射水市聴覚障害者協会

障害者もあたりまえに地域で暮らしていけるまちをめざして…
日々の取り組みや聴覚障害者に必要な情報をお伝えしていきます。

手話を広める知事の会

2016年07月24日 | 法・条例・制度

2016年7月21日に「手話を広める知事の会設立イベント・手話言語フォーラム」が参議院議員会館にて開催されました。

下記の新聞記事を紹介します。

ーーーーーー

 

手話広める知事の会 33道府県が連携、国に法整備求め

以下引用 東京新聞 2016年7月22日 朝刊  http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201607/CK2016072202000127.html

 耳が聞こえない人たちがどこでも安心して手話を使えるような社会づくりを目指す「手話を広める知事の会」が二十一日、発足し、国会内で総会を開いた。知事同士が連携し、障害の有無にかかわらず誰もが手話を理解できるような取り組みを全国的に進めるほか、手話による情報提供を義務付ける「手話言語法」の制定を国に働きかける。

 会員になったのは三十三道府県の知事。会長には二〇一三年十月に全国で初めて手話言語条例を定めた鳥取県の平井伸治知事が就任した。平井知事は「ハンドブックを作成し、学校に手話普及の支援員を派遣した結果、子どもの手話を学ぶ意欲が高まった」と、条例施行後の変化を手話で紹介。今年三月に条例を定めた長野県の阿部守一知事も手話を交えてあいさつした。

 全日本ろうあ連盟によると、同様の条例は長野、鳥取を含めた全国八県で制定されている。

 

 

手話広める「知事の会」設立 阿部知事が副会長に

以下引用 信毎Web 2016年7月24日  http://www.shinmai.co.jp/news/nagano/20160722/KT160721ATI090017000.php

 手話言語法の制定を国に求める「手話を広める知事の会」は21日、都内の参院議員会館で設立イベントを開いた。長野など33道府県の知事が加わり、平井伸治鳥取県知事が会長に、阿部守一知事が副会長に就いた。

 聞こえない人の全国組織、一般財団法人全日本ろうあ連盟は、聞こえない子どもが手話を習得し、手話を言語として社会に普及する内容の手話言語法の制定を求めている。知事の会は、6月の「全国手話言語市区長会」に続いて設立された。

 設立イベントで、同連盟の久松三二事務局長は「東日本大震災や熊本の震災の避難所で、ろう者は語る相手がいない孤独にさいなまれた」とし、「ろう者にとって手話は命」と強調した。「ろう者の人権が尊重され、互いを理解し、共生する地域社会を実現していく」とする宣言文が発表された。阿部知事も手話を交えてあいさつ。長野県聴覚障害者協会の井出萬成(かずしげ)理事長=千曲市=と本木恵美子副理事長=飯山市=が手話で読み、阿部知事が音読した。

 同連盟によると、全国では長野を含む8県で手話言語条例が成立している。

 

ーーーーー

関連記事

 「手話を広める知事の会設立イベント・手話言語フォーラム」開催案内(全日本ろうあ連盟)