拙者、シェルティー・ラン吉でござる。
寒い日には、座敷でぬくぬくと惰眠をむさぼりたきところ・・・
飼い主につれ来られしは、都立「林試の森公園」でござる。
都立「林試の森公園」の歴史は、今から100年以上も前にさかのぼる。
当時、今の林野庁にあたる林野整理局がスタートした「試験苗田」のあとだそうで、かようなネーミングとか。
公園に一歩はいれば、都心の住宅地にあるとはとても思えぬ、静かな林がひろがっておる。
いざ参らん。 明るくひろい林が続いておるぞよ。
園路にそうて進めば、木立ちの高さに仰天でござる!
園路よりはずれて進めば、足元の霜柱のつめたさに仰天でござる!
「林試の森公園」、おそるべし!!!
拙者、帰路につくを欲せず・・・ さらなる散策をもとめて、しばし飼い主と交渉したほどでござった。
拙者・ラン吉 「あの~、こなたにも少々進んでみたいのでござるが・・・」
飼い主 「じゃあ、少しだけ行ってみようか。 次に来たら、こっちの方から歩こうね~!」
ささやかな願いも満たされ、新年早々から心身ともにリラックスした散策とあいなりました。