月曜日の集団遊びで行った大縄跳びから
大縄ブームが始まっているようです。
きょうも体育館で男の子女の子声を掛け合って
「大縄やろう!」と言ってやっていました。
みんなでうまく跳べるようになるには、
少し時間がかかると思いますが、焦らず、
イライラせず、根気強く、楽しみつつ(←これ大事)
取り組んでほしいですね。
---
きょう、そうしたやりとりで、ある女の子が
泣いてしまいました。それもひどく傷ついて
泣いていたようでした。
早速女の子やまわりの人達からその経緯を聴いて、
ひどく残念でした。
その女の子は、大縄に参加して跳ぶんだけど、
どうしても引っかかってしまう。そりゃそうですよね。
いきなり上手い人はいない。
だけど、それに対して、一緒に遊んでいたまわりの
人達はなんと言ったか。
なわとびに失敗した人を締め出すようなことを
言ったのだそうです。それも厳しい口調で。
部活動でもないし、何かの特訓でもない。
みんなが公共のスペースで遊びでやっている大縄です。
それなのに締め出すとは…。それは仲間はずれです。
「それは、《いじめ》だよ。」
彼らにそう話し、女の子に対して謝罪するよう言いました。
その後じっくり話をしました。
悪いことだと気付いていないのか、また
自分たちがしたことが《いじめ》と言われるとは
思いもしなかったのか、彼らのうちの数人の表情には、
「え?」と言う様子が見えました。
しかし、彼らばかりを責めるわけにはいきません。
そんな風潮を育英センターの中に作っていたことを
深く反省しました。
遊びの中で子ども達同志が、当たり前のように
他人を批判して、攻撃してしまうことが多いと
以前から感じていました。
その都度指摘して、注意することはありましたが、
なかなか改善されませんでした。
わたし達大人の指導力不足と、勉強不足を感じます。
みんなが一緒に気持ちよく過ごせて、楽しめる遊びを
もっとリードして行かなくてはと反省しました。
そういう空間を保証して行かなくてはいけないと
反省したのでした。
---
好きなんだけど、楽しいんだけど、どうしても
うまくできないこととか、もうちょっと頑張れば
できそうなんだけど、ってこと皆さん大人も
ありましたよね?
川上も、子どもの頃、小学生の頃、好きなんだけど
うまくできないとか、失敗してしまうこと、
たくさんありました。
そんな時に、あったかい言葉をかけてもらったり
やさしく見守ってもらえると嬉しかったのを覚えています。
大人なら、誰でもかつて経験があると思います。
子どもの頃、近所の年上の友達とした手打ち野球、
缶蹴り、鬼ごっこ。
少年時代のマサノリ少年は、球技・運動あそびが
苦手だったから、よくボールをエラーしたり、
走ってもアウトにされたりってことがありました。
きつい野次、心ない言葉を言われたこともありますが、
そのとき自分をかばってくれたお兄さん達や、
ガキ大将的な人達って、すごく嬉しかった。
だからまたそのお兄ちゃん達についてまわって
一緒に遊んだ記憶があります。
本当に強い人は、弱い人の立場にも立ってものを
考えて行動できる人じゃないかと思うのです。
そして、見て見ぬふりをした人もやっぱり
いじめをする人と同じで、重い責任があると思うのです。
まわりで見ていた、一緒に遊んでいた友人たちも
見ていて不快に感じる言葉や行動をどうして指摘したり、
止めてあげられなかったのか。
いやなものをいやと言えるようになろう。
…そんなことを子ども達と話しました。
---
子ども達はストレスの多い世界に住んでいると
お父さんは言われました。
おっしゃる通り、子ども達はストレスの中に
いるんですよね。そう思います。
学校で勉強して、ヘトヘトで帰ってきているのに、
育英センターでも勉強・宿題、それに日替わりで
様々な学習があり、その間におやつや遊びがある。
家に帰ればまた夕食、テレビ、お風呂、睡眠をはさみ
また朝食、学校へ。
息抜きになる時間がどこにあるのかと考えてしまいます。
本来息抜きをするべき時間に育英センターで
いろんなことをしているから、ただでさえ放課後が自由じゃなく
窮屈な上にさらに窮屈なことをしているのかもしれません。
それでこうして、ケンカなりいじめなりがあったら、
わたしがまた彼らに指摘し、注意することも
きっとストレスになるのですよね。
で、またそのイライラがどこかにぶつけられる。
悪循環を感じます。
わたし自身、そして他のスタッフも、
もっと彼らの話を聞いて、交流をする時間を設けたら
いいのかなと、あらためて思いました。
それとエネルギーとストレスの発散の場を
積極的に設ける。
なんだか、ひどくとりとめない文章になりましたが、
どんなカタチが一番良いのか、どんな風に育英センターで
過ごすことがみんなが幸せなのか、いじめがなくせるか、
スタッフ、子ども達一緒になって、みんなが楽しく過ごせる
育英センターのあり方を、大いに考え、探っていこうと思います。
---
Change!! IKUEI!!
by 川上
大縄ブームが始まっているようです。
きょうも体育館で男の子女の子声を掛け合って
「大縄やろう!」と言ってやっていました。
みんなでうまく跳べるようになるには、
少し時間がかかると思いますが、焦らず、
イライラせず、根気強く、楽しみつつ(←これ大事)
取り組んでほしいですね。
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きょう、そうしたやりとりで、ある女の子が
泣いてしまいました。それもひどく傷ついて
泣いていたようでした。
早速女の子やまわりの人達からその経緯を聴いて、
ひどく残念でした。
その女の子は、大縄に参加して跳ぶんだけど、
どうしても引っかかってしまう。そりゃそうですよね。
いきなり上手い人はいない。
だけど、それに対して、一緒に遊んでいたまわりの
人達はなんと言ったか。
なわとびに失敗した人を締め出すようなことを
言ったのだそうです。それも厳しい口調で。
部活動でもないし、何かの特訓でもない。
みんなが公共のスペースで遊びでやっている大縄です。
それなのに締め出すとは…。それは仲間はずれです。
「それは、《いじめ》だよ。」
彼らにそう話し、女の子に対して謝罪するよう言いました。
その後じっくり話をしました。
悪いことだと気付いていないのか、また
自分たちがしたことが《いじめ》と言われるとは
思いもしなかったのか、彼らのうちの数人の表情には、
「え?」と言う様子が見えました。
しかし、彼らばかりを責めるわけにはいきません。
そんな風潮を育英センターの中に作っていたことを
深く反省しました。
遊びの中で子ども達同志が、当たり前のように
他人を批判して、攻撃してしまうことが多いと
以前から感じていました。
その都度指摘して、注意することはありましたが、
なかなか改善されませんでした。
わたし達大人の指導力不足と、勉強不足を感じます。
みんなが一緒に気持ちよく過ごせて、楽しめる遊びを
もっとリードして行かなくてはと反省しました。
そういう空間を保証して行かなくてはいけないと
反省したのでした。
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好きなんだけど、楽しいんだけど、どうしても
うまくできないこととか、もうちょっと頑張れば
できそうなんだけど、ってこと皆さん大人も
ありましたよね?
川上も、子どもの頃、小学生の頃、好きなんだけど
うまくできないとか、失敗してしまうこと、
たくさんありました。
そんな時に、あったかい言葉をかけてもらったり
やさしく見守ってもらえると嬉しかったのを覚えています。
大人なら、誰でもかつて経験があると思います。
子どもの頃、近所の年上の友達とした手打ち野球、
缶蹴り、鬼ごっこ。
少年時代のマサノリ少年は、球技・運動あそびが
苦手だったから、よくボールをエラーしたり、
走ってもアウトにされたりってことがありました。
きつい野次、心ない言葉を言われたこともありますが、
そのとき自分をかばってくれたお兄さん達や、
ガキ大将的な人達って、すごく嬉しかった。
だからまたそのお兄ちゃん達についてまわって
一緒に遊んだ記憶があります。
本当に強い人は、弱い人の立場にも立ってものを
考えて行動できる人じゃないかと思うのです。
そして、見て見ぬふりをした人もやっぱり
いじめをする人と同じで、重い責任があると思うのです。
まわりで見ていた、一緒に遊んでいた友人たちも
見ていて不快に感じる言葉や行動をどうして指摘したり、
止めてあげられなかったのか。
いやなものをいやと言えるようになろう。
…そんなことを子ども達と話しました。
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子ども達はストレスの多い世界に住んでいると
お父さんは言われました。
おっしゃる通り、子ども達はストレスの中に
いるんですよね。そう思います。
学校で勉強して、ヘトヘトで帰ってきているのに、
育英センターでも勉強・宿題、それに日替わりで
様々な学習があり、その間におやつや遊びがある。
家に帰ればまた夕食、テレビ、お風呂、睡眠をはさみ
また朝食、学校へ。
息抜きになる時間がどこにあるのかと考えてしまいます。
本来息抜きをするべき時間に育英センターで
いろんなことをしているから、ただでさえ放課後が自由じゃなく
窮屈な上にさらに窮屈なことをしているのかもしれません。
それでこうして、ケンカなりいじめなりがあったら、
わたしがまた彼らに指摘し、注意することも
きっとストレスになるのですよね。
で、またそのイライラがどこかにぶつけられる。
悪循環を感じます。
わたし自身、そして他のスタッフも、
もっと彼らの話を聞いて、交流をする時間を設けたら
いいのかなと、あらためて思いました。
それとエネルギーとストレスの発散の場を
積極的に設ける。
なんだか、ひどくとりとめない文章になりましたが、
どんなカタチが一番良いのか、どんな風に育英センターで
過ごすことがみんなが幸せなのか、いじめがなくせるか、
スタッフ、子ども達一緒になって、みんなが楽しく過ごせる
育英センターのあり方を、大いに考え、探っていこうと思います。
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Change!! IKUEI!!
by 川上