因幡屋ぶろぐ

劇評かわら版「因幡屋通信」主宰
宮本起代子による幸せの観劇記録。
舞台の印象をより的確により豊かに記せますよう・・・

文学座創立80周年記念公演『中橋公館』

2017-07-04 | 舞台
*真船豊作 上村聡史演出 公式サイトはこちら 紀伊國屋ホール 9日まで 物語は1945年8月15日に始まる。中橋家のあるじ徹人(石田圭祐)は、医師として半世紀に渡り、阿片中毒などの治療のために蒙古まで足を延ばして邁進してきた。82歳になった今も剛健で食欲旺盛。衰えることを知らない。ほうぼうで慕われているらしいが、妻あや(倉野章子)、長男勘助(浅野雅博)はじめ3人の娘たち(浅海彩子、名越志保、𠮷野実 . . . 本文を読む
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