと思いますが・・・。
4図(実戦)
黒1、3と眼を取ったのは、いかにも秋山九段らしい厳しさですね。
そして、白4と打った手の隙を見逃さず、黒5～9と切断！
ここから右下白を猛攻して仕留めてしまいました。
凄いパワーですね。
秋山九段はその後の決勝戦にも勝ち、本戦進出を決めました。
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