射水市聴覚障害者協会

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真生会コミュニケーションマイスター制度、第1号(手話)に認定されました(真生会富山病院)

2016年07月09日 | 社会の動き・情報(射水市・富山県)

以下引用 真生会富山病院  http://www.shinseikai.jp/info/hospital_detail.cgi?id=0353

 

 どんな患者さんにも安心して受診していただけるよう、
外国語や手話でコミュニケーションができる職員を表彰する
「真生会コミュニケーションマイスター制度」が設けられています。

その第1号に、PTS(患者満足)推進室の山田梨恵子フロアマネジャーが認定
されました。

「真生会コミュニケーションマイスター(手話)認定基準」
・全国手話検定3級(もしくは手話技能検定3級)
・手話奉仕員養成講座修了

山田フロアマネジャーは2015年に全国手話検定2級に合格しました。
※フロアマネジャーは患者さんのサポートを行うスタッフです。

以下、山田フロアマネジャーにインタビューした内容です。
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【Q】手話は、いつ頃から始めたのですか?

【A】小学校2~3年生だったと思います。

【Q】勉強していこうと思ったきっかけはなんだったのでしょうか?

【A】母が仕事で聴覚障害の方に対応することがあり、その方に手話で
  「おはようございます」「こんにちは」とあいさつしたいと思い、
  手話を学び始めました。

  私も母について行き、次第に私自身が、手話を学ぶことが
  楽しくなっていきました。

【Q】マイスターに認定され、
  どのようなフロアマネジャーを目指していきたいですか?

【A】手話ができる人が居るから安心だと思っていただけるようになりたいです。
   そのためにも手話の技術をもっと磨いていきたいと思います。

【Q】患者さんに伝えたいことはありますか?

【A】できるだけのお手伝いをさせていただきますので、
   安心して受診なさってください(^^)
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【画像】インタビューに応じる山田フロアマネジャー
インタビューに応じる山田フロアマネジャー

 

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真正会富山病院には、手話の出来るフロアマネジャーが数人います。
射水市手話奉仕員養成講習会(全課程)を受講したフロアマネジャーや受付の人もいます。
噂を聞きつけた、当協会会員の方々が安心して、この病院に多く訪れています。
ろう者がいつでも安心して医療を受けられるのが、私たちの願いですから、手話通訳サービスが出来る病院が一番安心ですね。

 

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