シェルティー ラン吉

拙者シェルティーラン吉でござる ラン吉のランは「団らん」のラン 一度しかない今日もろもろをラン吉ママがしたためまする

「仮称 メイちゃんの保護ストーリー 1」 ポチの思い出ものがたり-番外編- 2

2014-04-29 22:48:25 | ポチの思い出ものがたり

N子さんは、犬がだいすき

N子さんは、夫とこども達、おしゅうとめさんと郊外の住宅で暮らしながら、白くてちいさな犬を「シロちゃん」となづけ、それはそれは大切に育てていました

家族みんなで「シロちゃん」をかわいがり、こども達もすくすくとおおきくなっていきました

やがてこども達は独立し、夫とおしゅうとめさんとの三人暮らしになりました

大切に育てていた「シロちゃん」も、年をとって亡くなりました

N子さんははなれて暮らすこども達をおもい、亡くなった「シロちゃん」をしのんでは、人知れず枕をぬらす夜もありました

 

歳月がたって、N子さんは「シロちゃん」のことを思い出すことも、だんだん少なくなりました

それでも、近所でかわれている犬を見かけると、おもわず近づいて声をかけてかわいがり、「シロちゃん」を思い出しては、また涙をおとすのでした

 

そんなある日の朝、N子さんは家の外から聞きなれない犬のほえ声がつづいているのに気づきました

近所の犬の声でもないし、ほえ方がおとなしくなったかと思うと、また急にはげしくほえたりします

なにか尋常ならざる気配に、N子さんは、そのほえる声の主を確かめようと玄関から外へでました

すると、その声は、なんとN子さんの家の目の前のアパートから聞こえてくるではありませんか

近づいて目をこらして奥をのぞくと、アパートの廊下には、犬用のキャリーがおかれてあり、ほえる声はそこから聞こえてきます

こんなところに犬を放置するなんてひどいと、N子さんの胸はしめつけられる思いです

はやく飼い主に帰ってきてほしいと念じながらも、よその犬には何もできず、N子さんは家にもどるしかありませんでした

 

が、昼をすぎても、夕方になっても夜になっても、飼い主は帰ってくるどころか、犬のほえる声はますます大きくなり、狂ったようにほえつづけています

そのほえ声は、あまりにすさまじく、人の手にあまる凶暴犬かもしれないと思うほどでしたが・・・

N子さんは、どうにもいたたまれずに、とうとうそのアパートの廊下にはいって行き、おそるおそるキャリーのふたをあけてその中をのぞきこみました

すると、あんなに大声で、まる半日もヒステリックにほえつづけていた犬は・・・

見れば、数キロほどの、かわいい小さな白犬だったのです

あっ、この子はあの「シロちゃん」にそっくり、とN子さんは目をみはりました

こんな狭いキャリーにとじこめられて、犬は身動きもできず、水も食べ物もなくトイレもできない・・・

「ああ、あのシロちゃんが、こんなかなしい姿で戻ってきた・・・」

N子さんはあまりにかわいそうな犬を目のあたりにして、こみ上げるものをこらえきれません・・・

とはいえ、他人さまの部屋の前にいる犬を勝手にどうすることもできません

 

N子さんは泣く泣く自分の家にもどると、しばらくして、その犬は、はたとほえなくなりました

N子さんはようやく少しほっとしましたが、どうにも気になって玄関からのぞいてみると、アパートの前には、なんとパトカーがとまっています

いったい何があったのでしょう・・・

 


ナベさんの「美土里 (みどり) 通信」 第82号

2014-04-22 23:54:57 | 農人ナベさん

被災地・福島県で、震災後もずっと有機農業をいとなむ「農人ナベさん」へ

今月も、送ってくださった「美土里 (みどり) 通信」を拝見しました

 

 

やはり、あの大雪による被害があったのですね・・・ 

自然あいての農業は、本当にご苦労のおおいこととお察しします

 

そして、被害といえば、自然あいてではない、人災による原発事故の風評被害が、まだまだ続いているとのこと

東京電力と交渉しても、被害はなかなか認定してもらえずお疲れのご様子、わたしも心が痛みます

 

ナベさんからのおたよりにあった一文

「最近は、原発再稼働の気運もあり、あの原発事故にこりない政治家・産業界人などなど、あの時の福島県民の悲しみや苦しみをわすれ、景気や経済発展ばかり考えているようで、失望しています」

 

本当に、そのとおりですね・・・

何万という人の財産、将来、希望のある人生、安定した生活をうばった、あの原発事故がまだおさめられないというのに、再稼働とは・・・

原発事故さえなければ、福島の復興はもっと進んでいたはずなのに・・・

 

あの大震災と原発事故で被災された方々のことは、つねに心にとめ、忘れないでいきます

ナベさん、どうかお疲れのでませんように、そして、ご家族のみなさまも、どうかご自愛くださいますように・・・

 


4月の植物たち @ 小さな庭

2014-04-21 23:45:32 | 小さな庭@川崎 (~2014)

4月の植物たち @ 小さな庭

 

まずはシンビジューム、毎年はなやかですね

 

タマリュウの実は、いつもながら、ひっそりと・・・ 

 

すっくりとスイセンも咲きました

 

ユキノシタはずんぐりと・・・

 

青色のアイフェイオン

 

白色のアイフェイオン

 

黄色のオウバイ

 

つつじ

 

正月をかざったハボタンが、今はこんなにぐんぐんと・・・

 

ミヤコワスレの青葉とつぼみ、こちらも負けずにぐんぐんと・・・

 

負けずに伸びまくるハーブゼラニウム

 

こちらも、伸びまくるミントたち

 

その他おおぜい、伸びまくる、伸びまくる

 

 

新緑、初夏の候などという五月が、もうすぐそこまできていますね

 


「キビタン」~福島県の復興シンボル

2014-04-18 12:52:55 | 農人ナベさん

今月も、被災地・福島県の「農人ナベさん」から、有機栽培米ミルキークインがとどきました

袋をみると・・・ んっ、このキャラクターは

 

これは「キビタン」という、福島県の復興シンボルのキャラクターなのだとか

「キビタン」は、米袋にも登場して、福島の安全なお米を応援しているのですね

「キビタン」について、くわしくはこちらから → キビタンの部屋

ちなみに、「キビタン」は福島県の鳥「キビタキ」がモチーフなんだそうです

 


あさましき食欲にて・・・

2014-04-09 22:56:27 | ラン♪

拙者、シェルティー・ラン吉でござる

恥ずかしながら、拙者あさましき食欲にて・・・

だれにも負けぬ、早食いとその形相でござる

 

カリカリフードのトッピングは、母がゆでた野菜くず

こちらは、チキン入りバージョン

 

こちらは、たら入りバージョン

何日分もの冷凍とは、ずいぶんと手抜きになったものよのう・・・

 

そして、母手作りのドライ納豆

これは、一月以上も賞味期限のすぎた納豆の救済でござる

(作るあいだも、作ったあとも、めちゃめちゃ納豆くさかった・・・もう作らないで )

 

そして、おやつは、やはり母手づくりのロングクッキー

材料 ・・・ 薄力粉、たまご、のこり野菜

 

かように粗悪なおやつでも、拙者の辞書に「食べない」いうことばはない 

 

拙者ラン吉、快食・快便・快眠がきほんと心える

これからもストレスなく、安気に過ごしてまいりたい

 

 


2014年 春のスタート

2014-04-06 17:35:35 | 日々のくらし@川崎 ( ~2014)

シェルティー・ラン吉のおんな飼い主でございます

宮仕えの身のわたくし、現職10年目に突入し、あぶらも乗っていよいよベテランと評されるかと思いきや・・・

組織がかわり、あたらしく担当する業務がふえ、未処理案件をやまのようにかかえて・・・ 

もの覚えはわるく、もの忘れははげしく、老眼はすすんでしまい・・・ 

毎年サクラのさく時期には、お花見を楽しみにしているのでございますが・・・ 

ことしはお花見の計画をする余裕もなくて・・・ 

 

せめて、家族でお花見しようと公園にでむいてみれば、突然の雨

(2014/4/5 土曜、昼過ぎの公園―住吉さくら祭り)

 

翌日、今日こそ家族でお花見しようと準備していれば、突然の雷雨

(2014/4/6 日曜、昼過ぎの自宅まえ)

 

せめて、写真でお花見することといたします

 

 

 

 

本当は、こんなお花見がしたかったなあ・・・ 

 (2014/3/31 月曜、にぎわう公園のようす―パパ撮影)

 

雷雨があがれば、サクラそろそろ散りはじめてました

 

そんなこんなですが、2014年度もお仕事がんばります   

 


お米のご飯はおいしい (農業を応援します)

2014-04-03 23:49:54 | 農人ナベさん

大震災の被災地・福島の相馬で、有機農業をいとなむ「農人ナベさん」へ

4月をむかえましたが、そちらも少しはあたたかくなってきましたでしょうか。

この冬は、ことのほか雪がおおく寒い日がつづきましたが、野菜や豆などは、ぶじに越冬できましたか。

ことしも田植えにむけて、すでに色々なご準備をされていることと思います。

                

おいしいお米のご飯は、農家さんのご苦労なくしては食べられない、とても貴重なものですね。

水の管理がつねに必要な田んぼは、畑とはまたちがったご苦労がおありのことと思います。

とくに農薬や化成肥料にたよらない有機農法では、人の力で土をこやして稲そのものに生長する力をあたえ、病気や害虫などにつよくしていく。

こうして作られたお米のご飯がおいしいのは、あたりまえ、だれもが認めることですね。

                

日本はじめアジアでは、数千年来、ずっと主食として大切に食べられてきたお米。

神棚や仏壇のある家庭では、お米やご飯は、日常的なおそなえ物。

パンや麺のようにめんどうな加工の手間がなく、水と火となべさえあれば、保存した状態からわずかな手間で主食になれるお米。

しかも、ある程度の量で満腹になれて、腹もちもよく、栄養価もたかい。

                

なのに、どうして、こんな立派なお米の作付け面積が減ってしまうのか・・・

お米をはじめ、国内の食糧自給率は、もっとあげなきゃいけないのでは・・・

国内の小規模な農家さんの高齢化に、有効な対策はないのでしょうか・・・

もしも、TPPで安い輸入米がはいってきたら、国内の農家さんには死活問題・・・

将来おこりうる世界的な人口急増・食糧不足をすくうのは、お米の増産なのでは・・・

                

「農人ナベさん」のおいしいお米、日本の農業が、もっとはばたいていかれますように、ひそかに応援しています