センターは、一年生を迎えて、ようやく10日ほど経ちました。
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ようやく慣れてきたのかどうか?というところでしょうか。
と思ったのですが、いえいえ、まだまだですよね。
なにしろ10日経ったと言っても、このうち土・日があったり、
入学式があったりしたので、本当に1年生がセンターに来て
いたのは実質5~6日間。
まだ慣れるなんてとんでもないかも知れません。
なにしろ、大島小学校は先週の金曜日が初めての
学校の先生との集団下校でした。
川上もみんなを出迎えに行きました。
果たしてみんなが無事に帰ってきてくれるのかと、
ドキドキしながら大島保育園の近所の交差点まで。
すると、その交差点周辺には、下校してくる子どもたちを、
心配そうに見守り、出迎えてくださるお家の方々が
集まっています。
その中に混じって川上も子どもたち待ちました。
先生が説明する声が聞こえ、その後ろには真新しい
黄色い帽子をかぶり、隊列を組んで歩いてくる子どもたち。
横断歩道を渡ってくる子どもたちに
「お帰りなさい!」と声をかけて、
緊張がほどけて笑顔になるお家の方々。
ホッとしてお家の人に飛びつく1年生達。
出迎える側も、帰ってくる子どもたちも、
初めてのことにドキドキしているんですよね。
わたしもこの瞬間は、本当にドキドキしました。
待ち人が来た時のうれしさと言ったらいいのか、
とってもホッとするような気持ちと言ったらいいのか、
帰ってきた子どもたちを「ヨシヨシ」っと
頭ナデナデしてあげたい気持ちでした。
いや、していたかもしれませんが。
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春、4月は、このドキドキがないと始まりません。
でも、ドキドキ・ワクワクは同時に子どもたちにとっても
大人にとっても、大きなストレスであることは
間違いありません。
人間にとって最大のストレスは変化だとどこかで
読んだ記憶があります。
だとすれば、この春の生活の変化が洪水のごとく押し寄せる様は、
まさしくストレスの連続、ストレスのデパート、ストレスの
津波のようです。
嬉しい気持ちやなにかに隠されて、オブラートされて
気付かないだけで、本当は子どもも大人もストレスにさらされて
疲れているのではないでしょうか。
だから、4月、5月は、子どもたちの様子に最大の注意を払い、
一年間のスタートを上手く切れるようお手伝いしようと思うのです。
「先生、頭が痛い」
「ねぇ~、○○さんが叩いた!」
「せんせ-、足のここのところすりむいちゃった。」
「先生、眠い。」
「先生、おなかがすいた。」
「先生、ぼくこんなこと出来たよ。」
いろんな事を訴えてくる子どもたちのそばにそっと寄り添い、
子どもたちを、「大丈夫だよ」と言って受け止めて
あげられるになろうと思います。
半分は自分に言い聞かせているんですけどね。
いつもそばにいるよ。
だから、心配しないで、帰っておいで。
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Dreaming!! IKUEI!!
by 川上