三度のメシより…イタグレびっちゃん☆

イタリアングレーハウンド(イタグレ)わさび(♀)の大百科

びっちゃんの爪

2013年07月07日 | わさびの通院記
元気に過ごしていたびっちゃんでしたが、金曜日の午後、異変は起きました。

ワタシがうたた寝して、ふと目覚めたとき、びっちゃんは、目の前でオスワリしていたのですが、その周囲が血まみれなのです

寝ぼけた頭ではとっさに、それがびっちゃんの血なのか私の血なのかさえもわからなかったのですが、びっちゃんを抱き上げた時に、ワタシの手にも血が付着しました。
肉球付近から血が出ています。
何かで切ってしまった!?と、とりあえず手を洗いましたが、切れていたのは肉球ではなく、爪の根元付近で、爪が折れている風でした。
水が当たったり、触れたりすると痛いらしく、「ふぅーん…」と痛みを押し殺したような声をあげるびっちゃん。
午後の診察が始まるまでの応急処置として包帯を巻いてしのぎました。

負傷していたのは人の手でいうと右手の『人差し指』のあたり。
他の指(爪)と明らかに生えてる角度が異なってしまっていたので、折れたことによりこうなってしまったのでしょう。

包帯さえしていれば、普通に歩いてましたし、そんな状況でも、やっぱり骨折した左手をかばって歩いているので、痛みはそこまで重症ではなかったのかもしれません。
事実、悲鳴も何もありませんでした…。
(ワタクシ、寝つきは非常にいいほうですが、割とちょっとした異変で目が覚めますので、悲鳴に気付いてない、ということはないと思います)
だから余計に、何が原因でこうなったのかがわかりません…

午後の診療で診ていただき、痛み止めと消毒薬をもらって帰りました。

翌日、今後のリハビリのこともあるので、かかりつけの病院でも念のため診ていただきました。
血はほぼ止まっているけど、感染症が怖いので、患部周辺の毛をカットし、洗浄・消毒後、包帯でケアしていただきました



まだ患部付近を触ると痛みがあるようですので、痛み止め(4日分)と化膿止めの抗生剤(8日分)を処方していただきました。
包帯を巻き替えるときに、腫れたり異変がないことを確認してください、ということでしたので、次の診察までの1週間は経過観察が続きます。

 (今朝の患部。血は止まってます)

明日からに備えて、今日も少しの間お留守番してもらいましたが、包帯を剥がすことなく上手に過ごすことができました
このまま無事、新しい爪が再生しますように…


おまけ
実は、今びっpapaも同じように爪を負傷しています。
びっpapaの時も血が出ましたが、病院には行っていません
しばらく痛みがあったそうですが、ま、びっpapaはしゃべれますし、ヤバかったら自分でなんとかするでしょう(笑)
そんなわけで、「俺も爪痛いねん…わかるで~」とびっちゃんと痛みを共有しているびっpapaです

ごめんね、びっちゃん…

2012年07月05日 | わさびの通院記
脱水起因と思われる腸炎から2週間…ほど経ちますが、また腸炎とおぼしき症状がでてしまいました
ただし、前回ほどひどくはありません。
前回の教訓から、水分補給と腸内環境に気をつけていた矢先の出来事でした…。


今回は近所のかかりつけ医に診ていただきました。
便検査と触診とエコー検査をしていただきましたが、特に原因となるものもなく…。

先生から「何か環境が変わった…とかありませんか?」と聞かれ、ハッとしました…。
環境は変わっていないのですが、訳あってお留守番子なことが多かったのです…。


反省しました…
くわしくは書きませんが、思い当たる節がありました…。


天真爛漫だけど、とっても繊細なびっちゃん。
そして我慢強いびっちゃんだからこそ、ひとりでストレスを抱え込んでいた…のかもしれません


今はまた、びっちゃん優先な日常が戻ってきました。
これでびっちゃんの体調も平常に戻ってくれる…
そう願うばかりです…

再び腸炎…(脱水症状)

2012年06月25日 | わさびの通院記
備忘録
6/20あたりからおなかが緩い傾向あり
6/21夕:ごく少し血便。でも至って元気。様子を見ている間に空腹Maxになったのか胃液(黄色)?を吐く
ゴハンはいつものドライフードを半量。でもやっぱり元気で、若干催促ぎみだったが、腸を休めるために、そのまま就寝
6/22朝:いつもどおりの食事をぺろりと平らげる
  夕:粘膜が付着してる感はあるけれど、平常に近い状態の便に。やっぱりめちゃくちゃ元気(笑)
6/23朝:まだやわらかい(つかめる)状態ではあるが小康状態を保つ
  夕:それまでよりもやわらかい状態に。嘔吐もあった様子
6/24朝: 再び粘膜混じりの便に。少量だが再び血便傾向があったので、病院へ


先週半ばよりびっちゃんのおなかはギュルギュルと調子を崩しているようでした
でも、元気いっぱいで部屋中を駆け回り、私たちを舐めまわしまくり、食欲も旺盛でゴキゲンでしたので、少し様子を見ていました。
便の状態以外はいたって元気だったのです。
ぐったりしてる感がなく、どっからみても元気なのに、ウンチョスだけがいつもと違う感じ…なのが続いていたのです。
いつも毛布に潜って眠るびっちゃんだけに、昼間の室内の暑さが影響して、体内バランスを崩してるのか??(昨年のこの時期も同じ症状アリ)と思い、エアコン設定温度をやや低めにして様子をみていましたが、日曜に再び血便の傾向が…
また、おなかが痛いのか、しっぽを巻いてうずくまる仕草がありましたので、病院で診ていただくことにしました。



○触診・便検査
腫瘍等のできものがないかを確かめるため、先生が肛門内を触診
その間、少しもぞもぞしていたびっちゃんでしたが、よくがんばりました
できもの等はないとのことでした
また、肛門から直接採取した便を顕微鏡検査してもらったところ、少し腸内細菌のバランスがくずれているとのこと
新たに血液検査を実施することになりました

○血液検査
炎症等の血中バランスがくずれていないかをチェック
肝臓の数値が若干高めだったものの、ほぼ正常範囲に近かったので(前回は黄疸がでていたので、かなり上昇)、大きな問題ではないとのこと
また白血球等の数値も特別高くはなかったので、炎症等の問題はなさそうとのこと
血液検査の結果とその血液の形状から、『脱水症状』の傾向がみられるとのことでした

○レントゲン検査
念のため、胃・腸部のレントゲン検査を実施
ややガスが溜まっている傾向がみられましたが、誤食による異物など食事との関係もなさそうとのことでした


以上より、脱水起因による腸炎、と診断されました
点滴と抗生剤の注射をして、家では整腸剤を服用して様子をみることになりました。

(わ)また点滴やねん

(わ)早く帰りたいよ~

昨年も同じ時期(夏)に同じ症状で病院にかかっています
前回は手作り食で、食材の向き不向き…など原因と思われるリスクファクターがあったので、それを除去して消化管にやさしい療法食フードに切り替えることで症状の改善につとめました。
今回は去年より続けている消化器系の療法食+いつものお肉トッピングで、これまでと何ら変わりない食事内容でしたので、ここで食事起因ではないことがはっきりとわかりました。
普段から水を飲まないびっちゃんなので、これまでもフードには水をたっぷり入れて、ゴーインに水分を摂らせるようにしていましたが、びっちゃんに関しては、その程度では夏場の脱水症状は予防できないようです。
私たちにぴったりくっついたり、毛布に潜ったり…が好きなびっちゃんですので、気温の上昇とともに、体内の水分も失われやすい状態になっていたのかもしれません
今後は、こまめに水分補給を心がけようと思います。

今日のびっちゃんのウンチョスはいい感じ
点滴効果でしょうか
水分の補給(だけではないですが)、これだけ回復するのですから、日常のケアの重要性を感じます。
モノ言わぬワンコですから、ちょっとした異変を感じ取れる敏感さも、飼い主には求められているのかもしれません

通院終了です♪

2011年08月27日 | わさびの通院記
救急病院に駆けこんでから約2週間。

膵炎の可能性は検査の結果、低いという結果が得られ、胃腸炎ということで、療養を続けておりましたが、本日の通院日、院長先生に再び診ていただきました

状態がいいので、これまで続けていたお薬をお休みして、しばし様子見…ということで、ようやく通院が終了しました

今日は最後の点滴です

(わ)いつもびっpapaのおひざで点滴するねん


(わ)今日で最後やからがんばるねん


水分摂取が相変わらず少なく、口の中が渇き気味ですね、と先生の所見でありましたので、できるだけ頻繁に水分を(…といってもびっちゃんはお水を飲んでくれないので、薄めたヤギミルクです(笑))とっていただくことにします。

もうしばらくは、胃腸にやさしい療法食を続けて、体力の回復に努めようと思います

膵炎の疑い晴れる♪

2011年08月21日 | わさびの通院記
お薬生活&処方食を続けているびっちゃん。
少しずつ食事の量を増やし、今日からようやく通常量です


通院はお休みの金曜日
点滴を一休みし、様子を看ていましたが、目の輝きも戻ってきた風で、夕方にはびっpapaとお散歩を楽しむまでに
photo by びっpapa

ウンチョスもまったく通常のものに戻り(血が固まっている様子もなくなった)、吐き戻すこともありませんでした


土曜日の通院日
先日受けた膵炎の検査(PLI)の結果が出ていました。
検査結果は『正常値』とのことで、膵炎の疑いは晴れました
胃腸起因で、一時的にアミラーゼの数値が上がっていたことが原因だろう、ということでした。
それでもまだ吐く…ということが続くようであれば、内視鏡などの検査も考えないといけないようですが、今のところ状態は落ち着いていますので、このままいい状態が維持できればいいなぁ、と思います
帰宅後のおひざ寝びっちゃん

様子見の日曜日
あいにくの空模様でしたが、雨のやみ間を見つけて、ちょこっとお散歩に
なぜかちょいと緊張気味ですが…
少しだけですがわん交流もできたし、ストレス解消になったことでしょう


家に戻った途端、雨が降り出しました
飼い主と違い、びっちゃんは『晴れ女』なのかな

運も味方についてくれたかのような週末のびっちゃんでした~

聞き間違い♪

2011年08月19日 | わさびの通院記
びっちゃんを心配し、激励してくださったみなさま。
応援ありがとうございます(コメント返しできずでごめんなさい
びっちゃんはこの3日間、毎日病院に通い、皮下点滴をし、『ひとこぶラクダ』ならぬ、『ひとこぶびっちゃん』な姿で、体調の回復に努めています
おかげさまで、その後は吐くこともなく、また、昨日は待望の(?)ウンチョスもしました。
少しずつですが、確実に元の元気なびっちゃんに戻りつつあります



さて、そんなびっちゃんとびっpapaが病院に行った時のこと


どうだった?(・・?)と様子を尋ねたワタシに、びっpapaはこう答えてくれました。


:「今日はにんにく注射したみたい。お薬擦ってきますね、って言った後、黄色いのんを注射してた」と。


え!?にんにく注射!?先生の手擦り???


びっくりして明細を見てみるとそこには…

『筋肉注射』の文字が…


『にんにく注射』『筋肉注射』


確かに似てるけど…

(わ)にんにく注射はしてません

ちなみに、日本薬局方には、注射剤は『無菌製剤である』と明記されてます。
生にんにくをすりおろして皮下に注入する、なんていうことはないはずです…


たまに、お茶目な聞き間違いをするびっpapaです


びっちゃん 再び救急病院に行く…

2011年08月17日 | わさびの通院記
びっちゃんが6月以来となる粘血便と、そのあと初めて吐血をしました。
絶食させて、少し様子を見ていたのですが、その3時間ほど後に、再び吐血したので、その吐しゃ物を持って、深夜の救急病院に行きました。

今回も、レントゲン、血液検査、糞便検査、そしてエコーと、ひととおりの試験をしていただきましたが、明らかな原因特定には至らず…。
しかし、アミラーゼ値が高かったので、今回は『胃腸炎・膵炎の疑い』ということで、点滴治療をしていただきました。
深夜から6種類もの点滴剤を、6時間にわたり投与。
終了したのは、空が白々と明け始めた朝5時でした。


その後、消化器内科のある動物病院を訪れ、膵炎の確認のための精密検査を実施していただきました。
結果は後日…になりますが、そのあとも、吐き気止め、抗生剤を含む、皮下点滴剤を投与。
びっちゃんは、実に12時間ほどの間に、10回近くも注射針を刺される、という荒療治に耐えてくれました。


帰宅後、吐くことがなかったので、夕方、2日ぶりの食事(療法食)とお薬を…。

久しぶりの食事だからか、缶詰がおいしかったのか、あっちゅー間に平らげてくれました。


今週は皮下点滴と注射のために、集中的に病院に通うことになります。
昨晩はほとんど一睡もしていないせいか、少ししんどそうにはしているものの、食欲はしっかりあります。
なんでこうなる前に気付けなかったのか…という自責の念もありますが、我慢強いびっちゃんだからこそ、そんな素振りも見せず、またこれらの大変な治療にも耐えられたんだと思います。

明確な原因特定には至らなかったものの、できうる限りの処置を施してくださった先生方に感謝するとともに、これからのびっちゃんの強い力に期待します。
(わ)もっと食べたいです

関節炎にかかわる血液検査結果

2011年07月19日 | わさびの通院記
実は、まだネタにしていない、びっちゃんの健康関連の出来事が2つばかりありますので、そちらを備忘録的にアップします…


6月のとある時期。骨切り後の通院が終わりましたが、関節部分が腫れているような…体温が高いような…と感じる日がありました。
先生に確認したところ、『関節炎やリウマチの初期症状かもしれないので、できるだけ早く検査をしましょう』とのこと。
(関節炎:変形性関節症、化膿性関節炎、リウマチなど)


血液検査で、CRP(C-リアクディブ・プロテイン=体内に炎症が起きたり、組織の一部が壊れたりした場合に数値のあがるタンパク質の一種)、抗核抗体(ANA)、リウマチ因子検査、および関節液を採取しての精密検査をしてみることになりました。
関節液の採取は麻酔下で行うことになります。


結果ですが、今のところ『シロ』でした
血液検査の時点で、CRPの数値が『0.0』(=炎症を起こしていない)だったので、精密検査は実施しなくてもいいだろう、という判断で、関節液の採取はしなくて済みました。
抗核抗体、リウマチ因子の検査結果は数週間後に判明したのですが、こちらも問題なし、ということで、これら一連の症状は、ワタシの取り越し苦労だったようです
ホッ。


関節炎に関しては、骨折歴があるから…というのもリスクファクターのひとつにあげられるようですが、それだけでなく、加齢に伴って徐々に症状が出てくる、ということもあるようです。
今のところは『シロ』ですが、今後も『シロ』であり続けるとは限りませんので、引き続き、注意して様子を見ていく必要がありそうです


(わ)お顔もシロいよ

出ました(笑)

2011年06月12日 | わさびの通院記
先ほど、お待ちかねのブツがお出ましになりました

色は出血後…ということもあり、どす黒いものでしたが、いい固さのブツでした☆

快方に向かってくれてるようです

今晩あたりから、消化のよさそうなものでわんごはんを作ってあげようと思います


正常な色・形のウンチョスに戻るにはまだもう少しかかりそうですが、ご心配いただいたみなさま、本当にありがとうございました

びっちゃんはとってもゴキゲンです


びっちゃん 救急病院に行く…

2011年06月11日 | わさびの通院記
タイトルで驚かせてすみません。
結論としては、救急で行くほどのことではありませんでした、という内容ですので、安心してくださいね。


先日、びっちゃんは晩ゴハンのあと、急にしっぽを巻き、怯えたような表情に変わった後、トイレへ…。

初めての『血便』でした。
(以下、少々汚い話が続きます。ご了承ください)

お迎え日にウンチョスまみれでやってきた、というものの、普段のびっちゃんは下痢知らずの健康優良児。
下痢…ではないものの、血の混じった粘膜にまみれたウンチョスと、排便後に噴き出したジャム状の血。
(クリックで大きくなります)
私もびっちゃんも初めての事態でした。

とりあえず便の状態を写真に収めた後、便の一部をシャーレに取り、トイレ周りの処理を始めました。
感染性の細菌が原因だといけないので、私もラテックス手袋を着用して清掃作業。
仕上げにアルコールを噴霧して、作業を終了させました。

そのときのびっちゃんは、ちょっとクタッっとした様子ながらも、時折しっぽを振って私に愛想をふりまいていたので、本格的に悪い状態ではないことが予想できましたが、念のため、救急病院にかかることにしました。
(前回、骨切り手術後、皮膚の異変に気付きながらも、様子見でしのぎ、結果、皮膚の壊死を進行させてしまった、という苦い経験がありましたので、今回はあえて救急病院に赴きました)


レントゲンと血液検査、持ち込んだ糞便検査から、『腸炎』という診断でした。
診察から原因ははっきりとはわかりませんでしたが、飼い主的には思い当たる節がありました。
今週のわんごはんは、初めて食べさせた食材がありました。
小さくカットしていましたが、それが腸管壁を傷つけた可能性がありそうでした。
(一般的には食べても大丈夫な食材です。推測事項なので、詳細は記事内ではあえて伏せておきます)

腸内環境の改善と脱水症状予防のため、抗生剤の注射と、皮下点滴をしていただき、帰宅しました。

帰宅直後のびっちゃん

翌朝、絶食状態でかかりつけ医の元へ。
次のウンチョスの状態で判断しましょう、ということで、腸内環境を整える抗生剤(飲み薬)を2日分処方され、まずは対症療法でしのぎます。
夕飯は通常の7割量のドライフード。



1日ぶりの食事にがっつくびっちゃん。
食欲はあるようなので、悪い状態ではなさそうです…


そして現在、ウンチョス待ちの状態です(笑)


びっpapaが、びっちゃんの全快を祈念して(?)、ケーキを買ってきました
(いや、本人が食べたかっただけだろう(笑))
『濃厚抹茶ときなこのケーキ』とかいうものらしい

(わ)アタシにもください

やっぱり食欲はあるようです
そんなびっちゃんを横目に、飼い主は回復を願って、美味しく完食しておきました
早くきれいなウンチョスに戻りますように




おまけ
びっちゃんのウンチョス待ちをしながら、楽団の練習に行く仕度をしていたら…

(わ)

クンクンペロペロとちょっかいをかけてきました
それはいいから、早くウンチョスしておくれ~

でも結局、びっちゃんがウンチョスをしてくれるまで目を離せないので、練習は休みました
演奏会を目前に控えているので、参加しておきたかったけど、こればかりは仕方ないですね…