この時期、富士登山する方が多い。
でも、簡単なことだと思うと大違い。
高山病で、吐き気や頭痛など多くの人が経験する。
ケガや病気にだって起こる。
ローカル新聞に、山小屋の経営者の苦悩が載っていた。
何もなくて登山できればいいが、3000メートル級の高い山で人が多いと必ずケガや急病人がでてくる。
そうした人の救助に当たるのが、警察や消防の方々でも、その活動を山小屋の人たちが陰で支えている。
救助されたものの中に、なぜ救助が有料なのかと言い、自己負担経費を踏み倒されるケースが少なくないそうだ。
このままだと経営がたいへんだから、山小屋を閉じなくてはいけなくなる。
3000メートル級富士山で、間違えば命を落とすというのに、感謝の気持ちがないのね。
山小屋が減ると、登山者や警察・消防などいろいろところに、大変な影響がでてくる。
登山者みずから首をしめるようなものだ。