射水市聴覚障害者協会

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淡路市民の歌、手話で 市役所でビデオ撮影(神戸新聞)

2017年12月22日 | 法・条例・制度

以下引用 神戸新聞NEXT  2017/12/17 https://www.kobe-np.co.jp/news/awaji/201712/0010824356.shtml

 兵庫県淡路市民の歌「輝く淡路市」の手話バージョンのビデオ撮影が16日、淡路市役所であり、市内に住む聴覚障害者や手話同好会のメンバーら約20人が参加した。

 2016年度に制作された「輝く淡路市」は、一般市民から歌詞を募集し、市内の音楽家が曲を付けた。手話バージョンは、淡路聴力障害者協会と手話サークル津名のメンバーが、歌詞を手話に訳す作業などで協力した。

 ゆっくりと昇る太陽や輝く海、豊かな食材などを、イメージしやすい手話で再現。「夢が羽ばたく淡路市よ」では広げた両手を高く上げ、「飛躍する市」を表した。撮影は、歌に合った動作や表情などを互いに確認しながら進行。ラストシーンは門康彦淡路市長と2人の副市長も加わった。

 同サークルの小川弘美会長は「手話を広め、障害者への理解を深めるきっかけになれば」。同協会の柏木智之さん(52)=同市塩尾=は「練習は苦労もあったが、満足な作品が撮れた。歌を通じ手話への理解や取り組みが一層進むことを願う」とうれしそうだった。

 動画は編集され、1月中をめどに市のホームページで公開される。(内田世紀)