我が家の小さな庭に、あたらしい電柱がたつことになりました。
この場所です なじみの植木屋さんに、木をぬいて整地してもらいました。
じつは、我が家への引きこみ線は、今まで何十年も、ご近所さん2軒の敷地をとおっていました。
長い間お世話になりまして、どうもありがとうございました。
さて工事の日が決まると、電力会社の担当者さんが我が家を訪れて、いわく
「おたくの敷地内に、電柱と支線をたてさせていただきますので、敷地の使用料をお支払いいたします
電柱と支線、それぞれ1年で1,500円、3年分まとめて振り込みします」
へえぇ~~、そんな仕組み、はじめて知りました。
ということは、電柱がたってる公道にも、電力会社は、その管理者に料金を支払っているということ?
調べてみると、やはりそうなっていて、電力会社は、各自治体などが条例できめた道路の占用料金を支払っているそうです。
へえぇ~~、そんな仕組み、はじめて知りました。
ということは、鉄塔と鉄塔のあいだの送電線がとおっている下の土地の所有者にも、電力会社は、なにがしかの料金を支払っているのかしら?
調べてみると、やはりそうなっていて、電力会社は、高圧の送電線の下の土地の所有者に、線下補償料というのを支払っているそうです。
であれば、道路に設置している郵便ポストや公衆電話とか、道路の下に埋設されているガス管や水道管なども、その土地の管理者や所有者に占用料など支払っているのだろうなあ・・・と、かってに想像。
(実態は、さまざまのようであります・・・)
と今度は、NTTの下請け担当者さんが我が家を訪れて、いわく
「電力会社さんから連絡をもらいました。
電柱が引っ越しするそうですが、そうなれば電話線もいっしょに引っ越ししなければなりませんので、一つよろしく」
へえぇ~~、そんな仕組み、はじめて知りました。
でも、ちょっと待って! 我が家が使っているのは、NTTではなく、別の電話会社ですよ~~!
まあ、どこの電話会社にしても、電話線をはるのに電力会社の電柱を借りていることにかわりはなさそうですね。
調べてみると、電柱は電柱でも、電線と電話線の両方をはっているのは共用柱というのだそうです。
最近の電柱には、NTTの電話線だけでなく、いろいろな通信会社のケーブルなどもはってあるようですね。
地下にうめるのとちがって、地上なら安く早く簡単に、どんどん線をはりめぐらすことができるから、人のおおいところは、なにが何だかわからない線だらけになっちゃったんですね。
電線などは地下にうめて、地上はスッキリ、電柱のない地区もありますね。
ちなみに、電話線だけをはっている柱は「電信柱」といいますね。
だから、「電信柱」には電線ははってないんですね。
知っててもあまり役にはたたない事ですが、いろいろと納得しました。
さあ、そしてついに、我が家の小さな庭に、あたらしい電柱がたちます。
それは、見たこともない驚きの光景でした
次回につづく・・・